世界選手権18

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'''世界選手権18'''/''2018 World Championship''は、[[2018年]]にアメリカ・ネバダ州のラスベガスで開催された[[世界選手権]]。
 
'''世界選手権18'''/''2018 World Championship''は、[[2018年]]にアメリカ・ネバダ州のラスベガスで開催された[[世界選手権]]。
  
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==概要==
 
[[スタンダード]]部門では、23人中13人が環境の王者とされる[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]]を使用した<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/2018wc/standard-metagame-breakdown-2018-09-21 World Championship Standard Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/mtgwc18/article/0031129/ 世界選手権2018・スタンダード メタゲームブレイクダウン](Event Coverage [[Marc Calderaro]]著)</ref>。
 
[[スタンダード]]部門では、23人中13人が環境の王者とされる[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]]を使用した<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/2018wc/standard-metagame-breakdown-2018-09-21 World Championship Standard Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/mtgwc18/article/0031129/ 世界選手権2018・スタンダード メタゲームブレイクダウン](Event Coverage [[Marc Calderaro]]著)</ref>。
  
決勝は赤黒アグロの[[ミラーマッチ]]にして[[Hareruya Pros]]対決となり、これを制した[[Javier Dominguez]]が、準優勝に終わった[[世界選手権17|前年大会]]の雪辱を晴らす優勝となった。
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決勝は赤黒アグロの[[ミラーマッチ]]にして[[Hareruya Pros]]対決となり、これを制した[[Javier Domínguez]]が、準優勝に終わった[[世界選手権17|前年大会]]の雪辱を果たす優勝となった。Javier Domínguezは[[プレイヤー・スポットライト・カード]]として[[エルドレインの王権]]で[[熱烈な勇者/Fervent Champion]]としてカード化された。
  
*戻し忘れた[[サイドボード]]の[[カード]]を[[引く|引いた]]際、即座に[[ジャッジ]]に申告しなかった([[ターン]]が終わってから申告した)ことにより、[[行弘賢]]が[[失格]]処分を受けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/2018wc/round-14-announcement-2018-09-22 Disqualification in Round 14]/[https://mtg-jp.com/coverage/mtgwc18/article/0031150/ 第14回戦での失格処分について](Event Coverage)</ref>。
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*スタンダードで使用可能な、直近の[[カード・セット]]以外のセットを用いた[[ブースター・ドラフト]]が行われるのは世界選手権(旧制度含む)史上初。
*[[Gerry Thompson]][[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|ウィザーズ]]社に対する抗議のため、大会を欠場した<ref>[https://twitter.com/G3RRYT/status/1043158623218745344 Gerry Thompson](Twitter)</ref>。
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*日本から出場したプレイヤーは[[行弘賢]]1人のみ。日本代表が1人のみなのは世界選手権体制再編以降初。
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**なお、彼は14回戦で戻し忘れた[[サイドボード]]の[[カード]]を[[引く|引いた]]際、即座に[[ジャッジ]]に申告しなかった([[ターン]]が終わってから申告した)ことにより、[[失格]]処分を受けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/2018wc/round-14-announcement-2018-09-22 Disqualification in Round 14]/[https://mtg-jp.com/coverage/mtgwc18/article/0031150/ 第14回戦での失格処分について](Event Coverage)</ref>。
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*[[Gerry Thompson]](世界ランキング上位選出者)が[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|ウィザーズ]]社に対する抗議のため、大会を欠場した<ref>[https://twitter.com/G3RRYT/status/1043158623218745344 Gerry ThompsonのTwitter]</ref>。
  
 
==基本データ==
 
==基本データ==
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!順位!!プレイヤー名!!出場枠!!スタンダードの使用デッキ!!予選ラウンド
 
!順位!!プレイヤー名!!出場枠!!スタンダードの使用デッキ!!予選ラウンド
 
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|優勝||[[Javier Dominguez]]||世界ランキング上位||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]]||11勝3敗
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|優勝||[[Javier Domínguez]]||世界ランキング上位||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]]||11勝3敗
 
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|準優勝||[[Grzegorz Kowalski]]||世界ランキング上位||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]]||11勝3敗
 
|準優勝||[[Grzegorz Kowalski]]||世界ランキング上位||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]]||11勝3敗
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|第21位||[[Owen Turtenwald]]||世界ランキング上位||[[王神の贈り物#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|白青ギフト]]||5勝9敗
 
|第21位||[[Owen Turtenwald]]||世界ランキング上位||[[王神の贈り物#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|白青ギフト]]||5勝9敗
 
