苦しめる声/Tormenting Voice
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− | [[モダン]] | + | [[モダン]]では、任意のカードを捨てられるため[[グリセルシュート#モダン|グリセルシュート]]で採用されていた。また「カードを捨ててから引く」ため[[ドレッジ]]でも採用されていた。その後、[[安堵の再会/Cathartic Reunion]]や上位互換の[[胸躍る可能性/Thrill of Possibility]]が登場したことで、それらに[[スロット]]を譲る形で現役を退いた。 |
[[リミテッド]]では、序盤の[[色事故]]や終盤の[[マナフラッド]]を緩和できるため便利。[[果敢]]や[[探査]]、[[マッドネス]]など様々な[[メカニズム]]と[[シナジー]]を形成する点も見逃せない。[[タルキール覇王譚]]や[[基本セット2019]]など、[[多色デッキ]]になりがちな[[環境]]ならばより評価は上がる。 | [[リミテッド]]では、序盤の[[色事故]]や終盤の[[マナフラッド]]を緩和できるため便利。[[果敢]]や[[探査]]、[[マッドネス]]など様々な[[メカニズム]]と[[シナジー]]を形成する点も見逃せない。[[タルキール覇王譚]]や[[基本セット2019]]など、[[多色デッキ]]になりがちな[[環境]]ならばより評価は上がる。 | ||
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*[[山頂をうろつくもの/Summit Prowler]]や[[帰化/Naturalize]]と共に、同一[[ブロック (総称)|ブロック]]である[[タルキール龍紀伝]]にも[[再録]]された。詳細は[[山頂をうろつくもの/Summit Prowler]]および[[タルキール龍紀伝]]の項を参照。 | *[[山頂をうろつくもの/Summit Prowler]]や[[帰化/Naturalize]]と共に、同一[[ブロック (総称)|ブロック]]である[[タルキール龍紀伝]]にも[[再録]]された。詳細は[[山頂をうろつくもの/Summit Prowler]]および[[タルキール龍紀伝]]の項を参照。 | ||
**{{Gatherer|id=388315|覇王譚のイラスト}}では既に亡き[[ウギン/Ugin]]の囁きに苦しむ[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]が描かれている。一方{{Gatherer|id=396315|龍紀伝のイラスト}}では[[運命再編|サルカンによって命を救われた]]ウギンが[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]の嘲りに苦しんでいる様が描かれている。 | **{{Gatherer|id=388315|覇王譚のイラスト}}では既に亡き[[ウギン/Ugin]]の囁きに苦しむ[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]が描かれている。一方{{Gatherer|id=396315|龍紀伝のイラスト}}では[[運命再編|サルカンによって命を救われた]]ウギンが[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]の嘲りに苦しんでいる様が描かれている。 | ||
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*[[基本セット2019]]の開発時、[[空民の助言/Counsel of the Soratami]]が[[予言/Divination]]となったようにこのカードもより汎用的なフレーバーの[[同型再版]]へ差し替えることが検討されたが、[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]に関わるキャラクターがテーマのセットとしてタルキール覇王譚版のイラストがマッチしていたため、そのまま再録となった<ref>[https://twitter.com/EthanFleischer/status/1016019495301758977 @EthanFleischer]([[Ethan Fleischer]]のTwitter 2018年7月9日)</ref>。 | *[[基本セット2019]]の開発時、[[空民の助言/Counsel of the Soratami]]が[[予言/Divination]]となったようにこのカードもより汎用的なフレーバーの[[同型再版]]へ差し替えることが検討されたが、[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]に関わるキャラクターがテーマのセットとしてタルキール覇王譚版のイラストがマッチしていたため、そのまま再録となった<ref>[https://twitter.com/EthanFleischer/status/1016019495301758977 @EthanFleischer]([[Ethan Fleischer]]のTwitter 2018年7月9日)</ref>。 | ||
