円盤の大魔術師/Magus of the Disk
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クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
円盤の大魔術師はタップ状態で戦場に出る。
(1),(T):すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。
白の大魔術師はネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk(またはアクローマの復讐/Akroma's Vengeance内蔵クリーチャー)。
白は全体除去やエンチャント・アーティファクト対策を得意とする色であるため、色の役割的には適切な配置と言える。本家の「色を選ばず使える」という強みがなくなってしまい、特に特定パーマネントに触れない黒や赤の最後の切り札として働くことができなくなったのは寂しいが、白を含むコントロール・デッキではリセットボタンとして活躍できる。
サイクルのほかのカードに比べ、クリーチャーになったことを利点に変えやすい。まず、これ自身がブロッカーとして働くことで対戦相手により多くのクリーチャーの展開を強いることができるため、ある程度自己完結している。またクリーチャーは再生や破壊不能で保護しやすいため、能力の使い回しが比較的容易になっている。特にロクソドンの教主/Loxodon Hierarchとのコンボは強力。
召喚酔いをするという欠点はあるものの、本家の「タップ状態で戦場に出る」能力も受け継いでいるため、どちらにせよ召喚してすぐには能力を起動できないので気にする必要はあまりない。むしろ戦場に出たターンはブロックに参加できない点に気を付けたい。
- 愚か者の死/Fool's Demiseをエンチャントした状態で能力を起動すると円盤の大魔術師は戦場に戻る。戦場を離れたときの誘発型能力は、戦場を離れる直前の状態を見るからである(CR:603.6d)。
- 斥候の警告/Scout's Warningを使って対戦相手の終了ステップに唱えれば、戦場に出てから能力を起動するまでの隙を大きく減らせる。
関連カード
サイクル
時のらせんの大魔術師サイクル。過去の強力なアーティファクトと同じ効果の能力とマナ総量を持つ。括弧内は元になったカード。
- 円盤の大魔術師/Magus of the Disk(ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk)
- 壺の大魔術師/Magus of the Jar(記憶の壺/Memory Jar)
- 鏡の大魔術師/Magus of the Mirror(Mirror Universe)
- 巻物の大魔術師/Magus of the Scroll(呪われた巻物/Cursed Scroll)
- 燭台の大魔術師/Magus of the Candelabra(Candelabra of Tawnos)
ストーリー
円盤の大魔術師/Magus of the Diskは屍道士ネビニラル/Nevinyrralの研究者・信奉者(イラスト)。首にはネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskを模したシンボルを提げている(→The Italicized World of Time Spiral参照)。
- タラン/Tarranという名の円盤の大魔術師が不毛の栄光/Barren Gloryのフレイバー・テキストに登場している。