移植
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(接合がモデルであるという情報源が発見できなかったため、コメントアウトしておきます。) |
細 |
||
5行: | 5行: | ||
|登場セット=[[ディセンション]] | |登場セット=[[ディセンション]] | ||
|リーガル=legal | |リーガル=legal | ||
− | |CR= | + | |CR=702.55 |
}} | }} | ||
− | '''移植'''/''Graft''は、[[ラヴニカ・ブロック]]で[[シミック連合/The Simic Combine|シミック]]・[[ギルド/Guild|ギルド]]([[緑]]と[[青]])に割り当てられた[[キーワード能力]]。未来予知で再登場した。これを持つ[[パーマネント]]が[[ | + | '''移植'''/''Graft''は、[[ラヴニカ・ブロック]]で[[シミック連合/The Simic Combine|シミック]]・[[ギルド/Guild|ギルド]]([[緑]]と[[青]])に割り当てられた[[キーワード能力]]。未来予知で再登場した。これを持つ[[パーマネント]]が[[戦場に出る]]際に機能する[[常在型能力]]([[置換効果]])と、他のクリーチャーが戦場に出るたびに機能する[[誘発型能力]]からなる。 |
{{#card:Helium Squirter}} | {{#card:Helium Squirter}} | ||
13行: | 13行: | ||
==定義== | ==定義== | ||
'''移植''' N/''Graft'' Nは以下の2つの能力からなる。 | '''移植''' N/''Graft'' Nは以下の2つの能力からなる。 | ||
− | *このパーマネントは、N個の[[+1/+1カウンター]] | + | *このパーマネントは、N個の[[+1/+1カウンター]]が置かれた状態で戦場に出る。(常在型能力) |
− | * | + | *他のクリーチャーが戦場に出るたび、このパーマネントの上に+1/+1カウンターがある場合、[[あなた]]はこのパーマネントの上の+1/+1カウンターを1個、そのクリーチャーの上に移動してもよい。(誘発型能力) |
==解説== | ==解説== | ||
===ルール=== | ===ルール=== | ||
− | * | + | *他のクリーチャーが戦場に出たとき、[[戦場]]のすべての移植能力が[[誘発]]し、その各能力の[[解決]]ごとにカウンターを動かすかどうかを決める。これにより、戦場に出たクリーチャーが複数の+1/+1カウンターを受け取ることもある。 |
− | *移動する+1/+1カウンターは、移植以外の[[効果]] | + | *移動する+1/+1カウンターは、移植以外の[[効果]]によって置かれたものでもよい。+1/+1カウンター以外のカウンターは、移植では移動できない。 |
*移植の誘発型能力は、他の[[プレイヤー]]のクリーチャーの上にも+1/+1カウンターを移動できる。 | *移植の誘発型能力は、他の[[プレイヤー]]のクリーチャーの上にも+1/+1カウンターを移動できる。 | ||
*移植を持つパーマネントがクリーチャーでない場合にも能力は誘発し、+1/+1カウンターを移動できる。 | *移植を持つパーマネントがクリーチャーでない場合にも能力は誘発し、+1/+1カウンターを移動できる。 | ||
*移植を持ち+1/+1カウンターが載っていないパーマネントがいた場合、[[if節ルール]]によりその移植能力は誘発しない。 | *移植を持ち+1/+1カウンターが載っていないパーマネントがいた場合、[[if節ルール]]によりその移植能力は誘発しない。 | ||
− | * | + | *移植を持つクリーチャーと他のクリーチャーが同時に戦場に出た場合も、移植能力は誘発する。 |
===その他=== | ===その他=== | ||
37行: | 37行: | ||
*[[ルーリング]] | *[[ルーリング]] | ||
− | {{#cr: | + | {{#cr:702.55}} |
[[Category:キーワード能力|いしよく]] | [[Category:キーワード能力|いしよく]] | ||
__NOTOC__ | __NOTOC__ |
2009年8月26日 (水) 15:38時点における版
移植/Graft | |
---|---|
種別 | 常在型能力、誘発型能力 |
登場セット | ディセンション |
CR | CR:702.58 |
移植/Graftは、ラヴニカ・ブロックでシミック・ギルド(緑と青)に割り当てられたキーワード能力。未来予知で再登場した。これを持つパーマネントが戦場に出る際に機能する常在型能力(置換効果)と、他のクリーチャーが戦場に出るたびに機能する誘発型能力からなる。
Helium Squirter / ヘリウム噴射獣 (4)(青)
クリーチャー — ビースト(Beast) ミュータント(Mutant)
クリーチャー — ビースト(Beast) ミュータント(Mutant)
移植3(このクリーチャーは、その上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたはこのクリーチャーの上に置かれている+1/+1カウンターを1個、その上に移動してもよい。)
(1):+1/+1カウンターが置かれているクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで飛行を得る。
定義
移植 N/Graft Nは以下の2つの能力からなる。
- このパーマネントは、N個の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。(常在型能力)
- 他のクリーチャーが戦場に出るたび、このパーマネントの上に+1/+1カウンターがある場合、あなたはこのパーマネントの上の+1/+1カウンターを1個、そのクリーチャーの上に移動してもよい。(誘発型能力)
解説
ルール
- 他のクリーチャーが戦場に出たとき、戦場のすべての移植能力が誘発し、その各能力の解決ごとにカウンターを動かすかどうかを決める。これにより、戦場に出たクリーチャーが複数の+1/+1カウンターを受け取ることもある。
- 移動する+1/+1カウンターは、移植以外の効果によって置かれたものでもよい。+1/+1カウンター以外のカウンターは、移植では移動できない。
- 移植の誘発型能力は、他のプレイヤーのクリーチャーの上にも+1/+1カウンターを移動できる。
- 移植を持つパーマネントがクリーチャーでない場合にも能力は誘発し、+1/+1カウンターを移動できる。
- 移植を持ち+1/+1カウンターが載っていないパーマネントがいた場合、if節ルールによりその移植能力は誘発しない。
- 移植を持つクリーチャーと他のクリーチャーが同時に戦場に出た場合も、移植能力は誘発する。
その他
- シミック連合の指導者モミール・ヴィグ/Momir Vigが開発した細胞質体/Cytoplastの性質を表した能力であり、ディセンションで登場した移植を持つクリーチャーはすべてミュータントでP/Tは0/0である。また、その多くは+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーを対象とする起動型能力を持つ。
- ディセンションではクリーチャーのみが持つ能力であったが、未来予知では移植を持つ土地のラノワールの再生地/Llanowar Rebornが登場した。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 702 キーワード能力
- 702.55 憑依/Haunt
- 702.55a 憑依は誘発型能力である。パーマネントの持つ「憑依/Haunt」は「このパーマネントが戦場から墓地に置かれたとき、クリーチャー1体を対象とする。このカードを、そのクリーチャーに憑依した状態で追放する。」を意味する。インスタントやソーサリーである呪文の持つ「憑依/Haunt」は「この呪文が解決中に墓地に置かれたとき、クリーチャー1体を対象とする。このカードを、そのクリーチャーに憑依した状態で追放する。」を意味する。
- 702.55b 憑依 能力の結果として追放 領域にあるカードは、その能力によって対象となったクリーチャーに『憑依している』。それが「憑依しているクリーチャー」とは、憑依 能力の対象となったオブジェクトのことを指す。そのオブジェクトがその時点でクリーチャーであるかどうかは関係しない。
- 702.55c 憑依を持つカードの、憑依したクリーチャーに言及している誘発型能力は、追放 領域にある間に誘発できる。
- 702.55 憑依/Haunt
- 702 キーワード能力