他のプレイヤーをコントロールする
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*他のプレイヤーのコントローラーは、ルールやオブジェクトによって必要とされていない選択や決定を行えない。また、トーナメント・ルールによって必要とされている選択や決定を行えない。 | *他のプレイヤーのコントローラーは、ルールやオブジェクトによって必要とされていない選択や決定を行えない。また、トーナメント・ルールによって必要とされている選択や決定を行えない。 | ||
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**以前は、2011年1月1日発効版の[[マジック・イベント規定]]で「自分がコントロールしているプレイヤーのサイドボードを見てもよい」と規定されていたが、[[異界月]]のリリースノート(プレリリース・イベントの2016年7月16日から有効)にてルール変更が告知された。 | **以前は、2011年1月1日発効版の[[マジック・イベント規定]]で「自分がコントロールしているプレイヤーのサイドボードを見てもよい」と規定されていたが、[[異界月]]のリリースノート(プレリリース・イベントの2016年7月16日から有効)にてルール変更が告知された。 | ||
**それよりさらに前は、現在同様に本人しか見ることができないとされていた。ただし、見る事が出来ないだけで干渉自体は可能であったため、条件を指定されていない[[死せる願い/Death Wish]]なら[[無作為に]]カードを持ってくる事が出来た。 | **それよりさらに前は、現在同様に本人しか見ることができないとされていた。ただし、見る事が出来ないだけで干渉自体は可能であったため、条件を指定されていない[[死せる願い/Death Wish]]なら[[無作為に]]カードを持ってくる事が出来た。 | ||
*他のプレイヤーのコントローラーは、コントロールしているプレイヤーに[[投了]]させることはできない。逆に、プレイヤーは他のプレイヤーにコントロールされている状態でも投了できる。 | *他のプレイヤーのコントローラーは、コントロールしているプレイヤーに[[投了]]させることはできない。逆に、プレイヤーは他のプレイヤーにコントロールされている状態でも投了できる。 | ||
+ | **他のプレイヤーをコントロールしている間に[[違反行為]]があった場合は、実際に決定を行っているコントローラーが責任を問われる。わざと反則を犯して、その懲罰を[[対戦相手]]に押し付けるようなことはできない。 | ||
*[[双頭巨人戦]]などの[[共有チーム・ターン]]選択ルールを使用するゲームにおいては、あるプレイヤーをコントロールする場合、そのチーム全体をコントロールする({{CR|805.8}})。 | *[[双頭巨人戦]]などの[[共有チーム・ターン]]選択ルールを使用するゲームにおいては、あるプレイヤーをコントロールする場合、そのチーム全体をコントロールする({{CR|805.8}})。 | ||
このほか、[[マナ・バーン]]があった頃は、「他のプレイヤーに(ターンを)コントロールされているプレイヤーは、マナ・バーンでライフを失わない」というルールが設けられていた。[[基本セット2010]]発売に伴う[[総合ルール]]の更新で、マナ・バーンの廃止とともにこのルールは削除された。 | このほか、[[マナ・バーン]]があった頃は、「他のプレイヤーに(ターンを)コントロールされているプレイヤーは、マナ・バーンでライフを失わない」というルールが設けられていた。[[基本セット2010]]発売に伴う[[総合ルール]]の更新で、マナ・バーンの廃止とともにこのルールは削除された。 | ||
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+ | 特記しないかぎり、プレイヤーを1ターンの間コントロールする効果。 | ||
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+ | *[[Word of Command]] - この呪文が解決するまでの処理中のみ。([[リミテッド・エディション]]) | ||
+ | *[[精神隷属器/Mindslaver]]([[ミラディン]]) | ||
+ | *[[ソリン・マルコフ/Sorin Markov]]([[ゼンディカー]]) | ||
+ | *[[最悪の恐怖/Worst Fears]]([[ニクスへの旅]]) | ||
+ | *[[約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End]]([[異界月]]) | ||
+ | *[[残酷な見世物/Cruel Entertainment]]([[統率者2016]]) | ||
+ | *[[敵対工作員/Opposition Agent]] - 対戦相手が自身の[[ライブラリー]]を[[探す]]間のみ。([[統率者レジェンズ]]) | ||
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2024年1月18日 (木) 10:20時点における最新版
他のプレイヤーをコントロールする/Control Another Player効果が存在する。
Mindslaver / 精神隷属器 (6)
伝説のアーティファクト
伝説のアーティファクト
(4),(T),精神隷属器を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。あなたはそのプレイヤーの次のターンの間、そのプレイヤーをコントロールする。(あなたはそのプレイヤーが見ることのできるすべてのカードを見て、そのプレイヤーのすべての決定を行う。)
目次 |
[編集] ルール
他のプレイヤーをコントロールしているとき、そのプレイヤーが本来行うべき選択や決定を、コントロールしている側が選択したり決定したりする。
- 複数のプレイヤー・コントロール効果が同じプレイヤーに影響を及ぼす場合、タイムスタンプ順に上書きしていき、最後に発生したものだけが有効になる。
