霜のタイタン/Frost Titan
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Frost Titan / 霜のタイタン (4)(青)(青)
クリーチャー — 巨人(Giant)
クリーチャー — 巨人(Giant)
霜のタイタンが対戦相手1人がコントロールする呪文や能力の対象になるたび、それのコントローラーが(2)を支払わないかぎり、それを打ち消す。
霜のタイタンが戦場に出るか攻撃するたび、パーマネント1つを対象とし、それをタップする。それはそれのコントローラーの次のアンタップ・ステップの間にアンタップしない。
青のタイタンはパーマネントの拘束。擬似タッパーでもある。リミテッドでは主力又はブロッカーを封じつつ6点のクロックを刻める安定したフィニッシャー。
自身を対象とする、対戦相手がコントロールする呪文や能力のマナ・コストを、擬似的に増加させるような、一種の除去耐性といえるリスティック系能力を持つ。仮に除去を撃たれてしまっても、青の特権たる打ち消しで守ってやれば、通常通り打ち消したときよりも大きなテンポ・アドバンテージを獲得できる。同じく追加マナを求めるマナ漏出/Mana Leakが同時収録されているのも追い風。こちらからマナ拘束を仕掛けてやるのも良い。除去が困難になる上に、2番目の能力でリカバリーを遅らせることができる。同セットの破壊的な力/Destructive Forceなどは良い相方。
タップの方は、直接的にアドバンテージを得られるわけではなく、対象も単一のため、ウィニー相手での制圧力には些か欠ける。一方、先出し後出し問わず単一のカードを柔軟に抑え込めるため、フィニッシャーが一点突破してくるタイプのデッキには極めて有効に働く。サイクル中「アンチ・タイタン」としての評価も高い。
- 1番目の能力は、霜のタイタンが戦場にある間(パーマネントである間)にのみ働く。スタックや墓地にある時に対象になっても誘発しないので注意。
- シー・モンスター/Sea Monsterのほぼ上位互換。しかし、2番目の能力は強制であるため、対戦相手のパーマネントを対象にできない場合は自分のパーマネントをタップしなくてはならない。
- 2番目の能力は、どのパーマネントでも対象にできる。そのパーマネントがタップ状態であってもかまわない。
関連カード
サイクル
基本セット2011のタイタン・サイクル。いずれも神話レアで6マナダブルシンボル6/6の巨人であり、戦場に出たときと攻撃したときに誘発する誘発型能力を持つ。基本セット2012でも引き続き再録されている。
- 太陽のタイタン/Sun Titan
- 霜のタイタン/Frost Titan
- 墓所のタイタン/Grave Titan
- 業火のタイタン/Inferno Titan
- 原始のタイタン/Primeval Titan