スピリット
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+ | スピリット・[[トークン]]を[[生成]]するカードは数多い。神河ブロックのカードは[[無色]]の1/1、その他のものは[[飛行]]を持つ[[白]]あるいは[[青]]の[[単色]]であることが多く、[[ラヴニカ/Ravnica]]の[[オルゾフ組/The Orzhov Syndicate]]に関連するものは[[死後]]を含め飛行を持つ[[白黒]]の1/1である事が多い(→[[トークン一覧]])。また、[[ヴァンガード]]では[[Teysa, Orzhov Scion Avatar]]が存在する。[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]では[[ロアホールド大学/Lorehold College]]([[赤白]])のマスコット・[[トークン]]に選ばれ、飛行を持たず3/2という珍しい[[サイズ]]。 | ||
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+ | [[伝説の]]スピリットは反転カード・[[両面カード]]を含めると[[カルロフ邸殺人事件]]現在109体存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Spirit 「伝説の(Legendary)・スピリット(Spirit)」でWHISPER検索])。 | ||
− | [[ | + | *スピリットに変化したりさせたりするカードは、[[魂込めの円月刀/Ensouled Scimitar]]、[[源獣]]サイクル、[[運命の大立者/Figure of Destiny]]、[[憑依された板金鎧/Haunted Plate Mail]]、[[始まりの木の管理人/Warden of the First Tree]]、[[霊鍛冶のホフリ/Hofri Ghostforge]]などがある。 |
− | + | ==イメージと歴史== | |
+ | 初期は[[地の底の精霊/Subterranean Spirit]]はエレメンタルだったり[[無規律の死霊/Entropic Specter]]は[[スペクター]]ではなくスピリットであったりと種族イメージが曖昧だった。クリーチャー・タイプ再編では、名前にSpiritが付くクリーチャーにはすべてスピリットが与えられたが、Spiritの名前を持ちながらも自然を具現化したようなクリーチャーにはエレメンタルが与えられるなど整理された。 | ||
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+ | *[[神河/Kamigawa]]の[[神/Kami]] | ||
+ | *生物の霊魂 | ||
+ | *魂が宿って動き出した道具([[踊る円月刀/Dancing Scimitar]]や[[異形の大軍/Horrible Hordes]]など) | ||
+ | がスピリットに分類されるようだが、[[憑依された護衛/Haunted Guardian]]は[[構築物]]であったりと必ずしも一定していない。 | ||
+ | *[[カード名]]では「スピリット([[ミラージュ]]初出)」と「精([[第4版]]初出)」の2種類の訳語が混在しており、ごくまれに「精霊」「霊魂」と訳される。現在は「スピリット」が支配的である。 | ||
− | + | その他背景世界における種族としてのスピリットについての詳細は、[[スピリット/Spirit]]を参照。 | |
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==参考== | ==参考== | ||
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Spirit|スピリット(Spirit)}} | *{{WHISPER検索/サブタイプ|Spirit|スピリット(Spirit)}} | ||
+ | *{{WHISPER検索/カードテキスト|{Spirit}|スピリット(Spirit)}} | ||
*[[クリーチャー・タイプ解説]] | *[[クリーチャー・タイプ解説]] | ||
− | [[Category:クリーチャー・タイプ| | + | [[Category:クリーチャー・タイプ|すひりつと]] |
2024年6月20日 (木) 18:17時点における最新版
スピリット/Spiritは、クリーチャー・タイプの1つ。精霊や実体のない霊体を指し、神聖なものから邪悪なものまで多岐に渡る。
クリーチャー — スピリット(Spirit)
飛行
(T),あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャー2体をタップする:パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
クリーチャー — ドラゴン(Dragon) スピリット(Spirit)
飛行
(3)(白)(白):あなたの墓地にある永遠のドラゴンをあなたの手札に戻す。この能力は、あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
