接合

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(9人の利用者による、間の17版が非表示)
2行: 2行:
 
|名前=接合
 
|名前=接合
 
|英名=Modular
 
|英名=Modular
|種別=[[置換効果]][[誘発型能力]]
+
|種別=[[常在型能力]][[誘発型能力]]
|登場セット=多数
+
|登場セット=[[ダークスティール]]<br />[[フィフス・ドーン]]<br>[[モダンホライゾン]]<br>[[モダンホライゾン2]]<br>[[兄弟戦争]]([[兄弟戦争#トランスフォーマー・カード/Transformers cards|トランスフォーマー・カード]])<br>[[モダンホライゾン3]]
 
|リーガル=legal
 
|リーガル=legal
|CR=502.
 
 
}}
 
}}
'''接合'''/''Modular''は、[[ミラディン・ブロック]]に登場した[[キーワード能力]][[]]に出るに際しての[[置換効果]]と、それを持つ[[パーマネント]]が場から[[墓地]]に置かれたことによる[[誘発型能力]]を意味する。
+
'''接合'''(せつごう)/''Modular''は、[[ミラディン・ブロック]]で初登場した[[キーワード能力]]。これを持つ[[パーマネント]]が[[戦場に出る]]際に機能する[[常在型能力]]([[置換効果]])と、[[戦場]]から[[墓地]]に置かれたときに機能する[[誘発型能力]]からなる。
  
 
{{#card:Arcbound Worker}}
 
{{#card:Arcbound Worker}}
  
「接合 N」を持つパーマネントは、N個の[[+1/+1カウンター]]が置かれた状態で場に出る。「接合 - [[烈日]]」を持つパーマネントは、それの[[コスト]]のために[[支払う|支払われた]] [[マナ]]の[[色]]1色につき1個の+1/+1カウンターが置かれた状態で場に出る。接合を持つパーマネントが墓地に置かれたとき、[[アーティファクト・クリーチャー]]1体を[[対象]]とし、その上に、このパーマネントの上に置かれている+1/+1カウンターと同数の+1/+1カウンターを乗せることにしてもよい。
+
==定義==
 +
'''接合''' N/''Modular'' Nは以下の2つの[[能力]]からなる。
 +
*この[[パーマネント]]は、N個の[[+1/+1カウンター]]が置かれた状態で[[戦場に出る]]。([[常在型能力]])
 +
**'''接合''' ― '''[[烈日]]'''と表記されている場合、「このパーマネントは、それの[[コスト]]のために[[支払う|支払われた]][[マナ]]の[[色]]1色につき1個の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。」を意味する。[[烈日]]の項も参照。
 +
*このパーマネントが戦場から墓地に置かれたとき、[[アーティファクト・クリーチャー]]1体を[[対象]]とする。あなたはそれに、このパーマネントに置かれていた+1/+1カウンター1つにつき1個の+1/+1カウンターを置いてもよい。([[誘発型能力]])
  
*あるパーマネントが複数の接合を持つなら、それらは個別に機能する。もっとも、複数の接合を持つ、あるいは持たせるカードはない。
+
==解説==
*対象を取れるなら、必ず対象を取らなくてはいけない。たとえ、[[カウンター]]を乗せないことを選ぶとしてもである。
+
壊れた[[アーティファクト・クリーチャー]]の部品を他のアーティファクト・クリーチャーへ流用させるフレイバーのキーワード能力。
  
[[ダークスティール]]と[[フィフス・ドーン]]のアーティファクト・クリーチャーが持つ能力。これを持つクリーチャーは名前の最初に「電結の〜」がついた。それゆえ、よく能力名を[[電結]]と勘違いされる。
+
[[ミラディン・ブロック]]、[[モダンホライゾン]]ではこの能力を持つカードはすべてアーティファクト・クリーチャーで、[[P/T]]は0/0である。[[モダンホライゾン2]]では[[白]]と[[赤]]に割り振られ、0/0以外の[[サイズ]]も登場したほか初の非クリーチャー・[[パーマネント]]の接合持ちである[[魔力倉庫/Power Depot]]が登場した。
  
*[[倍増の季節/Doubling Season]]との相性が強烈。恐ろしい勢いでカウンターが増える。
+
接合を強化するカードとして[[微光蜂、ザーバス/Zabaz, the Glimmerwasp]]が存在する。
 +
 