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+ | [[追加コスト]]で[[カード]]を[[捨てる]]、[[赤]]の[[引く|ドロー]][[呪文]]。このカード以前のものや亜種は基本形である[[野生の勘/Wild Guess]]を参照。 | ||
+ | *[[安堵の再会/Cathartic Reunion]] - 捨てる枚数と引く枚数が増えた[[上位種]]。([[カラデシュ]]) | ||
+ | *[[胸躍る可能性/Thrill of Possibility]] - [[インスタント]]になった[[上位互換]]。([[エルドレインの王権]]) | ||
==参考== | ==参考== |
2021年9月7日 (火) 14:15時点における版
捨ててから引く、赤のルーター系ドロー呪文。色拘束が緩くなった野生の勘/Wild Guessであり、その上位互換。
ソーサリーであり、追加コストで捨てるためカウンターに弱いなど、ドローカードとしては小回りが効かないのが難点。とは言え、赤は本来ドローが苦手な色であるため、カードパワーとしては妥当なところ。墓地利用やマッドネスなどとの相性の良さも見逃せない。シンプルかつ使い勝手も悪くないため、赤の基本的なカードとして定期的に再録されている。
タルキール覇王譚期のスタンダードでは、青に軽量ドローがないこともあり、プロツアー「タルキール覇王譚」のジェスカイの隆盛コンボで採用された。また、スフィンクスの後見/Sphinx's Tutelageやアルハマレットの書庫/Alhammarret's Archive、紅蓮術師のゴーグル/Pyromancer's Gogglesなどとのシナジーを買われてマグマの洞察力/Magmatic Insightと一緒に青赤後見に採用、イニストラードを覆う影ブロック参入後に登場したゴーグルでもほぼ4枚採用されていた。カラデシュ・ブロックでは手札を回転させたいデッキは安堵の再会/Cathartic Reunionを優先するため影が薄くなった。
ラヴニカのギルド期のスタンダードではイゼット・フェニックスに採用される。より使いやすい航路の作成/Chart a Courseも存在する環境ではあるが、併用されることが多い。
モダンでは、任意のカードを捨てられるためグリセルシュートで採用されていた。また「カードを捨ててから引く」ためドレッジでも採用されていた。その後、安堵の再会/Cathartic Reunionや上位互換の胸躍る可能性/Thrill of Possibilityが登場したことで、それらにスロットを譲る形で現役を退いた。
リミテッドでは、序盤の色事故や終盤のマナフラッドを緩和できるため便利。果敢や探査、マッドネスなど様々なメカニズムとシナジーを形成する点も見逃せない。タルキール覇王譚や基本セット2019など、多色デッキになりがちな環境ならばより評価は上がる。
- 山頂をうろつくもの/Summit Prowlerや帰化/Naturalizeと共に、同一ブロックであるタルキール龍紀伝にも再録された。詳細は山頂をうろつくもの/Summit Prowlerおよびタルキール龍紀伝の項を参照。
- 覇王譚のイラストでは既に亡きウギン/Uginの囁きに苦しむサルカン・ヴォル/Sarkhan Volが描かれている。一方龍紀伝のイラストではサルカンによって命を救われたウギンがニコル・ボーラス/Nicol Bolasの嘲りに苦しんでいる様が描かれている。
- 基本セット2019の開発時、空民の助言/Counsel of the Soratamiが予言/Divinationとなったようにこのカードもより汎用的なフレーバーの同型再版へ差し替えることが検討されたが、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasに関わるキャラクターがテーマのセットとしてタルキール覇王譚版のイラストがマッチしていたため、そのまま再録となった[1]。
関連カード
追加コストでカードを捨てる、赤のドロー呪文。このカード以前のものや亜種は基本形である野生の勘/Wild Guessを参照。
- 安堵の再会/Cathartic Reunion - 捨てる枚数と引く枚数が増えた上位種。(カラデシュ)
- 胸躍る可能性/Thrill of Possibility - インスタントになった上位互換。(エルドレインの王権)
参考
- ↑ @EthanFleischer(Ethan FleischerのTwitter 2018年7月9日)
- カード個別評価:ゼンディカーの夜明け - コモン
- カード個別評価:アモンケット - コモン
- カード個別評価:イニストラードを覆う影 - コモン
- カード個別評価:タルキール龍紀伝 - コモン
- カード個別評価:タルキール覇王譚 - コモン
- カード個別評価:基本セット2019 - コモン
- カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons - コモン
- カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪 - コモン
- カード個別評価:アイコニックマスターズ - コモン
- カード個別評価:アモンケットリマスター - コモン