穢れた血、ラザケシュ/Razaketh, the Foulblooded
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2021年10月15日 (金) 12:48時点における版
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)
飛行、トランプル
2点のライフを支払う,他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーからカード1枚を探し、そのカードをあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
破滅の刻で登場した伝説のデーモン。リリアナと契約した4体の大悪魔の3人目。
トリプルシンボル8マナと非常に重いが、8/8飛行トランプルというフィニッシャーとして十分な基本スペックと、ライブラリーからカードをサーチし手札に加える起動型能力を持つ。
教示者能力はライフの支払いとクリーチャーの生け贄が必要なため連発は難しいものの、サーチ先は無制限・手札に直接加える・マナの支払いもタップも不要、と高性能。戦場のクリーチャーをいつでも好きな手札に変換できるので、自軍クリーチャー全体に擬似的な除去耐性を与えるかのような副次的効果も期待できる。自身に除去耐性がないのがネックであるが、打ち消しや手札破壊などのサポート用カードを自力で調達できるため、1ターンでも生き残ればある程度守りやすい。2枚目のラザケシュをサーチすることもできるため、ライフと生け贄要員が豊富な状態だと非常にしぶとい。
このカード自体の重さがサーチ手段として使う場合の枷になっており、特定のキーカードを引き込む使い方には向かず、シルバーバレットのように状況に応じたカードを持ってくる使い方が適している。自身の戦闘能力の高さが驚異的であるため、これを守って殴り勝つ動きが最もシンプルかつ理想的。約束の刻/Hour of Promiseやマナ・クリーチャー経由のマナ加速手段、死の権威、リリアナ/Liliana, Death's Majestyなど、マナ・コストの重さと生け贄要員を同時に工面できるカードと併用したい。
一方、強力なマナ加速手段に恵まれ初期ライフの多い統率者戦では一転、非常に強力であると評価される。黒単色でも2、3枚からの瞬殺コンボが可能の環境であるため、数体クリーチャーが出ている状態で戦場に出ればコンボパーツと妨害手段をそろえてほぼ勝負ありとなる。これ以外のサーチやドローにスロットを割かずに済むのも強み。
- 能力のコストにできるのは「他のクリーチャー」であるため、除去に対応して自身を生け贄に捧げることはできない。
- 副陽の接近/Approach of the Second Sunとは相性が良い。デッキに1枚だけあればライブラリーに戻ってからすぐサーチして二度目を唱える事ができる上、サーチの起動で削れたライフの補填も可能。しかし前述の通りラザケシュ自体が強力なのでオーバーキルになりがち。
ストーリー
ラザケシュ/Razakethは、リリアナ・ヴェス/Liliana Vessと契約を交わした4体の悪魔のうちの1体。ナクタムン/Naktamunの伝説では、王神/The God-Pharaohの帰還が迫り来世への門/Gate to the Afterlifeが開くとき、ラザケシュが蓋世の英雄/The worthyになれなかった生者に最後の試練を課し、栄光なき死を与えるとされている。
詳細はラザケシュ/Razakethを参照。
参考
- サーチカード
- トリプルシンボルカード
- カード個別評価:破滅の刻 - 神話レア
- カード個別評価:アモンケットリマスター - 神話レア
- Secret Lair Drop Series: Read The Fine Print