ワールド・マジック・カップ

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ワールド・マジック・カップ(World Magic Cup)とは、プレミアイベントの一つであり、世界最強国を決める国別対抗戦。かつての世界選手権から団体戦を独立し、2012年から2018年まで行われた。

一時期は世界選手権と併催されていたが、キャプテン枠のプレイヤーの負担が大きすぎる(世界戦4フォーマット+WMC2フォーマットの計6フォーマット、2012年は計7フォーマットを同時練習する必要があった)ことから、独立開催となった。

目次

[編集] 参加資格

その国の代表としてワールド・マジック・カップに参加するには、予選の参加権を得たのちに各国で三回行われる予選を突破するか、その国の前年度プロツアー・ポイントで1位になる必要がある。2017年以降は、前年度国別プロポイント1位とその国の国別選手権上位2名(プロポイント1位が国別選手権決勝進出の場合のみ国別選手権の上位3名)を代表にするようになった。

1チーム4人(2017年以降1チーム3人)の編成で、プロポイントで選出されたプレイヤーがキャプテンとして国を率いる。

ベスト8(2013年大会以前ベスト4)入りチームのメンバー全員は、次回プロツアーの参加権(及び開催地までの往復航空券)も授与される。

  • 2016年以前は、場合によって3人以下のチーム編成を認めることもあった。その規定は(チームの反則ではないかぎり)チームのメンバーが失格を受けた場合にも適用する。
  • 2013と2014大会の優勝国のキャプテンは、更に次年度の世界選手権の招待権を獲得できた。

[編集] 賞金とプロポイント

チーム順位 賞金 プロポイント 備考
1 12,000USD 8 全員次回プロツアー参加権利+往復航空券
2 6,500USD 7
3-4 3,000USD 6
5-8 2,000USD 5
9-16 1,500USD 4  
17-32 1,100USD 3
33位以下 なし 2

※賞金・プロポイントは一人あたりの金額(ポイント)

[編集] 大会記録

本項では前身の(旧)世界選手権の国別対抗戦を含む。

優勝チーム 参加チーム数 日本の成績 日本代表選手
1998年 アメリカ 28 9位 塚本俊樹石田格 石橋正至藤田剛史
1999年 アメリカ 32 8位 東野将幸黒田正城田口雄一藤田憲一
2000年 アメリカ 46 12位 堂山剛志小宮忠義小野田倫久池田剛
2001年 アメリカ 12位 松尾悟郎金民守森田雅彦
2002年 アメリカ 38 15位 三津家和彦小野田倫久佐々木佑介
2003年 アメリカ 52 9位 大塚高太郎藤田修田中久也
2004年 ドイツ 49 ベスト4 藤田剛史津村健志中村修平
2005年 日本 46 優勝 諸藤拓馬志村一郎大礒正嗣
2006年 オランダ 50 準優勝 森勝洋山本昇平片山英典
2007年 アメリカ 41 ベスト4 北山雅也秋山貴志小室修中田直樹
2008年 アメリカ 57 ベスト4 大礒正嗣高桑祥広渡辺雄也
2009年 中国 61 11位 中村修平渡辺雄也塩田有真
2010年 スロバキア 57 30位 森勝洋池田剛田籠渉
2011年 日本 41 優勝 石田龍一郎藤本知也三原槙仁
2012年 台湾 71 60位(初日敗退) 渡辺雄也田中陽中井直高橋優太
2013年 フランス 71 42位(初日敗退) 渡辺雄也高橋純也阿嘉俊介日下部恭平
2014年 デンマーク 72 33位(初日敗退) 渡辺雄也Rahman A. Aryabhima金川俊哉清永翔
2015年 イタリア 73 ベスト8 渡辺雄也玉田遼一楊塑予津村健志
2016年 ギリシャ 73 64位(初日敗退) 八十岡翔太有田賢人竹下徹津村健志
2017年 日本 73 優勝 渡辺雄也原根健太八十岡翔太
2018年 フランス 74 ベスト8 行弘賢森山真秀難波直也

[編集] その他

  • イギリスを構成する4ヶ国(イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド)はそれぞれ独立した地域として参加できる。これはサッカーのFIFAワールドカップと同じ扱い。
  • 香港、台湾は中国とは別の地域として参加できる。なお、台湾は「チャイニーズタイペイ」表記となる。

[編集] 参考

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