墨流しのネフィリム/Ink-Treader Nephilim
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Ink-Treader Nephilim / 墨流しのネフィリム (赤)(緑)(白)(青)
クリーチャー — ネフィリム(Nephilim)
クリーチャー — ネフィリム(Nephilim)
プレイヤー1人がインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるたび、その呪文が墨流しのネフィリムのみを対象としている場合、その呪文が対象とすることができる他の各クリーチャーに対し、その呪文をコピーする。各コピーは、各クリーチャーのうち別々のものを対象とする。
3/3黒なし赤緑白青のネフィリムの能力は自身に撃たれた呪文に対する放射/Radiateのような能力。修整等の強化呪文を使用することで、自分の他のクリーチャーも恩恵にあずかることができる。
対戦相手にも効果が及ぶため、数で押している時か回避能力がないとパンプアップ呪文での全体強化などはしづらい。またもちろん相手に利用される可能性があることにも注意が必要。特に、黒でないため、黒の除去が効いてしまうことにも注意。
特権階級/Privileged Positionも一緒に出せば、一方的に悪用することができる。
- コピーのコントローラーは元の呪文のコントローラーではなく墨流しのネフィリムのコントローラーである。たとえば自分がコントロールするこれに相手が稲妻のらせん/Lightning Helixを撃ってきた場合、コピーによる大量ライフゲインをするのは相手ではなく自分になる。逆に相手が黒焦げ/Charをこれに撃ってくれば、コピーによる大量のダメージを受けるのも自分になる。
- 「その呪文が対象とすることができる」の判定は、コピー元の呪文のコントローラーを基準として行う。上記のケースで「対戦相手のクリーチャーのみを対象とできる」呪文をコピーした場合、あなたがコントロールする他のクリーチャーすべてに対してコピーされるが、対象不適正のため立ち消えする(墨流しのネフィリムのFAQを参照)。
- 2013年1月のオラクル変更により、CR:114.8cに合わせて、「墨流しのネフィリムのみがその呪文の対象となっている場合」という表記から「その呪文が墨流しのネフィリムのみを対象としている場合」という表記に変更された。
利用例
- 野生の寸法/Wildsizeや早変わり/Quickchangeでクリーチャーの数だけドロー。
- 巨大化/Giant Growthなどの強化系ですべてのクリーチャーがパワーアップ。
- 稲妻のらせん/Lightning Helix、光り輝く炎/Brightflameでクリーチャーを破壊しつつ大量ライフゲイン。
- 対象を取らない秘儀呪文は、対象を取る秘儀を連繋すれば大量に増やせる。
- 脅しつけ/Threaten、怒りの狂乱/Blind with Angerですべてのクリーチャーを奪う。
- 祝福の息吹/Blessed Breathが擬似アクローマの祝福/Akroma's Blessingに。
- これに単体除去を撃ってリセット。特に撲滅/Eradicateは強力。
- 秘密の帷/Veil of Secrecyで全員アンブロッカブル。
- ぐるぐる/Twiddleで陥穽/Ensnare+みなぎる活力/Vitalize。
- 今を生きる/Seize the Dayで戦闘フェイズ大量追加。
- 光輝呪文を使うと……?
- 複製の儀式/Rite of Replicationで戦場の全てのクリーチャーのコピー・トークンが得られる。2回目を唱えたり、キッカーしたりするとすごい数に。
- 大笑いの写し身/Cackling Counterpart自分のクリーチャーのコピー・トークンが得られる。フラッシュバックで唱えるとさらにすごい数に。
関連カード
サイクル
- 過去耕しのネフィリム/Yore-Tiller Nephilim
- 光り眼のネフィリム/Glint-Eye Nephilim
- 砂丘生みのネフィリム/Dune-Brood Nephilim
- 墨流しのネフィリム/Ink-Treader Nephilim
- 魔女の腑のネフィリム/Witch-Maw Nephilim