利用者:Yoidome/sandbox
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悪事/Crimeとは、サンダー・ジャンクションの無法者で導入されたルール用語。
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Omenport Vigilante / 日本語名が判明したら入れる (1)(白)クリーチャー ― 人間(Human) 傭兵(Mercenary)
あなたが悪事を働いたターンの間、(---------)は二段攻撃を持つ。(悪事を働くとは、対戦相手や対戦相手がコントロールしているものや、対戦相手の墓地にあるカードを対象とすることである。)
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Marchesa, Dealer of Death / 死のディーラー、マルチェッサ (青)(黒)(赤)伝説のクリーチャー ― 人間(Human) ならず者(Rogue)
あなたが悪事を働くたび、(1)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたのライブラリーの一番上にあるカード2枚を見る。そのうち1枚をあなたの手札に、残りをあなたの墓地に置く。(悪事を働くとは、対戦相手や対戦相手がコントロールしているものや、対戦相手の墓地にあるカードを対象とすることである。)
3/4カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。
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定義
悪事を働く/Commit a crimeとは、以下のものを対象にして呪文を唱えたり、起動型能力を起動したり、誘発型能力をスタックに置くことを意味する。
解説
対戦相手や、それのコントロールするものなどを対象にすることを「対戦相手に対する悪事」として表現したルール用語。
サンダー・ジャンクションの無法者では各色に悪事を働くことを参照するカードが存在する。(確定したら入れる)ではリミテッド・アーキタイプになっている。安易に無限コンボを組めないよう、「悪事を働くたび」誘発する能力のうちマナを要求しないものは1ターンに1度しか誘発しない制限がかかっていることが多い。
- フレイバー的には奇妙だが、対象にさえしなければ、たとえ虐殺/Massacreや家の焼き払い/Burn Down the Houseといったいかにも犯罪的な呪文でも悪事を働いたことにはならない。
- 対象を取らないカードには全体除去もいくつか存在するので、「一人殺せば悪人だが、100万人殺せば英雄」ということなのかもしれない。
- 逆に、秘密のランデブー/Secret Rendezvousなど相手に利益を与えるものであっても条件を満たせば「悪事を働いた」ことになる。
ルール
- 「悪事を働く」条件を満たした呪文・能力が打ち消されたり、対象を変更されたりしても、依然としてあなたは悪事を働いたままである。
- 定義された4つのものを対象にしていない場合は、対象を取る効果でも悪事にはならない。裂け目掃き/Riftsweeperで追放領域にある対戦相手のカードを対象にした場合などが該当する。
開発秘話
悪役をテーマとした「サンダー・ジャンクションの無法者」を開発するにあたり、「悪事を働く」というルール・テキストにメカニズム的な意味を持たせたいとMark Rosewaterが要求したことがこのメカニズムのはじまりである。
当初は
の3つのいずれかを満たす呪文で「悪事を働いた」ことになっていた。しかし2.は単体火力1回で2回悪事を働いたことになる、3.は状況起因処理との相互作用が複雑といった問題があったため取り下げられ、代わりに能力にも対応するようになった。ノーコストで悪事を複数回働ける能力が複数存在したため、プレイテスト段階で悪事を参照するカードの多くに1ターンに1回の誘発制限が設けられた[1]。
脚注
参考
- Outlaws of Thunder Junction Mechanics/『サンダー・ジャンクションの無法者』メカニズム(Daily MTG 2024年3月27日 Matt Tabak著)
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- ルーリング