アヴァシンの帰還
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アヴァシンの帰還/Avacyn Restored | |
シンボル | アヴァシン教会の十字架 |
略号 | AVR |
コードネーム | Roll |
発売日 | 2012年5月4日 |
セット枚数 | 全244種類 |
アヴァシンの帰還/Avacyn Restoredは、イニストラード・ブロックの2番目の大型エキスパンション。
目次 |
概要
リリアナ/Lilianaの策略により獄庫/Helvaultが破壊され、囚われていたアヴァシン/Avacynが復活した。人間と天使は力を取り戻し、怪物たちへの逆襲を開始する。一方、リリアナは本来の目的である、契約の悪魔グリセルブランド/Griselbrandの打倒を目指すが、その最中に復讐に燃えるガラク/Garrukに追いつかれてしまう。
新キーワード能力は結魂と奇跡。またちらつき/Flickerに類似する効果の「明滅/Flickering」、単体のクリーチャーで戦う事を推奨する「単騎/Loners」、そのほかCIPと死亡誘発がメカニズムとして取り上げられており、それぞれ「人間と天使側(団結と希望)」「怪物側(孤立と衰退)」のイメージで割り振られている。闇の隆盛に引き続き不死も登場する一方で、同ブロックでこれまで登場していた両面カード、フラッシュバック、呪いは登場していない。
黒には結魂も奇跡も与えられていないため、5色サイクルのようなものはないが、残虐の勝利/Triumph of Crueltyと獰猛さの勝利/Triumph of Ferocityなどデザインが対となっているカードがいくつか存在する。
- 今回から発売記念パーティに変わり発売記念週末が開始される。発売記念パーティに配布されていたプロモーション・カードは発売当日のフライデー・ナイト・マジックに配布される。
「獄庫」イベント
プレリリースでは実際に獄庫/Helvaultが登場し、その封印を解放して中身を入手するイベントが行われる。解放するには達成カードに書かれている目標をクリアしなければならない。
獄庫の中身には解放されたアヴァシンのPOPが描かれている。下部には追加の賞品があり、統率者戦用の統率者カード54枚、天使とデーモンが描かれた両面トークン108枚、スピンダウンカウンター54個が入っている。
リミテッド
イニストラード・ブロックのエキスパンションだが、リミテッドではアヴァシンの帰還のみで行われる。
結魂を意識しすぎたあまり、エキスパンション内の除去の数が非常に少ない。後にMark Rosewaterが失敗だったと語るほどクリーチャーが横に並ぶ環境であり、そのため飛行などの回避能力持ちがより重宝される。
また、単騎を要求される黒(と一部の青)のカードパワーが低かったこともあり、「アヴァシンの帰還の5色とは白青赤緑茶だ」と揶揄される事もあった。
代表的な大会
構築済みデッキ
エントリーセット
- 天使の威光/Angelic Might (緑白)
- 孤独なる悪鬼/Solitary Fiends (青黒)
- 屠殺場/Slaughterhouse (黒赤)
- 燃え立つ夜明け/Fiery Dawn (赤白)
- 力の結束/Bound by Strength (緑青)
イベントデッキ
パッケージ・イラスト
- 希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hope
- グリセルブランド/Griselbrand
- 大天使/Archangel
- 悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Blooded
- 黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight
デザイン
デザイン・チーム | Brian Tinsman (lead) |
Mark L. Gottlieb | |
Dave Guskin | |
Kenneth Nagle | |
Bill Rose | |
Mark Rosewater | |
デベロップ・チーム | David Humpherys (lead) |
Mark Globus | |
Dave Guskin | |
Erik Lauer | |
Billy Moreno | |
Matt Sernett |
関連リンク
- Announcing Avacyn Restored/アヴァシンの帰還(Magic Arcana 2011年12月15日 Monty Ashley著)
- 製品情報(WotC日本公式)
- ミニサイト(WotC公式、一部英語)
- アヴァシンの帰還 カードリスト (Wisdom Guild)
- Avacyn Restored Trailer/日本語字幕版(アヴァシンの帰還 予告編)