アラーラの断片
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2013年7月2日 (火) 23:47時点における版
アラーラの断片/Shards of Alara | |
シンボル | 5つの分かれた断片 |
略号 | ALA |
コードネーム | Rock |
発売日 | 2008年10月3日 |
セット枚数 | 全249種類 |
アラーラの断片/Shards of Alaraは、アラーラの断片ブロックの大型エキスパンション。2008年10月3日に発売された。
目次 |
概要
5つの断片/Shardに砕け散ってしまい、それぞれの断片には友好色3色のマナしか存在しないという世界アラーラ/Alaraを舞台としている。断片ごとの友好色3色での構築を主要テーマとしている。
断片ごとに3色が割り当てられている。それぞれバント(緑白青)、エスパー(白青黒)、グリクシス(青黒赤)、ジャンド(黒赤緑)、ナヤ(赤緑白)となっており、それぞれ異なるテーマを持っている。
新規キーワード能力は貪食、蘇生、賛美。それぞれジャンド、グリクシス、バントのカードが持つ。また、サイクリングが再登場している。
魔除けや根本原理などの5つの断片にまたがるサイクルの他、薬包のサイクルや鼓声狩人/Drumhunterのサイクルなどといった、1つの次元における3枚セットのサイクルも多数存在する。
- ローウィンに引き続きプレインズウォーカーが収録されている。
- すべてのカードが、設定上はいずれかの断片に属している。
- 日本語版ではプレミアム・カードと普通のカードの製造工程が違うのか、全てのプレミアム・カードの数字が半角になっている(通常の場合、日本語のカードの数字はすべて全角で印刷されている)。またカードによっては、プレミアム・カードと普通のカードでカード名やテキストが異なるものが数多くある。
- 各断片3色の組み合わせは、それまでインベイジョン・ブロックのエルダードラゴンにちなんで呼ばれていた色の組み合わせから、こちらの次元に沿った組み合わせで広く呼ばれるようになった。
今セットからの変更点
- このブロックからエキスパンションの総枚数が削減され、新たな稀少度の神話レアが登場した。
- テーマデッキがなくなり、代わりにエントリーセットが発売されるようになった。
- ブースターパックには、基本土地が1枚封入されるようになった。
- プロプレイヤー・カードは封入されなくなった。
各断片と役割
断片 | 色 | 特徴 | エントリーセット |
---|---|---|---|
バント/Bant | 緑白青 | 賛美 | 高貴なるバント/Bant Exalted |
エスパー/Esper | 白青黒 | 有色アーティファクト | 策謀のエスパー/Esper Artifice |
グリクシス/Grixis | 青黒赤 | 蘇生 | 屍人のグリクシス/Grixis Undead |
ジャンド/Jund | 黒赤緑 | 貪食 | 原初のジャンド/Primordial Jund |
ナヤ/Naya | 赤緑白 | パワーが5以上のクリーチャーを参照する能力 | 巨獣のナヤ/Naya Behemoths |
- 中央の色が、その断片のメイン・カラーである。
パッケージ・イラスト
- 血編み髪のクレシュ/Kresh the Bloodbraided (トーナメントパック)
- ヴァレロンに仕える者/Steward of Valeron
- スフィンクスの君主/Sphinx Sovereign
- 裏切り者の王、セドリス/Sedris, the Traitor King
- ヘルカイトの首領/Hellkite Overlord
- 神祖/Godsire
主な開発スタッフ
- デザイン&デベロップ・チーム - Bill Rose (リード・デザイナー)、Devin Low (リード・デベロッパー)、Aaron Forsythe、Mark Globus、Mark Gottlieb、Graeme Hopkins、Alexis Janson、Erik Lauer、Michael Mikaelian、Kenneth Nagle、Matt Place、Mark Rosewater、Brian Tinsman、Mike Turian、Noah Weil
普段は別々のデザイン・チームとデベロップ・チームが一纏めになっているのは、リード・デザイナーのBill Roseによる提案である。デザイン段階では、断片ごとにデザイン担当を変える試みが行われた。(→Between a Rock and a Shard Place参照)
関連リンク
- アラーラの断片 製品情報 (タカラトミー、サイト消失のためInternet Archive)
- アラーラの断片 ミニサイト (WotC,一部英語)
- アラーラの断片 カードリスト (Wisdom Guild)
参考
- A Planeswalker's Guide to Alara - 同時期に発売された書籍