インスタントメント(Insta-chantment)

ミラージュ・ブロックで登場したインスタント・タイミングでプレイできるエンチャントの総称。個別エンチャント強化計画の1つ。ミラージュ・ブロックのそれらはソーサリーがプレイできないときにプレイされた場合、ターン終了時にそれを生け贄に捧げなければならない。

Lightning Reflexes / 電光石火 (１)(赤)
エンチャント — オーラ(Aura)

あなたは、電光石火をそれが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。あなたがソーサリーを唱えられないときにそれを唱えた場合、それがなったパーマネントのコントローラーは、次のクリンナップ・ステップの開始時にそれを生け贄に捧げる。
エンチャント（クリーチャー）
エンチャントされているクリーチャーは、+1/+0の修整を受けるとともに先制攻撃を持つ。

その後マスクス・ブロックや神河ブロックなどでも採用された。こちらではターン終了時にそれを生け贄に捧げる必要がなくなっていて、単純かつ強化されている。

Flaming Sword / 燃えたつ剣 (１)(赤)
エンチャント — オーラ(Aura)

瞬速
エンチャント（クリーチャー）
エンチャントされているクリーチャーは+1/+0の修整を受けるとともに先制攻撃を持つ。

インスタントメントは、インスタント・タイミングでプレイされてもエンチャント呪文であることにかわりはないので、そのようなときでも通常どおり無効/Annulなどの「エンチャント呪文を打ち消す」呪文でカウンターできる。
現在、ミラージュ・ブロックのインスタントメントは「実存」という能力を得るようになっている。

生け贄に捧げる能力が状態誘発型能力であり、それをもみ消し/Stifleで打ち消しても次のターンまで場に残すことができなかった時期もあったが、最新のOracleでは、生け贄に捧げる条件は「実存を失うこと」になったので、虚空粘/Voidslimeなりもみ消し/Stifleすればずっと場に残せる。