セレズニア議事会/The Selesnya Conclave
提供:MTG Wiki
(セレズニアに軍国的、恐怖政治の要素は希薄なため「全体主義よりも共同体主義のほうが近いかと。) |
|||
1行: | 1行: | ||
− | {{情報ボックス/ラヴニカのギルド}}'''セレズニア議事会'''/''The Selesnya Conclave''は、[[ラヴニカ/Ravnica]]における10の[[ギルド/Guild]]の1つ。[[色]]は[[緑白]]で、2色の[[友好色]] | + | {{情報ボックス/ラヴニカのギルド}}'''セレズニア議事会'''/''The Selesnya Conclave''は、[[ラヴニカ/Ravnica]]における10の[[ギルド/Guild]]の1つ。[[色]]は[[緑白]]で、2色の[[友好色]]たるあたりの性格(共同体主義)である。「議事会」の別名を持つ。 |
==解説== | ==解説== | ||
28行: | 28行: | ||
{{#card:Voice of Resurgence}} | {{#card:Voice of Resurgence}} | ||
− | + | 自然との調和、共同体主義を表す特徴として、[[トークン]]の生産能力に長けるギルド。[[ラヴニカ・ブロック]]ではセレズニアのトークンといえば大半が[[苗木]]であったが、[[ラヴニカへの回帰ブロック]]では2回り大きい[[ケンタウルス]]を中心に様々なトークンが登場している。また、生産したトークンを活かすような能力も多い。 | |
ギルド固有の[[能力]]として、ラヴニカ・ブロックでは[[キーワード能力]]の[[召集]]を、ラヴニカへの回帰ブロックでは[[キーワード処理]]の[[居住]]をもつ。前者が生産したトークンを活かす能力、後者がトークン生産を促進する能力となっている。 | ギルド固有の[[能力]]として、ラヴニカ・ブロックでは[[キーワード能力]]の[[召集]]を、ラヴニカへの回帰ブロックでは[[キーワード処理]]の[[居住]]をもつ。前者が生産したトークンを活かす能力、後者がトークン生産を促進する能力となっている。 |
2020年1月18日 (土) 06:43時点における版
- アゾリウス評議会/The Azorius Senate(白青)
- ディミーア家/House Dimir(青黒)
- ラクドス教団/The Cult of Rakdos(黒赤)
- グルール一族/The Gruul Clans(赤緑)
- セレズニア議事会/The Selesnya Conclave(緑白)
- オルゾフ組/The Orzhov Syndicate(白黒)
- イゼット団/The Izzet(青赤)
- ゴルガリ団/The Golgari(黒緑)
- ボロス軍/Boros Legion(赤白)
- シミック連合/The Simic Combine(緑青)
セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveは、ラヴニカ/Ravnicaにおける10のギルド/Guildの1つ。色は緑白で、2色の友好色たるあたりの性格(共同体主義)である。「議事会」の別名を持つ。
目次 |
解説
セレズニアの基本理念は、セレズニア議事会の福音者である狼乗りのトルシミールの言葉に現れている。「我らと共にあるならば、すべてが平等だ。それまでは、お前の存在は無い。」すなわち、共同体であることを何よりも重視し、その中のすべてのものはその役割に関わらず平等であると考えている。その構成員は無私無欲で他人に尽くすものたちであり、それは洗脳的・狂信的集団であるようにも見える。実際に洗脳が行われているかどうかは詳細は不明だが。
また、自然に根ざした団体でもあり、自然と調和しそれを世界全体に広げることを目的としている。しかし、その信念の強さと場所を選ばないやり方から、他のギルドとの紛争の理由にもなっている。
指導者はセレズニアのパルンでもあり、「自然そのものの顕現」「世界魂」とも呼ばれるマット・セレズニア(マトセレズニアとも訳される)、そしてその声を伝えるドライアドのグループである議事会、ひいては部分的に意識を共有しているセレズニアのメンバー全員が指導者と言える。
本拠地は世界最古の巨大樹ヴィトゥ=ガジー。既に枯れているが、魔術により生かされており、その幹には非常に重要な場所が存在している。
ラヴニカ・ブロック
ザデックの計略によりマット・セレズニアは抹殺されかけるが、コスとその仲間達によってかろうじて阻止された。
ラヴニカへの回帰
ギルドパクト崩壊の後マット・セレズニアは深い眠りに付き、彼女に接触できるほど深く世界魂に潜れるものはいなかった。またラヴニカの人々のギルドへの不信感はセレズニアのような参加者の力に頼るギルドを縮小させ、セレズニアは消滅するかに見えた。
新たなドライアドの議事会、トロスターニはセレズニアのパルンへのリンクを回復させ、セレズニア議事会を再興した。 セレズニアは彼らの正当さのための平和的な戦いに従事し、殺風景な建物に自然の美をもたらす事でマット・セレズニアの天恵を広めようとしている。
拠点
ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi
セレズニア議事会の中心である大樹。ギルド庁舎でもあり、ギルドマスター・トロスターニとドライアド議事会達の家となっている。
