世慣れた見張り、デルニー/Delney, Streetwise Lookout
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Delney, Streetwise Lookout / 世慣れた見張り、デルニー (2)(白)伝説のクリーチャー ─ 人間(Human) スカウト(Scout)
あなたがコントロールしていてパワーが2以下であるすべてのクリーチャーは、パワーが3以上であるクリーチャーにはブロックされない。
あなたがコントロールしていてパワーが2以下であるクリーチャーの能力1つが誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する。
カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。
パワーが2以下のクリーチャーに回避能力を与え誘発型能力の誘発も増やす伝説の人間・スカウト。
必然的に小型クリーチャーを主体としたウィニーに採用することになるが、相性のよい全体強化を併用しづらくなるのは難点。回避能力を活かして強力なサボタージュ能力や攻撃誘発型能力を持つクリーチャーを優先して採用するなど、打点不足、戦闘における打たれ弱さをカバーできるように構築しておきたい。やはりウィニーと相性のよいトークンについても、誘発型能力を持つものは限られているので相性がよいのは一部のみ。
リミテッドの場合、終盤には数合わせになりがちな小型クリーチャーをアタッカーとして利用しやすくなるのは優秀。一方で相性のよいカードにデッキ全体を寄せるのが難しくなる。これ自身も効果の範囲に含むため、とりあえず疑似潜伏持ちとしては扱えるが、ある程度意識して小型クリーチャーもピックするようにしておきたいところ。
ルール
- 誘発型能力とは、「~~したとき/When ~~」「~~するたび/Whenever ~~」「~~の開始(終了)時に/at the beginning(end) of ~」と書かれた能力である。「~~が戦場に出るに際し/As ~~ enters the battlefield」「~~は+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る/~~ enters the battlefield with +1/+1 counter」などと書かれた能力は誘発型能力ではなく常在型能力であり影響を受けない。その他基本的なルールは誘発型能力#追加で誘発するを参照。
- 戦場のクリーチャー・パーマネントの能力のみ追加で誘発する。戦場に出ていないクリーチャー・カードの誘発型能力は追加で誘発しない(CR:109.2)。
- あなたがコントロールしているクリーチャーの能力が誘発した後では、それのパワーを2以下に減少させても、その能力が追加でもう1回誘発することはない。同様に、あなたがコントロールしていてパワーが2以下であるクリーチャーの能力が追加でもう1回誘発した後では、それのパワーを3以上に増やしても、その追加の誘発型能力をスタックから取り除かない。
- 領域変更誘発以外の通常の誘発型能力は、そのイベントが起こった後の状態を見て誘発するという点に注意。
- 例:変装したクリーチャーが表向きになったことで誘発する誘発型能力は、表向きになったクリーチャーのパワーが2以下であったときのみ追加で誘発する。
- 例:情熱的な扇動者/Impassioned Oratorが戦場にいるとき、銅纏いの先兵/Coppercoat Vanguardが戦場に出た。情熱的な扇動者の能力が誘発するとき、銅纏いの先兵の常在型能力の継続的効果を受けてそのパワーは3であるため、デルニーによって追加で誘発することはない。
ストーリー
デルニー/Delneyはラヴニカ/Ravnica在住の人間/Human。女性。
ケイヤ/Kayaの見立てによると、彼女の外見は12、13歳程度で、物心ついた時から門なし/Gatelessとして過ごしてきたような冷淡さがある。
作中ではアルキスト・プロフト/Alquist Proftの手紙をケイヤに届けた。ケイヤはデルニーに伝言を預けようとしたが、目を離した一瞬の合間に彼女の姿は消えていた。
- 登場記事・登場作品
- Murders at Karlov Manor | Episode 7: Rot before Recovery/第7話 復活の前に腐敗あり(Magic Story 2024年1月15日 Seanan McGuire著)