永劫の輪廻/Enduring Renewal
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アイスエイジのクリーチャー回収用エンチャント。これが戦場に出ると、戦場にいるクリーチャーは何度でも使い回せるが、ライブラリーから新しいクリーチャーを引けなくなる。
ビートダウンの除去対策としても一応は使用できる。ドロー呪文を多用するデッキには向かないが、一部のキー・クリーチャーに頼るデッキならそれを何度でも使い回すことができるし、全体除去後もリカバリーしやすい。白であることを活かして逆に自分から神の怒り/Wrath of Godを撃ってもいい。
ただ、どちらかと言えばこのカードはコンボデッキのパーツとして用いられることのほうが多かった。0マナ・クリーチャーと、生け贄に捧げる手段を用意すれば、生け贄に捧げる効果をほぼ無限に使用できるのだ。登場直後はアシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarとトリスケリオン/Triskelionを利用した無限コンボが登場。テンペストでゴブリンの砲撃/Goblin Bombardmentが加わった後は、ペブルスやココアペブルスのキーカードとしてエクステンデッドで一世を風靡した。
- アイスエイジ添付のマニュアルには、これと羽ばたき飛行機械/Ornithopter、堕天使/Fallen Angelというコンボが書かれていた。
- 「手札に加える」効果ならデメリット能力を無視して新しいクリーチャー・カードを手に入れられる。ネクロポーテンス/Necropotenceや豊穣/Abundanceと相性がいい。
- 時のらせんでタイムシフトとして再録、日本語カード名も得た。
- この時代であれば、野生の朗詠者/Wild Cantorと組み合わせての無限ループに伏魔殿/Pandemoniumやぶどう弾/Grapeshotを加えると瞬殺コンボとなる。→エンデュアリング・キャンター
- 親和に組み込むこともできる。0マナ・クリーチャー(羽ばたき飛行機械・金属ガエル/Frogmite)・生け贄に捧げる手段(電結の荒廃者/Arcbound Ravager)共にデッキに揃っているからである。コンボが成立せずとも上記の通り除去への対抗手段になる。
- ローウィンで登場した想起持ちクリーチャーと相性がよい。想起の能力を延々使い回すことができるため。
- 修正すると衰微する土/Decaying Soilや新たな夜明けの印形/Sigil of the New Dawnになる。