他のプレイヤーをコントロールする

提供:MTG Wiki

2018年8月26日 (日) 21:46時点における河川 (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

他のプレイヤーをコントロールする/Controll Another Player効果が存在する。


Mindslaver / 精神隷属器 (6)
伝説のアーティファクト

(4),(T),精神隷属器を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。あなたはそのプレイヤーの次のターンの間、そのプレイヤーをコントロールする。(あなたはそのプレイヤーが見ることのできるすべてのカードを見て、そのプレイヤーのすべての決定を行う。)


目次

ルール

他のプレイヤーをコントロールしているとき、そのプレイヤーが本来行うべき選択や決定を、コントロールしている側が選択したり決定したりする。

  • 複数のプレイヤー・コントロール効果が同じプレイヤーに影響を及ぼす場合、タイムスタンプ順に上書きしていき、最後に発生したものだけが有効になる。
  • 他のプレイヤーをコントロールしている間も、通常通り、自分自身に関する選択や決定を行える。
  • 他のプレイヤーをコントロールしている間も、それによってオブジェクトのコントロールが得られるわけではない。
  • 他のプレイヤーにコントロールされているプレイヤーが何らかのオブジェクトの情報を見ることができる場合、プレイヤーのコントローラーもそれを見ることができる(例えば、コントロールされているプレイヤーの手札や、そのプレイヤーがコントロールしている裏向きパーマネントの表など)。
  • 他のプレイヤーのコントローラーは、コントロールしているプレイヤーに認められている、あるいは何らかのオブジェクトによりしなければいけない全ての選択や決定を行う。
    • もちろんBlacker Lotusなどのコストの一部として相手のカードをビリビリに破いてもよい。逆に、もしそうされそうになったら即座に投了すべきだろう(そのタイミングでの投了は認められている)。
  • 他のプレイヤーのコントローラーは、ルールやオブジェクトによって必要とされていない選択や決定を行えない。また、トーナメント・ルールによって必要とされている選択や決定を行えない。
  • あるプレイヤーを次のターンの間コントロールする場合、そのターンの間ずっとそのプレイヤーはコントロールされる。クリンナップ・ステップの間の選択も、コントロールを得ているプレイヤーが行う。
  • 総合ルールに記載されていないが、コントロールしている他のプレイヤーのサイドボードを見る事は出来ない。また、何らかの効果がそのプレイヤーにゲームの外部にあるカードを選ぶように指示したとしても、あなたは、そのプレイヤーにカードを選ばせることはできない。例えば、願いなどを使わせたとしても、選択不可能であるため不発となる。
    • 以前は、2011年1月1日発効版のマジック・イベント規定で「自分がコントロールしているプレイヤーのサイドボードを見てもよい」と規定されていたが、異界月のリリースノート(プレリリース・イベントの2016年7月16日から有効)にてルール変更が告知された。
    • それよりさらに前は、現在同様に本人しか見ることができないとされていた。ただし、見る事が出来ないだけで干渉自体は可能であったため、条件を指定されていない死せる願い/Death Wishなら無作為にカードを持ってくる事が出来た。
  • 他のプレイヤーのコントローラーは、コントロールしているプレイヤーに投了させることはできない。逆に、プレイヤーは他のプレイヤーにコントロールされている状態でも投了できる。
  • 双頭巨人戦などの共有チーム・ターン選択ルールを使用するゲームにおいては、あるプレイヤーをコントロールする場合、そのチーム全体をコントロールする(CR:805.8)。

このほか、マナ・バーンがあった頃は、「他のプレイヤーに(ターンを)コントロールされているプレイヤーは、マナ・バーンでライフを失わない」というルールが設けられていた。基本セット2010発売に伴う総合ルールの更新で、マナ・バーンの廃止とともにこのルールは削除された。

該当カード

関連

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif