フローレスブラック
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2019年5月15日 (水) 13:36時点における最新版
フローレスブラック(Flores Black)は、Mike Floresが制作した黒コントロールデッキの一種。「Nap Star」「フィンケルブラック」とも呼ばれ、アメリカ選手権00でJon Finkelが使用し優勝した。
[編集] 概要
ソーサリー
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある黒のカード1枚を追放することを選んでもよい。
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたは、あなたの墓地から、土地をプレイしても呪文を唱えてもよい。
このターン、あなたの墓地にいずれの領域からでもカードが置かれるなら、代わりにそれを追放する。
特定のデッキにしか効かないようなカードが何種類も1枚ずつ入っており、それを相手に応じて吸血の教示者/Vampiric Tutorでサーチするという戦略を取る。シルバーバレット戦略を前面に押し出したデッキの先駆け的存在。
メインから様々なカードが入っているので、無駄カードを引いてしまうことも当然あり得る。そのような場合は、その無駄カードを暴露/Unmaskのコストにあてるなどして利用する。それでも、ストロームガルドの陰謀団/Stromgald Cabalはクリーチャーであるため相手の色が合わなくても3マナ2/2として使えるし、仕組まれた疫病/Engineered Plagueは相手に(クリーチャー・タイプを持つ)クリーチャーさえいればとりあえず意味はある。そのように、完全に無駄カードになるものは極力少なくなるよう工夫されている。
1枚しか入っていない対策カードでも、ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willでもう1度使用することが可能となっている。
[編集] サンプルレシピ
- 吸血の教示者/Vampiric Tutorによるライフロスをカバーするために、あまりトーナメントレベルでは見かけなかった不純な飢え/Vicious Hungerが使用されているのが特徴。恐怖/Terrorと違い黒にも効き、バーンのようなノンクリーチャーデッキが相手でも、自分のクリーチャーに撃ってライフ回復できるので完全な無駄カードとはならない。