変身
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2011年11月3日 (木) 16:51時点における版
変身/Transformは、キーワード処理の1つ。両面カードの表裏をひっくり返すことを表す。
Villagers of Estwald / エストワルドの村人 (2)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) 狼男(Werewolf)
Howlpack of Estwald / エストワルドの吠え群れ
〔緑〕 クリーチャー — 狼男(Werewolf)
クリーチャー — 人間(Human) 狼男(Werewolf)
各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、エストワルドの村人を変身させる。
2/3Howlpack of Estwald / エストワルドの吠え群れ
〔緑〕 クリーチャー — 狼男(Werewolf)
各アップキープの開始時に、直前のターンにプレイヤー1人が2つ以上の呪文を唱えていた場合、エストワルドの吠え群れを変身させる。
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定義
ある両面カードで表されるパーマネントを変身させる/Transform場合、それを裏返し、もう一方の面が見えるようにする。
解説
イニストラードで初登場したキーワード処理で、「夜に狼男になる人間」や「コウモリに化ける吸血鬼」といった変身をキーワード処理化したものある。両面カードのみが変身できる。
変身を表すという点は反転に、裏返すという手順は変異に似た処理であるが、それらとは別の処理であり、変身させることは反転することでも裏向きにすることでもない。
ルール
- パーマネントが変身しても、それは新しいオブジェクトではない。
- あるパーマネントが変身できるかどうかは、それが物理的に両面カードであるかどうかを見る。つまり、両面カードでないクローン/Cloneでコピーしても、大笑いの写し身/Cackling Counterpartでコピー・トークンを出しても、それらは両面カードでないためは変身できない。例えば、エストワルドの村人/Villagers of Estwaldをコピーしても、そのコピーは背面になる事はない。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 701 キーワード処理
- 701.28 変身する/Transform
- 701.28a パーマネントを変身させる場合、それを裏返し、もう一方の面が見えるようにする。変身するトークンや変身する両面カードで表わされるパーマネントのみが変身できる(rule 712〔両面カード〕参照)。
- 701.28b パーマネントを変身させることは、パーマネントをオモテ向きや裏向きにすることと物理的行動は同じであるが、ゲーム上は異なる処理である。パーマネントが裏向き になることで誘発する能力は、パーマネントが変身することでは誘発しないし、他も同様である。
- 701.28c 呪文や能力に、プレイヤーに、変身するトークンでもなく変身する両面カードで表されてもいないパーマネントを変身させるよう指示がある場合、何も起こらない。
- 701.28d 呪文や能力に、プレイヤーに変身先の面がインスタントやソーサリーであるパーマネントや、インスタントやソーサリーである面で生成された変身するトークンを変身させるよう指示がある場合、何も起こらない。
- 701.28e 誘発型能力の中に、オブジェクトが特定の特性を持つオブジェクトに「変身した」ときに誘発するものがある。その種の能力は、そのオブジェクトが変身あるいはトランスフォーム(rule 701.50〔トランスフォーム〕参照)し、その直後にその指定された特性を持っている場合に誘発する。
- 701.28f パーマネントの、遅延誘発型能力でなく起動型や誘発型である能力がそのパーマネントを変身させようとしたなら、そのパーマネントは、その能力がスタックに置かれた以降に変身もトランスフォームもしていなかったときのみそうする。パーマネントの遅延誘発型能力がそのパーマネントを変身させようとしたなら、そのパーマネントは、その遅延誘発型能力が作られた以降に変身もトランスフォームもしていなかったときのみそうする。どちらの場合にも、そのパーマネントが既に変身またはトランスフォームしていた場合、その指示を無視する。
- 701.28g 「変身したパーマネント/Transformed permanent」を参照する呪文や能力が存在する。この表記は、第2面をオモテにして戦場にあり、変身する両面カードや変身するトークンであるパーマネントを指す。第1面をオモテにしたパーマネントは、それまでに第2面をオモテにしていたことがあっても、変身したパーマネントではない。
- 701.28 変身する/Transform
- 701 キーワード処理