シヴ/Shiv
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シヴ/Shivはドミナリア/Dominariaの地名。リミテッド・エディションのシヴ山のドラゴン/Shivan Dragonが初出の、マジック最古の地名の1つ。
[編集] 解説
シヴは火山の多い小大陸で、ドミナリアで最も赤マナが豊富な地域である(地図)。Great Ocean(大海洋)の北に位置し、南西にジャムーラ/Jamuraa大陸、南島にオタリア/Otaria大陸、南にはヴァーデンス/Verdenthの島がある。
人間のギトゥ族、ヴィーアシーノ、ゴブリンが文明を築いているほか、ドラゴンによる国家(Dragon Nations)も存在する。ここのゴブリンは珍しく知的でありアーティファクトを操る技に長けている。また周囲の「炎の輪(ring of fire)」と称される海域は沸点近くまで熱されていて、安全に渡る術を知っているのはヴィーアシーノ族だけと言われる。
ゴブリンとヴィーアシーノ族は長い間いがみ合っていた。それはマナ・リグ/The Mana Rigという施設のためであるが、それはスラン/Thranのパワーストーン/Powerstone工場であった。もともとシヴゴブリンは工場の整備者、ヴィーアシーノ族は実際の作業者として生み出されたのである。その後2つの種族の関係は修復され、ウルザ/Urzaの指導のもとでヴィーアシーノとゴブリンがパワーストーンの生産に従事した。
ジョイラ/Jhoiraの故郷であり、ファイレクシア/Phyrexia軍の侵攻時に彼女と親交があるテフェリー/Teferiが大陸や住人ごと別の次元にフェイズ・アウトさせ、戦線から離脱した。
時のらせん期にテフェリーがプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを捧げることで、シヴはドミナリアへと戻された。
[編集] 最初の噴火/The First Eruption
最初の噴火/The First Eruptionとはシヴの地に伝わる神話で、ギトゥ/Ghituによって語り継がれている英雄譚。ドミナリア(エキスパンション)にてカード化された。
[編集] 訳語の変遷
日本語版マジックが初めて発売された第4版では、「Shivan」を「シヴ山(さん)の」と翻訳された(シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon)。その後、ウルザズ・サーガ~アポカリプスまでは「シヴの/Shivan」と翻訳されたが、次元の混乱・未来予知では再び「シヴ山」と翻訳されている。
[編集] 関連カード
[編集] カード名に登場
- シヴの抱擁/Shiv's Embrace
- シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon
- シヴの使者/Shivan Emissary
- シヴの地溝/Shivan Gorge
- シヴの収穫/Shivan Harvest
- シヴのヘルカイト/Shivan Hellkite
- シヴ山の隕石/Shivan Meteor
- シヴのオアシス/Shivan Oasis
- シヴのフェニックス/Shivan Phoenix
- シヴの猛竜/Shivan Raptor
- シヴの浅瀬/Shivan Reef
- シヴ山の砂魔道士/Shivan Sand-Mage
- シヴ山のウンパス/Shivan Wumpus
- シヴのワーム/Shivan Wurm
- シヴのゾンビ/Shivan Zombie
[編集] フレイバーテキストに登場
- 酸性土/Acidic Soil
- 弧状の稲妻/Arc Lightning
- ドロモザウルス/Dromosaur
- 電撃虫/Electryte
- 尻込み/Falter
- 針蟻/Fire Ants
- 刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing
- 湯焼/Scald
- 岩滓のワーム/Scoria Wurm(ウルザズ・サーガ)
- 芝地の傷み/Turf Wound
- 悪徳のカヴー/Vicious Kavu
- 燎原の火/Wildfire(ウルザズ・サーガ)