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|第22位||[[Martin Juza|Martin Jůza]]||世界ランキング上位||[[青黒コントロール/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|青黒コントロール]]||4勝10敗
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|第22位||[[Martin Jůza]]||世界ランキング上位||[[青黒コントロール/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|青黒コントロール]]||4勝10敗
 
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|失格||[[行弘賢]]||アジア太平洋ランキング1位||[[クロック・パーミッション#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|青単アグロ]]||style="text-align:center"|-
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|失格||[[行弘賢]]||アジア太平洋ランキング1位||[[青単テンポ#カラデシュ・ブロック〜基本セット2019期|青単アグロ]]||style="text-align:center"|-
 
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===対戦結果===
 
===対戦結果===
*1回戦:Ultimate Guard Pro Team([[Jon Finkel]]/[[Andrew Cuneo]]/[[Paul Rietzl]]) ○―× Hareruya Latin([[Carlos Romao|Carlos Romão]]/[[Márcio Carvalho]]/[[Thiago Saporito]])
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*1回戦:Ultimate Guard Pro Team([[Jon Finkel]]/[[Andrew Cuneo]]/[[Paul Rietzl]]) ○―× Hareruya Latin([[Carlos Romão]]/[[Márcio Carvalho]]/[[Thiago Saporito]])
 
*2回戦:Ultimate Guard Pro Team([[Reid Duke]]/[[Owen Turtenwald]]/[[William Jensen]]) ○―× Hareruya Latin([[Sebastian Pozzo]]/[[Luis Salvatto]]/[[Lucas Esper Berthoud]])
 
*2回戦:Ultimate Guard Pro Team([[Reid Duke]]/[[Owen Turtenwald]]/[[William Jensen]]) ○―× Hareruya Latin([[Sebastian Pozzo]]/[[Luis Salvatto]]/[[Lucas Esper Berthoud]])
 
*勝者:Ultimate Guard Pro Team
 
*勝者:Ultimate Guard Pro Team
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==参考==
 
==参考==
*[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/2018wc 2018 World Championship](公式サイト、英語)
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*[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/2018wc Dominguez's Fervent Finish](公式サイト、英語)
 
*[https://mtg-jp.com/coverage/mtgwc18/ マジック:ザ・ギャザリング世界選手権2018・イベントカバレージ](mtg-jp.com)
 
*[https://mtg-jp.com/coverage/mtgwc18/ マジック:ザ・ギャザリング世界選手権2018・イベントカバレージ](mtg-jp.com)
 
*[[トーナメント記録]]
 
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[[Category:世界選手権|せかいせんしゆけん2018]]
 
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2024年3月19日 (火) 11:20時点における最新版

世界選手権18/2018 World Championshipは、2018年にアメリカ・ネバダ州のラスベガスで開催された世界選手権

目次

[編集] 概要

スタンダード部門では、23人中13人が環境の王者とされる赤黒アグロを使用した[1]

決勝は赤黒アグロのミラーマッチにしてHareruya Pros対決となり、これを制したJavier Domínguezが、準優勝に終わった前年大会の雪辱を果たす優勝となった。Javier Domínguezはプレイヤー・スポットライト・カードとしてエルドレインの王権熱烈な勇者/Fervent Championとしてカード化された。

