能力
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[[複製]]などの、[[インスタント]]や[[ソーサリー]]が持つ能力は、通常は[[スタック]]上にある間でのみ機能する。その他のオブジェクトの能力は、通常そのオブジェクトが[[場]]にある間でのみ機能する。ただし、[[特性定義能力]]や、どの[[領域]]で機能するかが書かれた能力など、例外もいくつかある。 | [[複製]]などの、[[インスタント]]や[[ソーサリー]]が持つ能力は、通常は[[スタック]]上にある間でのみ機能する。その他のオブジェクトの能力は、通常そのオブジェクトが[[場]]にある間でのみ機能する。ただし、[[特性定義能力]]や、どの[[領域]]で機能するかが書かれた能力など、例外もいくつかある。 | ||
− | 起動型能力、あるいは誘発型能力がスタックに乗ったならば、それは能力の[[発生源]]から独立して存在する{{CR|402.6}}。 | + | 起動型能力、あるいは誘発型能力がスタックに乗ったならば、それは能力の[[発生源]]から独立して存在する({{CR|402.6}})。 |
− | *発生源が本来あるべき領域(たいていは場)を離れたとしても、スタック上の能力は影響を受けない。スタックから取り除かれることもないし、通常どおり効果を発揮する(もちろん、能力自身に指示がある場合はそちらを優先する。→ [[if節ルール]])。 | + | |
+ | *発生源が本来あるべき領域(たいていは場)を離れたとしても、スタック上の能力は影響を受けない。スタックから取り除かれることもないし、通常どおり効果を発揮する(もちろん、能力自身に指示がある場合はそちらを優先する。→[[if節ルール]])。 | ||
*[[放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer]]のように「能力の発生源に何かをさせる」能力は、発生源を参照する。効果を分配するために参照する場合は、能力をスタックに積む時点で、それ以外の理由で参照する場合は、能力の[[解決]]時点で、それぞれ発生源の情報をチェックする。チェックする時点で発生源が既に場にない場合は、その能力の発生源の[[最後の情報|場を離れる直前の情報]]を使う。 | *[[放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer]]のように「能力の発生源に何かをさせる」能力は、発生源を参照する。効果を分配するために参照する場合は、能力をスタックに積む時点で、それ以外の理由で参照する場合は、能力の[[解決]]時点で、それぞれ発生源の情報をチェックする。チェックする時点で発生源が既に場にない場合は、その能力の発生源の[[最後の情報|場を離れる直前の情報]]を使う。 | ||
− | + | *オブジェクトに能力を与えたり、[[失う|失わせたり]]する効果も存在する。 | |
− | オブジェクトに能力を与えたり、[[失う|失わせたり]]する効果も存在する。 | + | **オブジェクトにある能力が複数与えられた場合、そのすべては重複する。ただし、能力により重複に意味がないこともある(例:[[飛行]])。 |
− | *オブジェクトにある能力が複数与えられた場合、そのすべては重複する。ただし、能力により重複に意味がないこともある(例:[[飛行]])。 | + | **オブジェクトからある能力を失わせる場合、その能力を複数持っていたとしても、そのすべてが失われる。 |
− | *オブジェクトからある能力を失わせる場合、その能力を複数持っていたとしても、そのすべてが失われる。 | + | |
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==参考== | ==参考== | ||
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2008年7月12日 (土) 15:48時点における版
能力/Abilityは、注釈文でもフレイバー・テキストでもない、オブジェクトの文章である。能力は効果を発生させる。
キーワード能力を除けば、段落ごとに分けて記述される。1つの段落が1つの能力を表す。おおまかには、起動型能力、誘発型能力、常在型能力の3つに分類される。マナ能力は、起動型能力か、誘発型能力である。
能力は呪文とは区別される。呪文を打ち消す効果で、能力を打ち消すことはできない。
複製などの、インスタントやソーサリーが持つ能力は、通常はスタック上にある間でのみ機能する。その他のオブジェクトの能力は、通常そのオブジェクトが場にある間でのみ機能する。ただし、特性定義能力や、どの領域で機能するかが書かれた能力など、例外もいくつかある。
起動型能力、あるいは誘発型能力がスタックに乗ったならば、それは能力の発生源から独立して存在する(CR:402.6)。
- 発生源が本来あるべき領域(たいていは場)を離れたとしても、スタック上の能力は影響を受けない。スタックから取り除かれることもないし、通常どおり効果を発揮する(もちろん、能力自身に指示がある場合はそちらを優先する。→if節ルール)。
- 放蕩魔術師/Prodigal Sorcererのように「能力の発生源に何かをさせる」能力は、発生源を参照する。効果を分配するために参照する場合は、能力をスタックに積む時点で、それ以外の理由で参照する場合は、能力の解決時点で、それぞれ発生源の情報をチェックする。チェックする時点で発生源が既に場にない場合は、その能力の発生源の場を離れる直前の情報を使う。
- オブジェクトに能力を与えたり、失わせたりする効果も存在する。
- オブジェクトにある能力が複数与えられた場合、そのすべては重複する。ただし、能力により重複に意味がないこともある(例:飛行)。
- オブジェクトからある能力を失わせる場合、その能力を複数持っていたとしても、そのすべてが失われる。
能力一覧
引用:総合ルール 20231117.0
- 4 領域
- 402 手札
- 402.1 手札は、プレイヤーが引いたカードを持っておく場所である。他の効果によってカードが手札に戻されることもある。ゲームの開始時に、それぞれのプレイヤーは通常7枚である初期手札枚数分のカードを引く。rule 103〔ゲームの始め方〕参照。
- 402.2 それぞれのプレイヤーに手札の上限が決まっており、通常は7枚である。プレイヤーはその手札に何枚でもカードを持つことができるが、クリンナップ・ステップ の間に、手札の上限を越える分のカードを捨てなければならない。
- 402.3 プレイヤーはその手札を便利なように並べることができ、いつでも見ることができる。他のプレイヤーの手札を見ることはできないが、いつでもその枚数を数えることはできる。
- 402 手札