TES
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TES(The Epic Storm)は、レガシーに存在するストーム系コンボデッキ。
ロング・デック後継デッキのレガシー版であり、特別なギミックを用いないものを総じてこう呼ぶ。
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)
ソーサリー
各プレイヤーは、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。あなたはあなたのライブラリーのカードを上から10枚、追放する。その後各プレイヤーはカードを最大7枚まで引く。
ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondや水蓮の花びら/Lotus Petalなどの0マナアーティファクトをばら撒き、さらに暗黒の儀式/Dark Ritualや炎の儀式/Rite of Flameなどでマナ加速しつつストームを大量に稼ぐ。燃え立つ願い/Burning Wishや冥府の教示者/Infernal Tutorで必要なカードをサーチしつつ、最後は、巣穴からの総出/Empty the Warrensや苦悶の触手/Tendrils of Agonyに繋げフィニッシュする。
一連の動きの補助としては、先細りの収益/Diminishing Returnsや不正利得/Ill-Gotten Gainsがよく用いられる。これらはメインデッキとサイドボードに1枚ずつ投入され、燃え立つ願いと冥府の教示者のどちらからも持ってこられるようになっていることが多い。
また、ザンティッドの大群/Xantid Swarmやオアリムの詠唱/Orim's Chantなどもメインデッキから採用されることもある。
同環境には、同様の動きをするIGGy-POPが存在するが、あちらは不正利得のギミックを中心にまわすデッキであり、厳密には異なる。IGGy-POPよりも墓地対策に若干の耐性を持つため、未来予知頃にはストームデッキはこの形が多くなった。
むかつき/Ad Nauseam登場後はこのデッキからANTが派生していき、神秘の教示者/Mystical Tutorを失ったANTが炎の中の過去/Past in Flamesや定業/Preordainを採用し、ロングゲームにも強くなった一方で、TESは炎の儀式/Rite of Flameや金属モックス/Chrome Moxといったマナ加速に支えられたコンボスピードが魅力であった。
目次 |
サンプルレシピ
初期型
アラーラの断片参入後
- 備考
- SCG Team Open Worcester on 07/14/2018 優勝(参考)
- 使用者:Bryant Cook
- フォーマット
The EPIC Storm(Legacy) [1] | |||||||||||||||||||||||
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- この時期のTESは巣穴からの総出/Empty the Warrensを重視しており、メイン・サイド合わせて4枚採用されている。