否定の力/Force of Negation

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2019年7月11日 (木) 11:39時点におけるつらら (トーク | 投稿記録)による版
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Force of Negation / 否定の力 (1)(青)(青)
インスタント

あなたのターンでないなら、あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札から青のカード1枚を追放してもよい。
クリーチャーでない呪文1つを対象とし、それを打ち消す。これによりその呪文が打ち消されたなら、それをオーナーの墓地に置く代わりに追放する。


モダンホライゾンピッチスペルサイクルは非クリーチャー呪文限定の雲散霧消/Dissipate

意志の力/Force of Willのほぼ直系となるリメイクモダン環境では意志の力が使えず、一般的にピッチスペルや軽い打ち消しの質があまり良くないものの、これは早いコンボへの対策として非常に優秀。

ピッチスペルとして使えるのは対戦相手のターン限定ではあるが、最序盤での致命的な呪文への対策やマナが出せない状況での牽制となる。土地フルタップしていても手札を2枚持っているだけでブラフとしても扱える。

また、打ち消した呪文は追放される点や比較的容易に生撃ちが可能な点、ピッチスペルのコストライフ支払いが不要な点など、本家より優れている点も多い。

ただ、自分のターンでは効率の悪い否認/Negateになりがち。クリーチャー呪文を対象にとれないため、意志の力のような汎用性はなく、脅威となるクリーチャーに対しては別途対処手段を設ける必要がある。

総じて少々目立つ欠点はあるものの、ピッチスペルの打ち消しとしては非常に高性能といえる。

モダンでは環境に一定数存在する超高速コンボを咎める存在となった。また、青白コントロールにおいて3、4ターン目にフルタップして精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorなどの強力なプレインズウォーカー等を唱えられるようになったように、一部デッキカウンターを構えながら能動的な行動をとることができるようになり、攻撃面でも大変有効なカードとなっている。

レガシーでも追加の意志の力として、メインデッキサイドボードを問わずに採用されることがある。打ち消した呪文は追放されるため、陰謀団式療法/Cabal Therapy炎の中の過去/Past in Flamesのようなフラッシュバック呪文を使うコンボに耐性が上がり、壌土からの生命/Life from the Loam擁する土地単アグロローム等のアドバンテージ源をシャットアウトできる。点数で見たマナ・コストが生撃ちに耐えうる値であるのも大きく、ゲームが長引きやすくアドバンテージの量で勝負する青白奇跡4cレオヴォルドではその点も重宝される。また、マナ否定戦略によって対戦相手の行動回数を縛るCanadian Threshold青赤デルバーなども、対戦相手の数少ない抵抗手段を打ち消すことができ、さらにこのカードのディスアドバンテージが響いてくる前に勝負を決めることができるため採用されている。ライフ支払いが必要ない点もバーン等の高速でライフを削るデッキに相対した時は嬉しい。

関連カード

サイクル

モダンホライゾンの力サイクルあなたターンでないなら、マナ・コスト支払う代わりに、自身と同じカード手札から追放することで唱えられるピッチスペル美徳の力/Force of Virtue以外はインスタントで、美徳の力も瞬速を持つ。いずれもレア

ピッチスペルの代表格、意志の力/Force of Willに着想を得ている。

参考

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