エルドラージ
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*エルドラージ覚醒で登場した無色のエルドラージ達は[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の歴史において初となる、[[土地]]でも[[アーティファクト]]でもなく[[特性定義能力]]にもよらない[[無色]][[カード]]であったため、多くのプレイヤーを驚愕させた。 | *エルドラージ覚醒で登場した無色のエルドラージ達は[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の歴史において初となる、[[土地]]でも[[アーティファクト]]でもなく[[特性定義能力]]にもよらない[[無色]][[カード]]であったため、多くのプレイヤーを驚愕させた。 | ||
− | **カードのデザインも特殊であり、枠や[[文章欄]]などが透明で、[[絵|イラスト]]が透けている{{Gatherer|id=216580| | + | **カードのデザインも特殊であり、枠や[[文章欄]]などが透明で、[[絵|イラスト]]が透けている{{Gatherer|id=216580|カード画像}}。 |
**キーワード能力の欠色により無色になっているエルドラージ達も同じように、枠の最上部以外が透明なデザインになっている({{Gatherer|id=401786|カード画像}})。 | **キーワード能力の欠色により無色になっているエルドラージ達も同じように、枠の最上部以外が透明なデザインになっている({{Gatherer|id=401786|カード画像}})。 | ||
*エルドラージ達の異形の姿は[[Wikipedia:ja:クトゥルフ神話|クトゥルフ神話]]がモチーフになっている([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/84 参考])。血族であるドローンや落とし子の存在、そして後述の他の部族から信仰されているというストーリーなど、設定の面でも色濃く反映されている。 | *エルドラージ達の異形の姿は[[Wikipedia:ja:クトゥルフ神話|クトゥルフ神話]]がモチーフになっている([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/84 参考])。血族であるドローンや落とし子の存在、そして後述の他の部族から信仰されているというストーリーなど、設定の面でも色濃く反映されている。 |
2015年9月19日 (土) 10:35時点における版
エルドラージ/Eldraziとは、クリーチャー・タイプの1つ。マジックオリジナルのクリーチャー。
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
この呪文は打ち消されない。
あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンに続いて追加の1ターンを行う。
飛行、プロテクション(1色以上の呪文)、滅殺6
引き裂かれし永劫、エムラクールがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) ドローン(Drone)
コジレックの捕食者が戦場に出たとき、無色の0/1のエルドラージ(Eldrazi)・落とし子(Spawn)クリーチャー・トークンを2体生成する。それらは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」を持つ。
3/3クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) 昇華者(Processor)
欠色(このカードは無色である。)
瞬速
飛行
ウラモグの失却させるものが戦場に出たとき、呪文1つを対象とする。あなたは追放領域から対戦相手がオーナーであるカードを2枚、それらのオーナーの墓地に置いてもよい。そうしたなら、それを打ち消す。
初出はエルドラージ覚醒で、続編である戦乱のゼンディカー・ブロックでも登場した。無色(キーワード能力の欠色により無色になっているものも含む)と黒・赤・緑に存在する。欠色のエルドラージはマナ・コストに色マナが含まれるため、マナの観点から見るならば無色と白以外の各色に存在していることになる。
エルドラージのクリーチャー・タイプのみを持つものと、落とし子、末裔、ドローン、昇華者の内のいずれかのクリーチャー・タイプを併せ持つものが存在する。それらの分類や特徴などについての詳細はエルドラージ/Eldraziの項、およびそれぞれのクリーチャー・タイプ解説の項を参照のこと。
このクリーチャー・タイプ専用のキーワード能力として滅殺と嚥下が存在する。
部族専用の土地として、ウギンの目/Eye of Uginとエルドラージの寺院/Eldrazi Templeが存在する。また、直接の関わりはないがエルドラージの碑/Eldrazi Monumentというアーティファクトも先行してゼンディカーに収録されていた。
エルドラージのクリーチャー・タイプを含むトークンを生み出すカードは多数存在し、トークンの種類も複数種類存在する(→トークン一覧)。0/1のエルドラージ・落とし子・トークンと、1/1のエルドラージ・末裔・トークンがほとんどを占めており、それらのトークンはいずれも「このクリーチャーを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(1)を加える。」という能力を持つ。それ以外では、10/10のエルドラージ・トークンを生み出す荒廃の双子/Desolation Twin、滅殺1を持つ7/7のエルドラージ・トークンを生み出すアガディームの面晶体原/Hedron Fields of Agadeem(次元カード)が存在する。
伝説のエルドラージは戦乱のゼンディカー現在4体存在する(「伝説の(Legendary)・エルドラージ(Eldrazi)」でWHISPER検索)。
- エルドラージ覚醒で登場した無色のエルドラージ達はマジックの歴史において初となる、土地でもアーティファクトでもなく特性定義能力にもよらない無色カードであったため、多くのプレイヤーを驚愕させた。
- エルドラージ達の異形の姿はクトゥルフ神話がモチーフになっている(参考)。血族であるドローンや落とし子の存在、そして後述の他の部族から信仰されているというストーリーなど、設定の面でも色濃く反映されている。
- 伝説でないエルドラージ達は皆、エムラクール/Emrakul、コジレック/Kozilek、ウラモグ/Ulamogのうちいずれかの血族という設定である。どの血族かによって、外見が異なる[1][2]。
- タイプ行にエルドラージと印刷されたカードが初めて登場したのはエルドラージ覚醒だが、「エルドラージ」というクリーチャー・タイプ自体は、その直前のワールドウェイクでウギンの目/Eye of Uginが登場した時点から存在していた。しばらくは謎のクリーチャー・タイプであった。
- エルドラージがクリーチャー・タイプであることはその時点で既に総合ルールに明記されていたが、実際にエルドラージ・クリーチャーが披露されるまではエルドラージ呪文についての様々な憶測が飛び交っていた。
- 日本の公式サイト記事でさえも、冗談半分に「エルドラージドロー」だの「エルドラージプレインズウォーカー」だのといったカードを想像して仮想デッキを組み立てている。
- しかし実際にちゃんとエルドラージである部族呪文も登場し、上記記事の予想のうち、エルドラージカウンターとエルドラージ全体除去は実現した。
- エルドラージがクリーチャー・タイプであることはその時点で既に総合ルールに明記されていたが、実際にエルドラージ・クリーチャーが披露されるまではエルドラージ呪文についての様々な憶測が飛び交っていた。
ストーリー
ストーリーについてはエルドラージ/Eldraziを参照。
脚注
- ↑ Eaters of Worlds(エルドラージ覚醒ミニサイト)
- ↑ Know Your Spawn!/落とし子の秘密(Arcana 2015年5月14日 Kelly Digges著)