弧光のフェニックス/Arclight Phoenix
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− | [[スタンダード]] | + | [[スタンダード]]では大量の[[軽量]][[ドロー]][[呪文]]を積んだ[[青赤コントロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|イゼット・スペル]]で、[[弾けるドレイク/Crackling Drake]]と共にアタッカーを務める。[[発見+発散/Discovery+Dispersal]]の[[諜報]]、[[急進思想/Radical Idea]]の[[再活]]、あるいは[[航路の作成/Chart a Course]]により[[墓地]]へ送られ、[[選択/Opt]]、[[軽い|軽量]][[火力]]を駆使して復活させられる。自然と[[ライブラリー]]を掘り進められる構成になっているため2枚目以降が墓地に落ちることも珍しくなく、2体3体と蘇ってくることも。 |
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2018年10月24日 (水) 17:51時点における版
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
飛行、速攻
あなたのターンの戦闘の開始時に、このターンにあなたがインスタントかソーサリーである呪文を3つ以上唱えていた場合、あなたの墓地から弧光のフェニックスを戦場に戻す。
インスタントかソーサリーを3回以上唱えているなら戦闘開始ステップに復活するフェニックス。
パワー3の飛行速攻という基礎スペックはアタッカーに適した性能。戦闘前に復活、しかも手札に戻すのではなく直接戦場に出るため、うまく復活させられればテンポよく攻撃していける。復活条件は厳しいように見えるが、元々積極的に呪文を連打するデッキであれば事の「ついでに」復活させられるため、実質0マナで戦力補充ができると捉えられる。デッキ構築の段階でこれに合わせた調整を必要とし、手札が切れないようなプレイングも重要になるややピーキーな代物ではあるが、使いこなせば強力であることは間違いない。
マナ・コストの重さに対し戦場に与える影響が小さくまた復活条件も困難に見えたため、事前の評価は低くカスレア扱いされることもあった。これは少し前のセットに再燃するフェニックス/Rekindling Phoenixという強力なフェニックスが存在していた反動でもあった。実際には赤くなった復讐蔦/Vengevineとも言えるポテンシャルを秘めており、すぐにモダンで実績を残し前評判を覆した。
スタンダードでは大量の軽量ドロー呪文を積んだイゼット・スペルで、弾けるドレイク/Crackling Drakeと共にアタッカーを務める。発見+発散/Discovery+Dispersalの諜報、急進思想/Radical Ideaの再活、あるいは航路の作成/Chart a Courseにより墓地へ送られ、選択/Opt、軽量火力を駆使して復活させられる。自然とライブラリーを掘り進められる構成になっているため2枚目以降が墓地に落ちることも珍しくなく、2体3体と蘇ってくることも。
クリーチャー重視のリミテッドで復活させるのは困難かと思いきや、こちらでも急進思想/Radical Ideaから呪文を繋げていくことで飛び出してくることがある。能力を抜きにしても4マナ3/2飛行速攻とアタッカーとして採用するに十分なスペック。
ルール
- 戦場に戻るのは攻撃クリーチャー指定ステップよりも前なので、戦場に戻ってすぐに攻撃できる。[1]
- あらかじめインスタントかソーサリーを3回以上唱えた後、これを墓地に落としてから戦闘開始ステップに進んだ場合でも、これを戦場に戻すことができる。これが墓地にある間に唱えられた呪文を数えるわけではない。
関連カード
サイクル
- 神聖な訪問/Divine Visitation
- 夢喰い/Dream Eater
- 破滅を囁くもの/Doom Whisperer
- 弧光のフェニックス/Arclight Phoenix
- 無効皮のフェロックス/Nullhide Ferox
参考
- ↑ Guilds of Ravnica Release Notes/『ラヴニカのギルド』リリースノート(Feature 2018年9月20日)