東屋のエルフ/Arbor Elf
提供:MTG Wiki
1マナになったかわりに、アンタップできる土地に制限がついた草原のドルイド僧/Ley Druid。もしくは直接緑マナを生み出すのではなく、森を経由する形になったラノワールのエルフ/Llanowar Elves。
1マナ域の疑似マナ・クリーチャーであり、またエルフでもある。ラノワールのエルフ同様、エルフ・デッキの戦力に各種デッキのマナ基盤補助に働いてくれる便利な1枚。
ラノワールのエルフと比べ、土地がないと機能しなくなった一方で、土地さえあれば応用が効くようになった、と言える。基本土地タイプの森を持っているならアンタップできるため、ショックランドやデュアルランドを使って多色の補助もできる。繁茂/Wild Growthなどがついた森をアンタップすればより高い効率でマナ加速ができるし、クリーチャー化した森をアンタップすれば警戒のような振る舞いも可能だし、何らかの理由でタップ能力を持った森があればそれの補助もできる。
ゼンディカー・ブロック構築では2ターン目に皮背のベイロス/Leatherback Balothを出すために活躍した。基本セット2013での再録時は、ラノワールのエルフが基本セット落ちしたことに加えて隣接するラヴニカへの回帰ブロックにショックランドなど相性がよいカードが多いこともあり、広く用いられている。
- 他のプレイヤーの森も対象にできる。多人数戦で役に立つかもしれない。
- この能力は森をアンタップするだけでありマナ能力ではない。コスト支払いの求めに応じて使える機会はない(マナ能力の解説も参照)。
- カジュアルプレイならば手順を省略しても受け入れられる可能性もあるが、競技レベルの大会ではトラブルを招くので注意。当然Magic Onlineでは受け付けてくれない。
- マナを出すのに土地を経由するため、魔力のとげ/Manabarbsによってダメージを受けてしまうのもラノワールのエルフとの違いのひとつ。