ラースの灼熱洞/Furnace of Rath

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*[[流血の呪い/Curse of Bloodletting]] - [[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]されているプレイヤーへのダメージのみを2倍にする[[オーラ]]。[[ダブルシンボル]]5マナ。([[闇の隆盛]])
 
*[[流血の呪い/Curse of Bloodletting]] - [[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]されているプレイヤーへのダメージのみを2倍にする[[オーラ]]。[[ダブルシンボル]]5マナ。([[闇の隆盛]])
 
*[[双子神の指図/Dictate of the Twin Gods]] - [[瞬速]]を持つ。プレインズウォーカーへのダメージも2倍にする。ダブルシンボル5マナ。([[ニクスへの旅]])
 
*[[双子神の指図/Dictate of the Twin Gods]] - [[瞬速]]を持つ。プレインズウォーカーへのダメージも2倍にする。ダブルシンボル5マナ。([[ニクスへの旅]])
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*[[苦々しい抗争/Bitter Feud]] - 影響を受けるプレイヤーが二人に限定される。プレインズウォーカーへのダメージも2倍にする。5マナ。([[統率者2014]])
  
 
==参考==
 
==参考==

2014年11月13日 (木) 19:39時点における版


Furnace of Rath / ラースの灼熱洞 (1)(赤)(赤)(赤)
エンチャント

いずれかの発生源がパーマネントかプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりにそれはそのパーマネントかプレイヤーにその2倍のダメージを与える。


効果は単純。プレイヤークリーチャーへのダメージを2倍にする加速装置のようなエンチャント。これを出して火力を連発できると、あっという間にゲーム勝利できる。ただし、対戦相手がこちらに与えるダメージも2倍になるので注意。

ミラージュ・ブロックスタンダードだった頃は、戦場を圧倒していてもフルバーンが4枚目の山/Mountainと共にこれを置き、即火炎破/Fireblast2連発で大逆転ということがよくあった。そのため、当時のには「ライフ10は射程圏内」とまで言われていた。

モグの偏執狂/Mogg Maniacとの相性が非常に良い。「ダメージを受けてから返す」という性質上、置換効果を2度適用して4倍にできるからだ。例えば、ラースの灼熱洞とモグの偏執狂が戦場にある状態で火炎破をモグの偏執狂に撃ち込むと、対戦相手に16点ダメージが入る。稲妻の斧/Lightning Axeならば20点で一撃である。ぬいぐるみ人形/Stuffy Dollでも同じことが可能。

ルール

  • この場合の「発生源」はダメージの発生源を意味する。特に指定がないので、あらゆるダメージが2倍になる。
  • 「同一のイベントにつき同じ置換効果を2度以上適用することはできない」というルールCR:614.5)により、このカード単体で無限ループを起こすことはない。
    • ただし、これ自体が複数戦場にあれば、それぞれの効果が適用され、ダメージが4倍、8倍と次々に増加する。別のオブジェクトがそれぞれ持つ置換効果であるため、「同じ」置換効果ではない。
  • 「ライフを失う」ことは、「ダメージ」とは別物なので、この置換効果の影響を受けない。
  • 「クリーチャーかプレイヤーに与えるダメージ」のみを2倍にするが、プレインズウォーカーに与えるダメージは2倍になるときとそうでないときがある。
    • 火力呪文によってプレイヤーにダメージを与えそれを移し変える場合、「ラースの灼熱洞による倍化」と「プレインズウォーカーへの移し変え」の2つの置換効果が適用できる状態になる。影響を受けるプレイヤー=ダメージを受ける側のプレイヤーがどちらを先に適用するのかを決める。
      • ここで「ラースの灼熱洞」を先に適用することにした場合、火力はまだプレインズウォーカーに移し変えられておらず、プレイヤーにダメージを与えようとしているので、ラースの灼熱洞が適用されダメージが倍になる。その後「プレインズウォーカーへの移し変え」を行うが、ここで初めて火力呪文のコントローラーが「移し変えるか否か」を選択できる。
      • 「火力呪文の移し変え」を先に適用することにした場合、まず火力呪文のコントローラーが移し変えを行うかどうかを決定する。移し変えることにした場合、「クリーチャーかプレイヤーに与えるダメージ」ではなくなるので、ラースの灼熱洞は適用できなくなり、ダメージは倍にならない。移し変えないことにした場合、ラースの灼熱洞が適用され倍になったダメージがプレイヤーに与えられる。
    • 戦闘ダメージは原則2倍にならない。ただし、±0能力起動したギデオン・ジュラ/Gideon Juraなど何らかの理由でプレインズウォーカーが同時にクリーチャーでもある場合、それにダメージが与えられれば当然2倍のダメージを与えることができる。

その他

  • このカードのせいでトランプルのルールが変更されたという逸話がある。当初のルールでは、トランプルを持つクリーチャーが与える戦闘ダメージは、一旦全てブロック・クリーチャー割り振られた後、「溢れた」ダメージが改めてプレイヤーに割り振られるという仕組みであった。ダメージの割り振りが2度発生しているため、この置換効果も2度適用されてしまうのである。具体的には、ボール・ライトニング/Ball Lightningを2/2クリーチャーでブロックすると、まず「2/2クリーチャーに(パワー6の2倍の)12ダメージ」が与えられ、この余剰の10ダメージが再度プレイヤーに割り振りされた結果、プレイヤーに(余剰の2倍の)20点のダメージが与えられた。
    • しかし、ブロックしなかった場合には「倍付け」が1度しか起こらないので、かえってダメージが減るというおかしなことになっていた。上記の例では、6×2点で12点しかダメージが与えられない。
    • 現在のルールでは戦闘ダメージは「クリーチャーとプレイヤーに同時に1タイミングで割り振り」になっているので、上記例ではプレイヤーに4点割り振ってそれが2倍で8点ダメージとなるだけである。
  • ペインランドとの相性は最悪。文字通り痛みが半端ではない。
  • 第9版を選ぼうにおいて、理由なき暴力/Gratuitous Violenceを破り再録された。

関連カード

ダメージを2倍にするエンチャント

参考

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