時間の熟達/Temporal Mastery

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
10行: 10行:
  
 
[[カードプール]]が広くなるほど有力な相方は多くなるのだが、安定性を欠いてまでこのカードを投入するよりも直接勝ちに繋がるカードへアクセスした方が有用になってくる。さらに、「追加ターンを得るために[[テンポ]]ロスしてしまい、普通より展開が遅れた」という本末転倒な結果になってしまう事も少なくないため、採用される事は少ない。
 
[[カードプール]]が広くなるほど有力な相方は多くなるのだが、安定性を欠いてまでこのカードを投入するよりも直接勝ちに繋がるカードへアクセスした方が有用になってくる。さらに、「追加ターンを得るために[[テンポ]]ロスしてしまい、普通より展開が遅れた」という本末転倒な結果になってしまう事も少なくないため、採用される事は少ない。
*[[公式ハンドブック/イニストラードブロック#アヴァシンの帰還公式ハンドブック|公式ハンドブック]]において[[真木孝一郎]]は「思案が入ってるデッキにはどれにも入るんじゃないか」と予測していたが、当時採用されたのは[[ブロック構築]]の[[青白奇跡コントロール#イニストラード・ブロック構築|青白奇跡コントロール]]およびその派生デッキ程度であった。[[ミラディンの傷跡ブロック]]+[[イニストラード・ブロック]]のスタンダードは[[Delver-Blade]]を筆頭とする超高速[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]が支配的な[[環境]]だった故に[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]が活躍できず、その後のイニストラード・ブロック+[[ラヴニカへの回帰ブロック]]ではライブラリーを操作出来ない環境なのが向かい風だった。せめて[[占術]]がある[[テーロス・ブロック]]環境と共存していたら…とは思わせる。
+
*[[公式ハンドブック/イニストラードブロック#アヴァシンの帰還公式ハンドブック|公式ハンドブック]]において[[真木孝一郎]]は「思案が入ってるデッキにはどれにも入るんじゃないか」と予測していたが、当時採用されたのは[[ブロック構築]]の[[青白奇跡コントロール#イニストラード・ブロック構築|青白奇跡コントロール]]およびその派生デッキ程度であった(しかもライブラリー操作なしのトップデッキ期待)。[[ミラディンの傷跡ブロック]]+[[イニストラード・ブロック]]のスタンダードは[[Delver-Blade]]を筆頭とする超高速[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]が支配的な[[環境]]だった故に[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]が活躍できず、その後のイニストラード・ブロック+[[ラヴニカへの回帰ブロック]]ではライブラリーを操作出来ない環境なのが向かい風だった。せめて[[占術]]がある[[テーロス・ブロック]]環境と共存していたら…とは思わせる。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==

2014年8月4日 (月) 12:06時点における版


Temporal Mastery / 時間の熟達 (5)(青)(青)
ソーサリー

このターンの後に追加の1ターンを行う。時間の熟達を追放する。
奇跡(1)(青)(あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターンに最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい。)


奇跡Time Walkマナ・コストがかなり重く時間のねじれ/Time Warpよりも2マナも重い。生撃ちはそうそうできるものではなく、奇跡で使うことを前提に採用することになるだろう。

奇跡で使えばTime Walkそのものであり、その強さは言わずもがな。序盤に使ったとしても、追加ターンで「ドロー・ステップメイン・フェイズ土地プレイ」ぐらいはできるので、探検/Exploreのように展開を加速する役に立つ。潤沢なマナや十分な数のクリーチャーがそろった中盤以降なら、得られるアドバンテージは計り知れない。プレインズウォーカーコントロールしているなら忠誠度能力を使う回数を増やせるため更なる効果が期待できる。

奇跡を満たせるかどうかが問題なので、お得意のライブラリー操作と組み合わせたい。追放がついているため使いまわすコンボこそできないものの、1回使うだけでも十分に強力である。

スタンダードでは有力なライブラリー操作カードが思案/Ponder程度しかなく、基本セット2012の退場でそれすら失ってしまったため安定性に欠ける。下手な呪文とコンボを狙っても、マナやカード・アドバンテージの面でさほど得しないので、運任せでトップデッキに賭けた方が総合的に効率がよく、安定する場合が多い。対戦相手のターンにも奇跡を狙えるようにインスタント・タイミングで使えるドロー手段を、手札に来てしまった場合にディスアドバンテージにならないように手札交換カードを、それぞれ用意することでより使いやすくなるだろう(奇跡呪文全般に言える事だが)。

カードプールが広くなるほど有力な相方は多くなるのだが、安定性を欠いてまでこのカードを投入するよりも直接勝ちに繋がるカードへアクセスした方が有用になってくる。さらに、「追加ターンを得るためにテンポロスしてしまい、普通より展開が遅れた」という本末転倒な結果になってしまう事も少なくないため、採用される事は少ない。

関連カード

サイクル

アヴァシンの帰還の、奇跡を持つ神話レア呪文サイクルに1枚ずつ存在する。

参考

QR Code.gif