その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin

提供:MTG Wiki

2009年12月31日 (木) 15:22時点における133.205.104.218 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Makeshift Mannequin / その場しのぎの人形 (3)(黒)
インスタント

あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをその上にマネキン(mannequin)・カウンターが1個置かれた状態で戦場に戻す。そのクリーチャーがその上にマネキン・カウンターが置かれ続けているかぎり、それは「このクリーチャーが呪文や能力の対象になったとき、これを生け贄に捧げる。」を持つ。


クリーチャーを壊れやすくしてリアニメイトするカード。 ほぼインスタントゾンビ化/Zombifyであるが、呪文能力対象になると生け贄に捧げられてしまうというデメリットが付く。

既存のリアニメイトデッキで使う場合、たしかにインスタントとなったことで相手の隙はつき易くなったが、通常リアニメイトデッキはリアニメイトした少数のクリーチャーで押し切る形をとるので、壊れやすくなるというデメリットの方が痛く、既存のリアニメイトカードとすんなり挿げ替えることはできない。このカードに合ったクリーチャーを選んで釣ってやる必要があり、その意味では既存のリアニメイトカードとは一線を画す。

被覆プロテクション持ちのクリーチャー、センギアの吸血魔/Sengir Nosferatuのように一時的に戦場から離れて戻る能力を持つクリーチャーなら、「壊れやすくなる」効果を大体無視できる。また、単純に187クリーチャー等、壊れても損にならないクリーチャーを使うのも一つの選択である。この場合CIP能力次第ではよりインスタントである点を生かしやすい。

ブロックで登場した想起頑強との相性がよく、特に想起とのシナジーではスタンダードローウィン=シャドウムーア・ブロック構築でその名を冠したマネキンコントロールを生み出した。また、同時期のリアニメイトでもボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkiteを釣る手段としても活躍している。

壊れやすいことを逆手にとって墓地に落ちることで効果を発揮するクリーチャーを用いるのもよい。ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築ではエレメンタルデッキに積まれ、苦手とするフェアリー相手にカウンター霧縛りの徒党/Mistbind Cliqueの隙を突いて目覚ましヒバリ/Reveillark等を戦場に出すために活躍した。

  • 覇権は対象を取らないため、これで釣ったクリーチャーを利用することが可能。その後覇権持ちクリーチャーが戦場を離れた場合、マネキン・カウンターが乗ってない状態で場に戻ってくることになる。(戦場から取り除かれた時点で別オブジェクト扱いされるため)

参考

QR Code.gif