Tawnos's Coffin
提供:MTG Wiki
アーティファクト
あなたは、あなたのアンタップ・ステップにTawnos's Coffinをアンタップしないことを選んでもよい。
(3),(T):クリーチャー1体を対象とし、それとそれにつけられているすべてのオーラ(Aura)を追放する。そのクリーチャーの上に置かれているカウンターの種類と数を記録する。Tawnos's Coffinが戦場を離れるかアンタップ状態になったとき、その前者の追放されたカードをオーナーのコントロール下で、タップ状態かつ記録された種類と数のカウンターが置かれた状態で戦場に戻す。そうした場合、その他の追放されたカードをオーナーのコントロール下でそのパーマネントにつけられた状態で戦場に戻す。
クリーチャーを一時的にゲームから隔離するアーティファクト。エンチャントだったOublietteを、再利用できるようにアーティファクト化したものともいえる。
アンタップ状態になると戻ってきてしまうものの、対象を追放する能力を繰り返し使用できるのが強み。しかもインスタント・タイミングで使えるため、除去されそうなクリーチャーを守るために有用。またクリーチャー数体で代わる代わるブロックしつつETBや「戦場を離れたとき」の能力を使い回してもよく、いざとなれば相手のクリーチャーを押さえ込むこともできる。バルデュヴィアの大軍/Balduvian HordeのようなデメリットのETBを持つクリーチャーには間接的な除去になるだろう。
リミテッドでは、コストがかかるものの非常に凶悪。収録されているMasters Editionやアンティキティーには有用なETB持ちはいないものの、第10版とからめたリミテッドでは慈悲の天使/Angel of Mercyやネクラタル/Nekrataalなど強力なものが揃っている。またこれで追放したクリーチャーはタップ状態で戦場に戻ってくるので、これ1枚で相手のブロッカーを一時的に2体無効化できる。
- 一時期、1998年12月のオラクル更新で「ゲームから取り除く(追放)」から「フェイズ・アウトさせ、タップ状態であるかぎりフェイズ・インしない」ように変更されていた(参考)。これによってミラージュ以前のフェイジング関連の能力を持ったカードとなっていたが、Masters Editionリリースに伴う2007年9月7日のオラクル更新で「ゲームから取り除く」を用いるように戻された。
- オーラも一緒に追放され、クリーチャーが戦場に戻ったときにそれにつけられた状態で戦場に出る。Bestial FuryのようなETBつきオーラを有効利用できる。