無形の処刑者、ケイヤ/Kaya, Intangible Slayer
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2024年5月22日 (水) 10:35時点における最新版
伝説のプレインズウォーカー — ケイヤ(Kaya)
呪禁
[+2]:各対戦相手はそれぞれ3点のライフを失い、あなたは3点のライフを得る。
[0]:あなたはカード2枚を引く。その後、各対戦相手はそれぞれ占術1を行ってもよい。
[-3]:クリーチャーやエンチャントのうち1つを対象とする。それを追放する。それがオーラ(Aura)でないなら、他のタイプに加えて白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャーであり飛行を持つことを除きそのカードのコピーであるトークン1体を生成する。
WHISPERのテキストには誤りがあります。-3能力の「そのカードのコピーであるトークン1体を生成する。」は「それのコピーであるトークン1体を生成する。」と読み替えてください。
ファイレクシア:完全なる統一で登場したケイヤ。呪禁を持ち、忠誠度能力はドレイン、対戦相手へ占術を与えるドロー、クリーチャー/エンチャント除去に加えてそのコピーであるトークン生成。
- +2能力
- 血の税収/Blood Titheと概ね同じドレイン。違いは多人数戦におけるライフゲインの数値で、失われたライフ問わず3点。
- ライフ・アドバンテージを得られるが、盤面に影響を与えられないのでこのマナ域のプレインズウォーカーを使ってまで狙いたいことでは無い。
- 忠誠カウンターを増やす目的以外では、概ねリーサル専門だろうか。一応ライフゲインで誘発する能力との相性は良好。
- 忠誠カウンターがいきなり8となるため、-3能力で止まらないような盤面であれば、こちらから入ったほうが生き残りは狙いやすいか。
- ±0能力
- 対戦相手には占術、自身は2枚のドロー。カード・アドバンテージを直接得られるため、+2能力よりは基本的にこちらが優先。
- 相手も情報アドバンテージを得るか、ライブラリートップを新鮮なものにすることは出来るのでデメリットはあるが、使い回しが効くドローソースとしては枚数も多め。
- とはいえ元が7マナということで、これを目当てに使うというよりは-3能力が不要な時に、素直にアドバンテージを稼ぐ用途に。
- -3能力
- クリーチャー、エンチャント限定ながら追放除去。更にオーラでないなら、1/1のフライヤーに変えて自分の戦力にできる。
- 対戦相手のパーマネントを逆用できるので、カード・アドバンテージを稼ぎやすい。サイズは極小のため、システムクリーチャーやエンチャントを優先したいところ。
- 基本的にこの能力を目当てにしつつ、他の能力でもアドバンテージを稼ぐ用途での採用になるだろう。忠誠カウンターが初期の状態からなら、ケイヤ自身は犠牲になるが続けざまに2回使える点もありがたい。
- なお、通常は相手に依存する効果ではあるが、一応自分のパーマネントを対象にするのも適正。サイズ的にもETBの再利用以外の用途にはあまり意味が無いので、あくまでおまけ程度だが覚えておきたい。
アドバンテージを稼ぎやすい能力が揃うが、これ自身が7マナと非常に重いのが難点。前述の通り、基本的には-3能力を優先的に使い直接戦場に影響を与えていきたい。呪禁により火力や単体除去には耐性があり、場持ちは比較的良好。
スタンダードにはプレインズウォーカーに対応したリアニメイト手段がいくつかあるため、それらを駆使すれば比較的楽に出せる。一方、強力なリアニメイト先として偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierが同セットで登場したのは向かい風。あちらは色が多いが、ケイヤも色拘束が強めなため、素出しの難易度もそこまで変わらない。相手のアトラクサを-3能力でコピーできれば非常においしいため、リアニメイトのミラーマッチ対策として抜擢するのが面白いか。機械兵団の進軍で登場した多元宇宙の突破/Breach the Multiverseを使用するオルゾフ・ミッドレンジに1枚挿しされる場合がある。
[編集] ルール
- ±0能力
- 各対戦相手はAPNAP順で占術を行うか行わないかを選択する。占術を行う者は、選択した時点で自分のライブラリーの一番上にあるカード1枚を見る。そしてそれからターン順に、それをライブラリーの一番下に置くか上に置くかを決定する。つまり、各対戦相手は自分が選ぶ前に、自分の前のターン順のプレイヤーの選択を知っていることになる。
- -3能力
- コピーの基本的なルールはコピー及びコピー可能な値を参照。
- 他のタイプに加えて白の1/1のスピリット・クリーチャーであり飛行を持つことはコピー効果の一部でありそのトークンのコピー可能な値となる。
- マナ・コストもコピーするが、色は白に上書きされる。
- 対象がオーラであるか否かは、戦場に存在していたときの特性を参照する。授与でオーラとなっているクリーチャー・カードを追放しても、トークンは生成されない。
- 日本語版カードには「そのカードのコピー」を生成すると書かれているがこれは誤訳であり、カードではないトークンを追放した場合でもコピーを生成することができる。
[編集] 関連カード
- 幽霊暗殺者、ケイヤ/Kaya, Ghost Assassin
- オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper
- 死者の災厄、ケイヤ/Kaya, Bane of the Dead
- 情け無用のケイヤ/Kaya the Inexorable
- 霊狩り、ケイヤ/Kaya, Geist Hunter
- 無形の処刑者、ケイヤ/Kaya, Intangible Slayer
- 幽霊の裁き、ケイヤ/Kaya, Spirits' Justice
- Kaya, Ghost Haunter (playtest)(R&D Playtest cards)
[編集] サイクル
ファイレクシア:完全なる統一の、完成化を免れたプレインズウォーカーサイクル。稀少度はレア。ボーダーレス漫画版カードのイラストは完成化された「if」の姿が描かれている。
- 永遠の放浪者/The Eternal Wanderer(白)
- レジスタンスの火、コス/Koth, Fire of Resistance(赤)
- 無形の処刑者、ケイヤ/Kaya, Intangible Slayer(白黒)
- 踊る影、魁渡/Kaito, Dancing Shadow(青黒)
- 歓喜する喧嘩屋、タイヴァー/Tyvar, Jubilant Brawler(黒緑)
[編集] ストーリー
新ファイレクシア/New Phyrexia破壊作戦に参加したケイヤ/Kaya。
詳細はケイヤ/Kayaを参照。