シヴ山の隕石/Shivan Meteor

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2014年1月29日 (水) 04:57時点におけるSk (トーク | 投稿記録)による版
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Shivan Meteor / シヴ山の隕石 (3)(赤)(赤)
ソーサリー

クリーチャー1体を対象とする。シヴ山の隕石はそれに13点のダメージを与える。
待機2 ― (1)(赤)(赤)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(1)(赤)(赤)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが2個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)


5マナで13点、待機で使えば時間は掛かるが3マナ13点と、ずば抜けたコスト・パフォーマンスを持つ火力。大抵のクリーチャーを消し炭にしてしまえる値である。もうここまで来ると、プレイヤーに撃てない点を含め、に多い単純破壊タイプの除去に近いといえる。

X火力の基本である猛火/Blazeで同じダメージを出す場合、実に14マナが必要となる。約3分の1のマナで同じダメージをたたき出すのだから、このダメージでこのコストは異常なまでに軽い。とは言え、ここまでして単体のクリーチャーを狙い撃ちで仕留めたい状況が出てくるかどうか。オーバーキル感が強く漂っているのは否めない。

単体除去としてみた場合、待機するよりも即座に唱えたいことが多いため、5マナのソーサリーとして評価することになるだろう。地割れ/Fissureと比較すると、待機が付いたかわりに柔軟性に劣り、単体除去として登場時期が近い恐怖/Terror破壊の宴/Wrecking Ballなどと比べると、「重いし、汎用性もさほど高くない」という評価に落ち着くのではないだろうか。赤単色のソーサリーと言えば猛烈に食うもの/Magnivore燃え立つ願い/Burning Wishとのシナジーが連想されるが、所詮それだけである。隣の多色推奨であるラヴニカ・ブロックにはショックランド印鑑で他のを加えることは容易であり、ローウィン=シャドウムーア・ブロックの方にも多くの多色推奨カードがある。大抵は黒をタッチする方がより良い解決となるだろう。

もちろん、リミテッドでは貴重な除去であり、赤いデッキを組むなら問題なく投入できる。

開発秘話

初期デザインは20点火力であったが、10点と20点の間にすることが決定され、20点火力は別の機会に置かれることとなった。Card of the Dayの担当は、13点なのはデベロップチームの誰かが土着のワームが好きだったのかもね、と推測している。(→Card of the Day 2007/02/22邦訳)参照)

参考

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