[編集] 基本データ

[編集] 参加者

順位 プレイヤー名 出場枠 スタンダードの使用デッキ 予選ラウンド
優勝 Javier Domínguez 世界ランキング上位 赤黒アグロ 11勝3敗
準優勝 Grzegorz Kowalski 世界ランキング上位 赤黒アグロ 11勝3敗
第3位 Ben Stark 世界ランキング上位 赤単アグロ 10勝4敗
第4位 Shahar Shenhar 世界ランキング上位 白青ギフト 9勝5敗
第5位 Allen Wu マジック25周年記念プロツアー優勝 青黒ミッドレンジ 8勝6敗
第6位 Wyatt Darby プロツアー「ドミナリア」優勝 赤黒アグロ 8勝6敗
第7位 Matthew Nass 世界ランキング上位 ターボネクサス 8勝6敗
第8位 Ben Hull マジック25周年記念プロツアー優勝 赤黒アグロ 8勝6敗
第9位 Reid Duke 世界ランキング上位 赤黒アグロ 8勝6敗
第10位 Mike Sigrist 世界ランキング上位 青黒ミッドレンジ 7勝7敗
第11位 John Rolf 世界ランキング上位 赤黒アグロ 7勝7敗
第12位 Márcio Carvalho ヨーロッパランキング1位 赤黒アグロ 7勝7敗
第13位 Brad Nelson 世界ランキング上位 青単ストーム 7勝7敗
第14位 Elias Watsfeldt ドラフト・マスター 赤単アグロタッチ 7勝7敗
第15位 Brian Braun-Duin 世界ランキング上位 赤黒アグロ 6勝8敗
第16位 Luis Salvatto プロツアー「イクサランの相克」優勝
中南米ランキング1位
赤黒アグロ 6勝8敗
第17位 Andrea Mengucci 世界ランキング上位 赤黒アグロ 6勝8敗
第18位 Matthew Severa 構築マスター 赤黒アグロ 6勝8敗
第19位 Gregory Orange マジック25周年記念プロツアー優勝 青白コントロール 6勝8敗
第20位 Seth Manfield プロツアー「イクサラン」優勝
北米ランキング1位
赤黒アグロ 6勝8敗
第21位 Owen Turtenwald 世界ランキング上位 白青ギフト 5勝9敗
第22位 Martin Jůza 世界ランキング上位 青黒コントロール 4勝10敗
失格 行弘賢 アジア太平洋ランキング1位 青単アグロ

[編集] プロツアー・チームシリーズ決勝18

併催イベントとして、3日目の決勝ラウンド前にプロツアー・チームシリーズ決勝18が行われた。

  • 日時:2018年9月23日
  • 会場:Las Vegas Production Studios
  • フォーマットチームシールドラヴニカのギルド×12)
  • 6人が3人ずつのグループ2つに分かれ、グループごとに対戦を行う。どちらかのチームが2勝すれば優勝
    • 1-1になった場合は、勝ったほうのグループどうしがタイブレークを行う。

[編集] 対戦結果

[編集] 脚注

  1. World Championship Standard Metagame Breakdown/世界選手権2018・スタンダード メタゲームブレイクダウン(Event Coverage Marc Calderaro著)
  2. Disqualification in Round 14/第14回戦での失格処分について(Event Coverage)
  3. Gerry ThompsonのTwitter

[編集] 参考

2018シーズン
世界選手権
ワールドカップ
世界選手権 - ワールド・マジック・カップ
国別選手権 日本 - アメリカ
プロツアー プロツアー「イクサランの相克」(ビルバオ) - プロツアー「ドミナリア」(リッチモンド) - マジック25周年記念プロツアー(ミネアポリス) - プロツアー「ラヴニカのギルド」(アトランタ)
グランプリ
イクサランの相克
サイクル
サンタクララ - インディアナポリス - ロンドン - ヒューストン - トロント冬 - リヨン - メンフィス
ドミナリア
サイクル
マドリード - サンティアゴ - フェニックス - 京都 - アムステルダム - シアトルレガシースタンダード) - シドニー - ハートフォード - ボローニャ - コロンバス - 北京 - ダラスフォートワース - バーミンガムレガシースタンダード) - トロント春 - ワシントンDC - コペンハーゲン
基本セット2019
サイクル
ラスベガスモダンリミテッド) - シンガポール - ピッツバーグ - バルセロナ - サンパウロ - 千葉 - サクラメント - トリノ - ミネアポリス - ブリュッセル - オーランド - プロビデンス - ロサンゼルス - プラハ - リッチモンドレガシースタンダード) - デトロイト - 香港 - ストックホルム
ラヴニカのギルド
サイクル
モントリオール - メキシコシティ - 名古屋 - デンバー - リール - ニュージャージー - アトランタ - メルボルン - ミルウォーキー - ワルシャワ - 静岡レガシースタンダード) - リバプール - ポートランド
ラヴニカの献身
サイクル
バンクーバー
その他 チームシリーズ決勝 - PoY決定戦 - ヴィンテージ - レガシー - ヨーロッパヴィンテージ - ヨーロッパレガシー - アジアヴィンテージ - アジアレガシー - Finals
1995-19961996-19971997-19981998-19991999-20002000-20012001-20022002-20032003-20042004-20052006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202020-20212021-20222022-20232023-20242024-2025
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