致命的な一押し/Fatal Push
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**たとえば、[[反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance]]の1番目の能力や[[続唱]]でめくれた時に、3~4マナのクリーチャーを対象に取っておいて、解決前に紛争を達成する、というプレイングができる。 | **たとえば、[[反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance]]の1番目の能力や[[続唱]]でめくれた時に、3~4マナのクリーチャーを対象に取っておいて、解決前に紛争を達成する、というプレイングができる。 | ||
*スタンダードで共存する[[イニストラードを覆う影ブロック]]の[[両面カード|両面クリーチャー]]は、[[第2面]]を向いていても点数で見たマナ・コストは[[第1面]]と同じ値な事に注意。 | *スタンダードで共存する[[イニストラードを覆う影ブロック]]の[[両面カード|両面クリーチャー]]は、[[第2面]]を向いていても点数で見たマナ・コストは[[第1面]]と同じ値な事に注意。 | ||
− | * | + | *モダン環境における、クリーチャー除去の最強[[色]]が[[流刑への道/Path to Exile]]を有する[[白]]、という[[カラーパイ]]に反する状況を受けてデザインされたカード。最大の力を発揮するために紛争の達成を必要とすることによって、スタンダードとモダンの両方でバランスが取れるようにされた。<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0018281/ モダンに狙いを向ける](Latest Developments 2017年1月20日 [[Sam Stoddard]]著)</ref>。 |
− | *[[Alex Konstad]]による新規[[イラスト]]で[[2017年]]9月の[[フライデー・ナイト・マジック]]・[[プロモーション・カード]]として配布される。配布月が変更になったことにより[[コレクター番号]]は008/ | + | *[[Reid Duke]]はこのカードの登場を、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]を永遠に変えた出来事であると表現している。モダンでのこのカードは稲妻よりはるかに優れていて、また多くのケースで(モダンのパワーレベルを超えている)[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]よりも優れていると評した<ref>[https://www.channelfireball.com/articles/modern-jund-deck-guide/ Modern Jund Deck Guide By Reid Duke // 1 Jun, 2017]([[Channel Fireball]] 2017年6月1日 [[Reid Duke]]著)</ref>。 |
+ | *[[Alex Konstad]]による新規[[イラスト]]で[[2017年]]9月の[[フライデー・ナイト・マジック]]・[[プロモーション・カード]]として配布される。配布月が変更になったことにより[[コレクター番号]]は008/012になっている<ref>[http://mtg-jp.com/publicity/0018876/ 7月~9月のフライデー・ナイト・マジック プロモカード更新](News 2017年5月22日 [[Blake Rasmussen]]著)</ref>。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
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*[[カード個別評価:霊気紛争]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:霊気紛争]] - [[アンコモン]] |
2017年6月20日 (火) 23:53時点における版
Fatal Push / 致命的な一押し (黒)
インスタント
インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それのマナ総量が2以下であるなら、それを破壊する。
紛争 ― このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていたなら、代わりに、そのクリーチャーのマナ総量が4以下であるなら、それを破壊する。
通常では2マナ以下、紛争を達成すれば4マナまで圏内に入るクリーチャー除去。
紛争達成前は燻し/Smotherの下位種に近い。相手となるデッキを選ぶが、紛争を達成しなくても1マナのインスタント除去としては十分な範囲であり、キランの真意号/Heart of Kiranや巻きつき蛇/Winding Constrictorなど即座に除去したいカードは多い。
スタンダードではマルドゥ機体や黒緑ビートダウンなど、黒が含まれるデッキではほぼ必ず採用される。メインデッキに何枚投入するかはメタの読みどころである。
低マナ・コスト域が強いモダン以下の環境でも当然活躍の機会は多い。フェッチランドで紛争の達成も容易。特にモダンにおいては同時期に死の影系のデッキが隆盛したこともあり、それまでの除去の基準である稲妻/Lightning Boltよりも優先して採用されることも多い。
- 適正な対象は「クリーチャー1体」である。それが破壊できる点数で見たマナ・コストかは、致命的な一押しの解決時に参照する。
- たとえば、反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defianceの1番目の能力や続唱でめくれた時に、3~4マナのクリーチャーを対象に取っておいて、解決前に紛争を達成する、というプレイングができる。
- スタンダードで共存するイニストラードを覆う影ブロックの両面クリーチャーは、第2面を向いていても点数で見たマナ・コストは第1面と同じ値な事に注意。
- モダン環境における、クリーチャー除去の最強色が流刑への道/Path to Exileを有する白、というカラーパイに反する状況を受けてデザインされたカード。最大の力を発揮するために紛争の達成を必要とすることによって、スタンダードとモダンの両方でバランスが取れるようにされた。[1]。
- Reid Dukeはこのカードの登場を、マジックを永遠に変えた出来事であると表現している。モダンでのこのカードは稲妻よりはるかに優れていて、また多くのケースで(モダンのパワーレベルを超えている)剣を鍬に/Swords to Plowsharesよりも優れていると評した[2]。
- Alex Konstadによる新規イラストで2017年9月のフライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カードとして配布される。配布月が変更になったことによりコレクター番号は008/012になっている[3]。
参考
- ↑ モダンに狙いを向ける(Latest Developments 2017年1月20日 Sam Stoddard著)
- ↑ Modern Jund Deck Guide By Reid Duke // 1 Jun, 2017(Channel Fireball 2017年6月1日 Reid Duke著)
- ↑ 7月~9月のフライデー・ナイト・マジック プロモカード更新(News 2017年5月22日 Blake Rasmussen著)