アンヒンジド
提供:MTG Wiki
アンヒンジド/Unhingedは、エキスパンションの一つ。
アングルードの続編で、銀枠(基本土地は黒枠)。アングルードとの直接のかかわりは無い。
アングルードで不評だったダイス投げカード、破るカード、クラムフォークなどは採用していない。 代わりにミニゲームをするカードや、新クリーチャー・タイプのロバ、分数などが新たに登場している。 また、初めての能力語としてゴチが登場した。
その他の主要なメカニズムとして、アーティスト・マターや、カード名に関するカードが多数存在する。 アングルードでは難しかった新デザインならではのレイアウトのカードも多数ある。
ルールを破っているカードも非常に多い。 分数のパワー・タフネス・マナが存在していたり、無限大のマナが存在していたり、新しい独自の領域まで登場している。
また、マジックのカードにおける様々な新(珍)記録が誕生した。
ミラディン以降登場していなかったマルチカラーカードも収録されている。 カード枠のデザインが変更されてから通常のセットとしてマルチカラーカードが登場するのはこれが初めて。
- アングルードに続き独特なレイアウトとJohn Avonによる綺麗なイラストがカードのほぼ全面を飾る基本土地カードが登場し、注目を集めた。 →画像:平地、島、沼、山、森
- これの発売発表が2004年4月1日だったため、当初誰もがエイプリル・フールの嘘だと思ったのだった。
- 日本語版は存在していないが、カード名にはJNRにより認定された「準公式版」と言える日本語名が存在する。Whisperの訳もそれに合わせてあり、このMTG Wikiでの各カード個別評価ページでも括弧書きで併記してある。
パッケージ・イラストはRichard Garfield, Ph.D.、Gleemax、Mana Screw。 エキスパンション・シンボルは U を蹄鉄風にアレンジしたもの。
2004年11月19日発売。全140種類(と発表されているが、実は141枚目のカードが存在する)。
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隠し?メッセージ
アングルードにも存在していたが、カード下部に書かれた謎の英単語をつなげていくとボツカードの名前になる。なお、並べ方は全カードをアルファベット順で逆順(ZからAへ)にするとよい。
Here are some more cards that didn't make it.
- Moronic Tutor
- Lint Golem
- Wave of Incontinence
- I'm Quitting Magic
- Bob from Accounting Castrate
- Mishra's Bling Bling
- Dead Bunny Isle
- Circle of Protection: Pants
- Time Fart
- Sliver and Onions
- Kobold Ass
- Thanks, Master
- Barn
- Mild Mongrel
- Robo-Samurai
- Obligatory Angel
- Chump-Brocking Orphan
- Wrath of Dog
- Celery Stalker
- Hugs-A-Lot Demon
- Assticore
- Codpiece of the Chosen
- Hurl
- What the Cluck?!
- Nachomancer
- Scrubotomy
- Arcbound Noah
- Darksteel spork
- Look at Me I'm Accounts Receivable
- Hydro Djinn
- Bad Stone Rain Variant
- S.O.B.F.M.
- Pinko Kami
- Purple Nurplre
- Form of Uncle Istvan
- Them's Fightin' Wards
- Spleen of Ramos
- Fifteenth Goblin Pick
- Squizzle Nabizzle Zombie
- Cheerleading Squack Two-Way Myr
- Bone Flute 2
- Electric Boogaloo
- Magic Offline
- Nutclamp
- Bwahahahaaa!
- Dragon Ass
- Phyrexian Sno-Cone Machine
- Chimney Pimp
- R.T.F.C.
- Greased Weasel Flame War
- We Don't Need Onay(On) Stinkin' Merfolk Ting!
- and Disrobing Scepter (again!)
事前情報
- 送還/Unsummonを使うことによってカードを引ける2枚のカードがある。
- Richard Garfield, Ph.D.のみでもう1枚は不明。Yet Another AEther Vortexか?(ライブラリートップがクリーチャーの時)
- たった4マナの16/16クリーチャーがある。
- 「いつでも、どこでも」働く起動型能力を持つカードがある。
- あなたの靴に関するカードが2枚ある。
- 新しい領域に関するカードがある。
- 対戦相手のデッキに入るカードがある。
- カード2枚のコンボで27/27クリーチャーになるものがある(そのうえ新しい姿のランページも持つ)。
- 泥穴/Mudholeを使う意義のあるカード。
- あなたや対戦相手が何もしなくてもサイズを変えられるカードがある。
- 過去からのカードが2枚、あなたを未来に送るカードが1枚ある。
- 過去から:Old FogeyとBlast from the Past、未来へ:Time Machine
- FAQの最初に「はぁ?」なんて書かれるような、わけのわからないカードも1枚ある。
デザイン
デザイン・チーム | マーク・ローズウォーター/Mark Rosewater (lead) |
ブレイディ・ドマーマス/Brady Dommermuth | |
ブランドン・ボッシ/Brandon Bozzi | |
ランディ・ビューラー/Randy Buehler | |
開発チーム | ??? |
アート・ディレクター | ??? |
参考
- ジョークエキスパンション・アンヒンジド―君の待ち望んでいたもの(WotC、英語)
- "アン"直な始まり方(WotC、英語)
- "アン"なゲーム(WotC、英語)
- アンヒンジドの舞台裏―2004年版"アン"セットの見栄えのデザイン(WotC、英語)
- ティフアナの夜/Tijuana Nights
- Unhinged(WotC、製品紹介)
- Unhinged FAQTIWDAWCC(公式FAQ/WotC、by Mark Rosewater)
- カード個別評価:アンヒンジド
- カードセット一覧