先祖の刃/Forebear's Blade
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[[リミテッド]]ではあらゆるクリーチャーを相討ち上等の強烈な[[アタッカー]]に変貌させる[[エンドカード|ボム]][[レア]]。ただしタフネスが上がらない事もあって[[先制攻撃]]に弱いため、相手の[[叙爵/Dub]]付きクリーチャーなどに対抗するならこちらもそれなりの[[サイズ]]が必要になる。[[構築]]では[[アーティファクト]]対策を始め、[[追放]]除去や[[全体除去]]などこれの能力を無効化してしまう[[カード]]も溢れているため活躍は厳しいか。いっそのこと、後述する[[サクり台]]と組み合わせて[[コンボ]]的用途に使うのもアリ。 | [[リミテッド]]ではあらゆるクリーチャーを相討ち上等の強烈な[[アタッカー]]に変貌させる[[エンドカード|ボム]][[レア]]。ただしタフネスが上がらない事もあって[[先制攻撃]]に弱いため、相手の[[叙爵/Dub]]付きクリーチャーなどに対抗するならこちらもそれなりの[[サイズ]]が必要になる。[[構築]]では[[アーティファクト]]対策を始め、[[追放]]除去や[[全体除去]]などこれの能力を無効化してしまう[[カード]]も溢れているため活躍は厳しいか。いっそのこと、後述する[[サクり台]]と組み合わせて[[コンボ]]的用途に使うのもアリ。 | ||
− | *死亡ではなく追放や[[バウンス]]によって[[戦場]] | + | *死亡ではなく追放や[[バウンス]]によって[[戦場]]を離れた場合、能力は[[誘発]]しない。 |
*[[宿命の旅人/Doomed Traveler]]など[[PIG]]能力でクリーチャーを[[戦場に出す]]クリーチャーに装備させ、その装備しているクリーチャーが死亡した場合、先祖の刃の誘発型能力の対象を選ぶ時点ではまだPIG能力で戦場に出るクリーチャーは存在しないため、後から出るそのクリーチャーに付け替えることはできない。 | *[[宿命の旅人/Doomed Traveler]]など[[PIG]]能力でクリーチャーを[[戦場に出す]]クリーチャーに装備させ、その装備しているクリーチャーが死亡した場合、先祖の刃の誘発型能力の対象を選ぶ時点ではまだPIG能力で戦場に出るクリーチャーは存在しないため、後から出るそのクリーチャーに付け替えることはできない。 | ||
*その性質上、[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げた]]クリーチャーの[[パワー]]を参照するタイプのサクり台全般と相性が良い。特に[[狂気の祭壇/Altar of Dementia]]や[[よりよい品物/Greater Good]]など、他のコストを必要とせず1[[ターン]]に何度でも[[起動]]できる[[カード]]との相性は抜群。 | *その性質上、[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げた]]クリーチャーの[[パワー]]を参照するタイプのサクり台全般と相性が良い。特に[[狂気の祭壇/Altar of Dementia]]や[[よりよい品物/Greater Good]]など、他のコストを必要とせず1[[ターン]]に何度でも[[起動]]できる[[カード]]との相性は抜群。 | ||
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+ | ==ストーリー== | ||
+ | '''先祖の刃'''/''Forebear's Blade''は[[ベナリア/Benalia]]のローズコット家(House Rosecot)の剣({{Gatherer|id=443102}})。7つ棘を持つ薔薇はローズコット家の紋章である。 | ||
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+ | イラストは[[カード名]]とメカニズムから、落命した戦士(イラスト手前)の剣を一族の別の戦士(イラスト奥)が継承する場面と考えられる。両者が同じローズコット家であることは剣と防具の紋章から明白である。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:統率者マスターズ]] - [[アンコモン]] |
2023年7月27日 (木) 18:24時点における最新版
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+3/+0の修整を受けるとともに警戒とトランプルを持つ。
装備しているクリーチャーが死亡するたび、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、先祖の刃をそれにつける。
装備(3)
装備しているクリーチャーが死亡すると、ノーコストで別のクリーチャーに引き継がれる装備品。
唱えるのに3マナ、装備に3マナとそれなりに重いものの、+3/+0の修整に加えて、警戒・トランプルという強力なキーワード能力を与えられる。タフネスに修整を受けないため、特に小型クリーチャーに装備した場合は警戒を付与されても通常はブロッカーとして使い辛い所だが、これの場合は装備されているクリーチャーの死亡時に別のクリーチャーに自動で装備されるため、「死にやすい」ことが然程のデメリットにならない。一度装備してしまえば他にクリーチャーがいるかぎり実質ノーコストで付け替えられるため、装備コストが重くとも存外テンポを阻害しないのは大きな強み。ただし最低でも最初に装備するためのコストが必要な点と、誘発型能力が対象を取るため対応しての除去に弱い点には注意。
リミテッドではあらゆるクリーチャーを相討ち上等の強烈なアタッカーに変貌させるボムレア。ただしタフネスが上がらない事もあって先制攻撃に弱いため、相手の叙爵/Dub付きクリーチャーなどに対抗するならこちらもそれなりのサイズが必要になる。構築ではアーティファクト対策を始め、追放除去や全体除去などこれの能力を無効化してしまうカードも溢れているため活躍は厳しいか。いっそのこと、後述するサクり台と組み合わせてコンボ的用途に使うのもアリ。
- 死亡ではなく追放やバウンスによって戦場を離れた場合、能力は誘発しない。
- 宿命の旅人/Doomed TravelerなどPIG能力でクリーチャーを戦場に出すクリーチャーに装備させ、その装備しているクリーチャーが死亡した場合、先祖の刃の誘発型能力の対象を選ぶ時点ではまだPIG能力で戦場に出るクリーチャーは存在しないため、後から出るそのクリーチャーに付け替えることはできない。
- その性質上、生け贄に捧げたクリーチャーのパワーを参照するタイプのサクり台全般と相性が良い。特に狂気の祭壇/Altar of Dementiaやよりよい品物/Greater Goodなど、他のコストを必要とせず1ターンに何度でも起動できるカードとの相性は抜群。
[編集] ストーリー
先祖の刃/Forebear's Bladeはベナリア/Benaliaのローズコット家(House Rosecot)の剣(イラスト)。7つ棘を持つ薔薇はローズコット家の紋章である。
イラストはカード名とメカニズムから、落命した戦士(イラスト手前)の剣を一族の別の戦士(イラスト奥)が継承する場面と考えられる。両者が同じローズコット家であることは剣と防具の紋章から明白である。