試練に臨むギデオン/Gideon of the Trials

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2017年7月1日 (土) 17:29時点におけるY-Y (トーク | 投稿記録)による版
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Gideon of the Trials / 試練に臨むギデオン (1)(白)(白)
伝説のプレインズウォーカー — ギデオン(Gideon)

[+1]:パーマネント1つを対象とする。あなたの次のターンまで、それが与えるダメージをすべて軽減する。
[0]:ターン終了時まで、試練に臨むギデオンは破壊不能を持つ4/4の人間(Human)・兵士(Soldier)クリーチャーになる。これはプレインズウォーカーでもある。このターン、これに与えられるダメージをすべて軽減する。
[0]:あなたは「あなたがギデオン(Gideon)・プレインズウォーカーをコントロールしているかぎり、あなたはこのゲームに敗北できず、対戦相手はこのゲームに勝利できない。」を持つ紋章を得る。

3

アモンケットで登場したギデオン忠誠度能力ダメージ軽減、自身のクリーチャー化、条件付きの白金の天使/Platinum Angel相当の紋章の獲得。

+1能力
口輪/Muzzle相当のダメージ軽減。
過去のカードでは荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Waveの+1能力が近い。比較すると、対象パーマネントに与えられるダメージは軽減されないため、こちらから能動的に対処しやすくなっている。あちらは元々自身のパーマネントを対象に取れなかったため、防御として使えないという点はデメリットでもない。こちらは自分のパーマネントにも使えるため、例えばペインランドなどと併用するときには有効。パーマネント全般を対象に取れるため機体からもダメージを受けなくなるのは嬉しいが、どちらにせよ少数のフィニッシャーで攻めてくるデッキには強く、数を並べてくるデッキ相手だと効果が薄い能力である。また2番目の+0能力を活かす目的で、これを維持しやすくするために忠誠度を上げていく使い方ももちろん有効。
1番目の+0能力
ギデオン恒例の、破壊不能とダメージ軽減能力を持つクリーチャー化能力。
過去のギデオンの中でも、サイズが固定値であるものの中では軽い歴戦の戦士、ギデオン/Gideon, Battle-Forgedと並んでサイズが小さい。特に登場時点のスタンダードでは闇の掌握/Grasp of Darkness除去されてしまうのは厳しく、2番目の+0能力で紋章を得ているなら猶更リスクは高い。それでも3マナにして4/4破壊不能のクロックは多くのデッキに対して脅威であり、この能力で前のめりに攻めていく盤面も多いだろう。
2番目の+0能力
ギデオンをコントロールしている限り敗北しないという派手な効果の紋章を得る。
紋章でありながら忠誠度を消費しないため、着地してすぐに使える。重ね張りに意味がない効果なので、一度使えば充分である。ただしこの能力を使ったターンは無防備になるうえ初期忠誠度は3とやや低いため、返しに総攻撃されてギデオン諸共こちらのライフを削り切られては意味がない。ビートダウン相手だとリスクが高いため、どちらかというと対コンボ向け。もしくは天使の嗜み/Angel's Graceのように、自分自身で利用してコンボの用途で使うこともできる。もちろん後続のギデオンがいるならば、1枚目のギデオンで紋章を得つつ除去のために手番を使わせた上で2枚目を展開して盤石な体制を築いてもよい。

総じて軽さの割に攻防共に優れたプレインズウォーカーであり、リミテッドではもちろん初手級の爆弾カード。構築でももちろん強力だが、最大の逆風は登場時点のスタンダードで、1マナ重い代わりにより強力なゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikarと同居していること。クリーチャー化しながら忠誠度を上げられる点、クリーチャー化したときのサイズが一回り大きい点、トークン生成による盤面掌握力、強力な紋章で使い捨てて重ね引きが腐らない点など、多くの点であちらに軍配が上がる。いっそこちらの紋章を維持することを目当てにして両方投入するのも面白いか。

強力なライバルがいながらも軽さを取って採用されることはあり、スタンダードでは一部のマルドゥ機体に、モダンでも青白コントロールサン&ムーンで採用される例が見られる。

関連カード

ストーリー

ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの陰謀を阻止するため、ゲートウォッチ/The Gatewatchの仲間たちとともにアモンケット/Amonkhetにやって来たギデオン/Gideon。故郷テーロス/Theros神々とはまるで異なるオケチラ/Oketraの神性に心打たれ、この地の神々が執り行う5つの試練に挑む。

詳細はギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)を参照。

参考

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