未練ある魂/Lingering Souls
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飛行を持つ白のスピリット・クリーチャー・トークンを2体生み出すトークン生成呪文。深夜の出没/Midnight Hauntingがソーサリーになった代わりに、黒マナをコストに含むフラッシュバックを得た。
3マナで2体、5マナ分割払いで4体、フラッシュバック前提で手札から捨てたりライブラリーから直接墓地に落としても2マナで2体。いずれの使い方でもなかなかのコスト・パフォーマンス。
複数体のトークンを生む呪文共通の単体除去耐性に加え、フラッシュバックのおかげで、使うタイミングをずらせば全体除去にも対処でき、カウンターや手札破壊にも強い。総じて優秀なカードであり、ビートダウンでもコントロールでも扱いやすい1枚。
深夜の出没が既に実績を残していたこともあり、こちらも参入直後からスタンダードで活躍。全体強化手段を利用した白黒トークンやスピリットのシナジーを活用した青白黒スピリットのキーカードとして活躍している。その他ライブラリーの多くを墓地に置くFritesでもブロッカーを生み出す手段として採用される場合がある。
リミテッドでも言うまでもなく強力で、アンコモンとは到底思えない。
- 「分割払い可能な1/1飛行4体」というのはスタンダードの前環境で猛威を振るった戦隊の鷹/Squadron Hawkを連想させる。比較すると初動はこちらが1マナ重いが、総コストはこちらの方が軽い。他にも各種シナジーや除去耐性の違いがある。
2012年4月2日(Magic Onlineでは同年3月28日)より、イニストラード・ブロック構築で無形の美徳/Intangible Virtueと共に禁止カードに指定される。白黒系トークンデッキが環境を支配していたため、環境に多様性を取り戻すのが目的。
関連カード
サイクル
イニストラードのフラッシュバックに対抗色のマナを要求する呪文のサイクル。いずれもアンコモン。
- 農民の結集/Rally the Peasants
- 記憶の旅/Memory's Journey
- 掘葬の儀式/Unburial Rites
- 捨て身の狂乱/Desperate Ravings
- 蜘蛛の発生/Spider Spawning
闇の隆盛のフラッシュバックに対抗色のマナを要求する呪文のサイクル。いずれもアンコモン。
- 未練ある魂/Lingering Souls
- 神秘の回復/Mystic Retrieval
- 命取りの魅惑/Deadly Allure
- 燃える油/Burning Oil
- 追跡者の本能/Tracker's Instincts
イニストラードのサイクルはカラー・ホイールの2つ左の色のマナを、闇の隆盛のサイクルは2つ右の色のマナを要求する。
参考
- Lingering Souls(DairyMTG.com、Building on a Budget、文:Jacob Van Lunen)
- カード個別評価:闇の隆盛 - アンコモン