ゲームでの特徴
クリーチャー — エルフ(Elf) ウィザード(Wizard)
((緑/白)は(緑)でも(白)でも支払うことができる。)
(3)(緑):緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
(3)(白):ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
対戦相手1人があなたのターンに呪文1つを唱えるたびと、復活の声が死亡したとき、「このクリーチャーのパワーとタフネスは、あなたがコントロールするクリーチャーの総数に等しい。」を持つ緑であり白であるエレメンタル(Elemental)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
2/2自然との調和、共同体主義を表す特徴として、トークンの生産能力に長けるギルド。ラヴニカ・ブロックではセレズニアのトークンといえば大半が苗木であったが、ラヴニカへの回帰ブロックでは2回り大きいケンタウルスを中心に様々なトークンが登場している。また、生産したトークンを活かすような能力も多い。
ギルド固有の能力として、ラヴニカ・ブロックではキーワード能力の召集を、ラヴニカへの回帰ブロックではキーワード処理の居住をもつ。前者が生産したトークンを活かす能力、後者がトークン生産を促進する能力となっている。
ラヴニカ・ブロックでドラフトを行う場合、最初のラヴニカ:ギルドの都でセレズニアを選んでしまうと、ギルドパクト、ディセンションで1ギルドずつ取ってうまく3色デッキを作る事ができないという難点がある。3色目を青にするとギルドパクト、黒または赤にするとディセンションで選ぶべきギルドがない。
- ラヴニカで他のギルドを選んだ場合、そのようなことはない。
- ディセンションのシミックもセレズニアと同様、うまく3色を作れないという問題を抱えている。
- どのエキスパンションにもギルドで使われていない色がなく、なおかつ上記の条件で3色デッキを作れないギルドが存在しないように、10のギルドを3つのエキスパンションへ割り振ることは不可能である。どうしてもどこかのギルドを犠牲にしなくてはならなかったのだ。緑を含むギルドが2つ犠牲になっているのも、別に緑イジメと言う訳では無く、どう割り振っても一色が割を食ってしまうようになっている。
関連カード・関連デッキ
ラヴニカ・ブロック
- トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfblood
- 議事会の合唱者/Chorus of the Conclave
- 都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree
ラヴニカへの回帰ブロック
- セレズニアの声、トロスターニ/Trostani, Selesnya's Voice
- イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris
- 力の結集/Collective Might(デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013)
- Selesnya Surge(テーマデッキ)
ラヴニカのギルド
- 不和のトロスターニ/Trostani Discordant
- 協約の魂、イマーラ/Emmara, Soul of the Accord
- ギルド・キット『セレズニア』(ギルド・キット)
参考
- The Selesnya Conclave(WotC ラヴニカ:ギルドの都特設サイト)
- セレズニア議事会(WotC ラヴニカへの回帰特設サイト)
- Ravnica, Then and Now/ラヴニカ、その過去と現在(Feature Article 2012年8月29日 Adam Lee著)
- Planeswalker's Guide to Return to Ravnica: Part 1/プレインズウォーカーのための「ラヴニカへの回帰」案内 その1(Feature Article 2012年8月22日 The Magic Creative Team著 翻訳:若月繭子)
Selesnya Week
2012年10月1日~5日に行われた『セレズニア特集/Selesnya Week』から。
- Designing for Selesnya/セレズニアのデザイン(Making Magic 2012年10月1日 Mark Rosewater著)
- Scrubbed Mind(From the Lab 2012年10月1日 Noel deCordova著)
- Populating on a Budget/お手頃居住(ReConstructed 2012年10月2日 Gavin Verhey著)
- In Praise of the Worldsoul, Part 2/世界魂を称えて その2(Uncharted Realms 2012年10月3日 Jenna Helland著)
- A History Lesson: The Best Selesnya(Top Decks 2012年10月4日 Mike Flores著)
- Population Building/居住の建築(Latest Developments 2012年10月5日 Tom LaPille著)