- 他のプレイヤーをコントロールしている間も、通常通り、自分自身に関する選択や決定を行える。
- 他のプレイヤーをコントロールしている間も、それによってオブジェクトのコントロールが得られるわけではない。
- 他のプレイヤーにコントロールされているプレイヤーが何らかのオブジェクトの情報を見ることができる場合、プレイヤーのコントローラーもそれを見ることができる(例えば、コントロールされているプレイヤーの手札や、そのプレイヤーがコントロールしている裏向きのパーマネントの表など)。
- 他のプレイヤーのコントローラーは、コントロールしているプレイヤーに認められている、あるいは何らかのオブジェクトによりしなければいけない全ての選択や決定を行う。
- もちろんBlacker Lotusなどのコストの一部として相手のカードをビリビリに破いてもよい。逆に、もしそうされそうになったら即座に投了すべきだろう(そのタイミングでの投了は認められている)。
- 他のプレイヤーのコントローラーは、ルールやオブジェクトによって必要とされていない選択や決定を行えない。また、トーナメント・ルールによって必要とされている選択や決定を行えない。
- あるプレイヤーを次のターンの間コントロールする場合、そのターンの間ずっとそのプレイヤーはコントロールされる。クリンナップ・ステップの間の選択も、コントロールを得ているプレイヤーが行う。
- コントロールしている他のプレイヤーのサイドボードを見る事はできない(マジックイベント規定)。また、何らかの効果がそのプレイヤーにゲームの外部にあるカードを選ぶように指示したとしても、あなたは、そのプレイヤーにカードを選ばせることはできない。例えば、願いなどを使わせたとしても、選択不可能であるため不発となる。
- 以前は、2011年1月1日発効版のマジック・イベント規定で「自分がコントロールしているプレイヤーのサイドボードを見てもよい」と規定されていたが、異界月のリリースノート(プレリリース・イベントの2016年7月16日から有効)にてルール変更が告知された。
- それよりさらに前は、現在同様に本人しか見ることができないとされていた。ただし、見る事が出来ないだけで干渉自体は可能であったため、条件を指定されていない死せる願い/Death Wishなら無作為にカードを持ってくる事が出来た。
- 他のプレイヤーのコントローラーは、コントロールしているプレイヤーに投了させることはできない。逆に、プレイヤーは他のプレイヤーにコントロールされている状態でも投了できる。
- 双頭巨人戦などの共有チーム・ターン選択ルールを使用するゲームにおいては、あるプレイヤーをコントロールする場合、そのチーム全体をコントロールする(CR:805.8)。
このほか、マナ・バーンがあった頃は、「他のプレイヤーに(ターンを)コントロールされているプレイヤーは、マナ・バーンでライフを失わない」というルールが設けられていた。基本セット2010発売に伴う総合ルールの更新で、マナ・バーンの廃止とともにこのルールは削除された。
[編集] 該当カード
特記しないかぎり、プレイヤーを1ターンの間コントロールする効果。
- Word of Command - この呪文が解決するまでの処理中のみ。(リミテッド・エディション)
- 精神隷属器/Mindslaver(ミラディン)
- ソリン・マルコフ/Sorin Markov(ゼンディカー)
- 最悪の恐怖/Worst Fears(ニクスへの旅)
- 約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End(異界月)
- 残酷な見世物/Cruel Entertainment(統率者2016)
- 敵対工作員/Opposition Agent - 対戦相手が自身のライブラリーを探す間のみ。(統率者レジェンズ)
[編集] 関連
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 719 他のプレイヤーをコントロールする
- 719.1 次のあるプレイヤーのターンの間、そのプレイヤーを他のプレイヤーによってコントロールさせるカードが存在する。この効果は、その影響を受けるプレイヤーが次に実際に得るターンに影響を及ぼす。そのターンの間ずっとそのプレイヤーはコントロールされ、この効果は次のターンが始まるまで終わらない。
- 719.2 カード2枚(《Word of Command》と《敵対工作員》)は、一定の期間、プレイヤーが他のプレイヤーをコントロールできるようにする。
- 719.3 プレイヤーのコントロールだけが変わり、オブジェクトのコントローラーは変わらない。コントロールされているプレイヤーは、それでも自分のターンの間はアクティブ・プレイヤーである。
- 719.4 コントロールされているプレイヤーがゲーム内の何らかのオブジェクトの情報を見ることができる場合、それはそのプレイヤーとそのプレイヤーのコントローラーの両方が見ることができる。コントロールされているプレイヤーがゲーム外のカードに関する情報を見ることができる場合、その情報を見ることができるのはそのプレイヤーだけで、そのプレイヤーのコントローラーは見ることができない。
- 719.5 他のプレイヤーをコントロールしている間、そのプレイヤーは、コントロールされているプレイヤーに認められている、あるいは何らかのルールやオブジェクトによりしなければならないすべての選択や決定を行う。これには、何をプレイする(起動する、唱える)かの選択や、呪文や能力に関する選択や決定を含む。
- 719.6 他のプレイヤーのコントローラーは、そのプレイヤーを投了させられない。プレイヤーは、他のプレイヤーにコントロールされていても、いつでもゲームを投了することができる。rule 104.3a 参照。
- 719.7 プレイヤーに他のプレイヤーのコントロールを得させる効果は、コントロールされているプレイヤーの行動を制限し、あるいはコントロールされているプレイヤーに何らかの行動を強制することがある。
- 719.8 他のプレイヤーをコントロールしているプレイヤーは、自分自身に関する選択や決定も行える。
- 719.9 プレイヤーは自分のコントロールを得ることもできる。そのプレイヤーは通常通り自分の決定や選択を行う。
- 719 他のプレイヤーをコントロールする