 +
===ルール===
 +
*あるパーマネントが複数の接合を持つなら、それらは個別に機能する。
 +
*適正な対象を選べるなら、+1/+1カウンターを置かないつもりでも必ず対象を選ばなくてはいけない。
 +
*接合を持つクリーチャーに[[-1/-1カウンター]]が置かれ、それによって[[タフネス]]が0以下になって[[死亡]]した場合、接合能力は-1/-1カウンターと+1/+1カウンターの相殺がされていない状態の+1/+1カウンターの数のぶんだけ+1/+1カウンターを置く。これはタフネスが0以下になることによるクリーチャーの死亡と、+1/+1カウンターと-1/-1カウンターの相殺がどちらも[[状況起因処理]]であり同時に起こることによる。
 +
 
 +
===その他===
 +
*[[倍増の季節/Doubling Season]]との相性が抜群。恐ろしい勢いでカウンターが増える。
 +
*弱点は[[追放]]や[[バウンス]]など[[墓地送り]]以外の[[除去]]。ただし最強の接合持ちといわれている[[電結の荒廃者/Arcbound Ravager]]は自身を含め全ての接合持ちからこの弱点を取り払ってくれる。
 +
*接合を持つ[[クリーチャー]]のほとんどは「[[電結]]」の名前を冠する。そのためか、この能力の名前を「電結」と間違えられることがある。
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0030689/ ストーム値:『ミラディン』『ミラディンの傷跡』ブロック]([[Making Magic]] 2018年6月11日)
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|接合|接合(Modular)}}
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|接合|接合(Modular)}}
 
*[[キーワード能力]]
 
*[[キーワード能力]]
*[[ルーリング#キーワード能力|ルーリング]]
+
*[[ルーリング]]
  
{{#cr:502.35}}
+
{{#cr:{{キーワード能力のCR番号|接合}}}}
 +
[[Category:キーワード能力|せつこう]]
 +
__NOTOC__

2024年6月4日 (火) 14:21時点における最新版

接合/Modular
種別 常在型能力誘発型能力
登場セット ダークスティール
フィフス・ドーン
モダンホライゾン
モダンホライゾン2
兄弟戦争トランスフォーマー・カード
モダンホライゾン3
CR CR:702.43

接合(せつごう)/Modularは、ミラディン・ブロックで初登場したキーワード能力。これを持つパーマネント戦場に出る際に機能する常在型能力置換効果)と、戦場から墓地に置かれたときに機能する誘発型能力からなる。


Arcbound Worker / 電結の働き手 (1)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

接合1(このクリーチャーは+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。これが死亡したとき、アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。あなたはこれの+1/+1カウンターをすべてそれの上に置いてもよい。)

0/0

[編集] 定義

接合 N/Modular Nは以下の2つの能力からなる。

[編集] 解説

壊れたアーティファクト・クリーチャーの部品を他のアーティファクト・クリーチャーへ流用させるフレイバーのキーワード能力。

ミラディン・ブロックモダンホライゾンではこの能力を持つカードはすべてアーティファクト・クリーチャーで、P/Tは0/0である。モダンホライゾン2ではに割り振られ、0/0以外のサイズも登場したほか初の非クリーチャー・パーマネントの接合持ちである魔力倉庫/Power Depotが登場した。

接合を強化するカードとして微光蜂、ザーバス/Zabaz, the Glimmerwaspが存在する。

[編集] ルール

  • あるパーマネントが複数の接合を持つなら、それらは個別に機能する。
  • 適正な対象を選べるなら、+1/+1カウンターを置かないつもりでも必ず対象を選ばなくてはいけない。
  • 接合を持つクリーチャーに-1/-1カウンターが置かれ、それによってタフネスが0以下になって死亡した場合、接合能力は-1/-1カウンターと+1/+1カウンターの相殺がされていない状態の+1/+1カウンターの数のぶんだけ+1/+1カウンターを置く。これはタフネスが0以下になることによるクリーチャーの死亡と、+1/+1カウンターと-1/-1カウンターの相殺がどちらも状況起因処理であり同時に起こることによる。

[編集] その他

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif