トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest

提供:MTG Wiki

2021年5月4日 (火) 22:40時点におけるTaxin (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Leovold, Emissary of Trest / トレストの使者、レオヴォルド (黒)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) アドバイザー(Advisor)

各ターン、各対戦相手はそれぞれカードを2枚以上引くことができない。
あなたかあなたがコントロールするパーマネントが、対戦相手がコントロールする呪文か能力の対象になるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。

3/3

コンスピラシー:王位争奪で登場した黒緑青伝説のエルフアドバイザードローに関する2つの能力を持つ。

1つ目の能力は、対戦相手のみ追加のドローを禁止する。対戦相手が統治者になっても無意味にできるほか、Timetwister系の手札をリセットするドローと相性がよい。自分だけ消耗した手札をリセットしつつ、対戦相手の手札を1枚にすれば多大なアドバンテージを得られる。

2つ目の能力はアカデミーの事務局長レイン/Rayne, Academy Chancellorを思わせる擬似的な除去耐性。範囲がすべてのパーマネントプレイヤーまで及ぶので、タッパー本体火力まで使うことをためらわせることができる。単体除去はもちろんのこと、布告などもプレイヤーを対象に取ることがほとんどのため、一度戦場に出ればカード・アドバンテージを失わずに対処することは困難。

レガシーでは各種手札破壊渦まく知識/Brainstormリシャーダの港/Rishadan Port、果てはレオヴォルド自身へのカラカス/Karakasなど、かなり広範囲に対する対策になる。それまでミッドレンジが弱点としていた軸の違うデッキやコンボデッキに弱いという点はこれの登場によって改善された。青黒赤緑コントロールでは中核カードとして活躍しており、この名を冠して「4Cレオヴォルド」と呼ばれている。

さらに強力なドローの跋扈するヴィンテージにおいてもMoxなどのサポートで使われる。環境柄クリーチャーへの全体除去をほぼ見ないので、出てしまえばほぼ確実にアドバンテージを得ることができる。特にストームデッキのフィニッシャーに使われることの多い苦悶の触手/Tendrils of Agonyに対しては、ストームが解決されて大量の呪文のコピーが生成されると、それらが解決される前に大量のドローが行えるため相性がよい。精神壊しの罠/Mindbreak Trapを引ければまとめて対処できるし、ストーム数がぎりぎりなら意志の力/Force of Willなどでも助かるかもしれない。

2017年4月24日、統率者戦禁止カードに指定された。

ルール

  • 2枚目以降のカードは、引くこと自体が禁止されるので、引くことを置換した行動をとることもできない(CR:614.17c)。例えば、カードを引くことを発掘で置換することなどができなくなる。
  • あなたと、あなたのコントロールするパーマネントの両方が、対戦相手がコントロールする同一の呪文や能力の対象になった場合、レオヴォルドは2回誘発する。しかし、あなたが同一の呪文に2回対象にとられたときには(集団的蛮行/Collective Brutalityの1つ目と3つ目の両方の対象にとられたときなど)、1回しか誘発しない(CR:603.2d)。

ストーリー

レオヴォルド/Leovoldは都市国家トレスト/Trestからパリアノ/Palianoに派遣されたエルフの大使。随員たちを用いて諜報活動を行いながら、パリアノの権力争いを楽しんでいる。

詳細はレオヴォルド/Leovoldを参照。

参考

QR Code.gif