平地(Plains)サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:あなたのライブラリーから平地カードを1枚探す。それを公開し、あなたの手札に加える。その後ライブラリーを切り直す。)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit) クレリック(Cleric)
呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
聖トラフトの霊が攻撃するたび、タップ状態で攻撃している、飛行を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンを1体生成する。戦闘終了時に、そのトークンを追放する。
初出はレジェンドのラジャンの精/Radjan SpiritとThunder Spirit。アイスエイジの四大スピリット以降、毎ブロックに2~3枚は登場する常連タイプとなる。神河ブロックではテーマの一つになり、それまで55体しかいなかったものが一気に169体(反転カード含む)も追加され、クリーチャー・タイプにおける一大勢力(当時クリーチャー数第2位)に急成長した。その後もさらに増え、一時は兵士を抜いてクリーチャー数で最大を誇るクリーチャー・タイプであったが、現在は若干失速気味で人間をはじめいくつかのクリーチャー・タイプに抜かれるようになった(各種カードランキング)。イニストラード・ブロックをはじめイニストラード/Innistradを舞台としたセット群でも主要クリーチャー・タイプのひとつに据えられ、白青に割り振られている。また、長らく不在であったロードにあたるクリーチャーもイニストラードでようやくお目見えした。Magic Onlineでのミラージュ販売からローウィン時の大再編までのクリーチャー・タイプ再編期にゴーストやポルターガイスト等のマイナー種族をかなり吸収する一方、エレメンタルや天使、デーモンなど新たにタイプを与えられたスピリットも多い。
タイプ的な統一感はほぼなかったタイプであったが、ジャッジメントでは幻影クリーチャーが共通の能力をもったスピリットだった。神河ブロックではスピリットを参照するキーワード能力として転生を持つものが多く存在するほか、スピリットのみに与えられた能力として献身と魂力が登場している(これら2つは、後のセットでスピリット以外にも与えられている)。降霊を持つクリーチャーは、必ずどちらかの面がスピリットである変身する両面カードである。
タイプ的カードは神河ブロックを中心に転生やスピリットクラフトなどかなりの数が存在する。ロードは戦場の霊/Battleground Geist、絞首台の守部/Gallows Warden、ドラグスコルの隊長/Drogskol Captainなどが存在する。また、クリーチャーではないものに遥か忘れられし御幣/Long-Forgotten Goheiがある。
スピリット・トークンを生成するカードは数多い。神河ブロックのカードは無色の1/1、その他のものは飛行を持つ白あるいは青の単色であることが多く、ラヴニカ/Ravnicaのオルゾフ組/The Orzhov Syndicateに関連するものは死後を含め飛行を持つ白黒の1/1である事が多い(→トークン一覧)。また、ヴァンガードではTeysa, Orzhov Scion Avatarが存在する。ストリクスヘイヴン:魔法学院ではロアホールド大学/Lorehold College(赤白)のマスコット・トークンに選ばれ、飛行を持たず3/2という珍しいサイズ。
伝説のスピリットは反転カード・両面カードを含めるとカルロフ邸殺人事件現在109体存在する(「伝説の(Legendary)・スピリット(Spirit)」でWHISPER検索)。
- スピリットに変化したりさせたりするカードは、魂込めの円月刀/Ensouled Scimitar、源獣サイクル、運命の大立者/Figure of Destiny、憑依された板金鎧/Haunted Plate Mail、始まりの木の管理人/Warden of the First Tree、霊鍛冶のホフリ/Hofri Ghostforgeなどがある。
[編集] イメージと歴史
初期は地の底の精霊/Subterranean Spiritはエレメンタルだったり無規律の死霊/Entropic Specterはスペクターではなくスピリットであったりと種族イメージが曖昧だった。クリーチャー・タイプ再編では、名前にSpiritが付くクリーチャーにはすべてスピリットが与えられたが、Spiritの名前を持ちながらも自然を具現化したようなクリーチャーにはエレメンタルが与えられるなど整理された。
現在では
- 神河/Kamigawaの神/Kami
- 生物の霊魂
- 魂が宿って動き出した道具(踊る円月刀/Dancing Scimitarや異形の大軍/Horrible Hordesなど)
がスピリットに分類されるようだが、憑依された護衛/Haunted Guardianは構築物であったりと必ずしも一定していない。
その他背景世界における種族としてのスピリットについての詳細は、スピリット/Spiritを参照。