ミノタウルス
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* [[Ken Nagle]]によると、ミノタウルスは2/3以上であるという「[[ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaur|ハールーン]]」のルールが存在するらしい<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/twelve-labors-2014-01-20-0 Twelve Labors]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0006818/ 十二の難題](Feature [[2014年]]1月20日 [[Ken Nagle]]著)</ref>。 | * [[Ken Nagle]]によると、ミノタウルスは2/3以上であるという「[[ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaur|ハールーン]]」のルールが存在するらしい<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/twelve-labors-2014-01-20-0 Twelve Labors]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0006818/ 十二の難題](Feature [[2014年]]1月20日 [[Ken Nagle]]著)</ref>。 | ||
− | [[部族カード]]は、[[ロード (俗称)|ロード]]の[[Anaba Spirit Crafter]]、[[怒血のシャーマン/Rageblood Shaman]]、[[クラグマの戦呼び/Kragma Warcaller]]、[[悪魔の皮の石化使い/Felhide Petrifier]]、[[蓋世の英雄、ネヘブ/Neheb, the Worthy]]、一時[[強化]]の[[Anaba Ancestor]]、ミノタウルスを直接[[戦場に出す|戦場に出せる]][[Didgeridoo]]、[[コスト減少カード|コストを減少する]][[憤怒売り/Ragemonger]]がある。 | + | [[部族カード]]は、[[ロード (俗称)|ロード]]の[[Anaba Spirit Crafter]]、[[怒血のシャーマン/Rageblood Shaman]]、[[クラグマの戦呼び/Kragma Warcaller]]、[[悪魔の皮の石化使い/Felhide Petrifier]]、[[蓋世の英雄、ネヘブ/Neheb, the Worthy]]、一時[[強化]]の[[Anaba Ancestor]]、ミノタウルスを直接[[戦場に出す|戦場に出せる]][[Didgeridoo]]、[[死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry]]、[[コスト減少カード|コストを減少する]][[憤怒売り/Ragemonger]]がある。 |
ミノタウルス・[[トークン]]を[[生成]]するカードに[[双角の連続襲撃/Flurry of Horns]]がある。 | ミノタウルス・[[トークン]]を[[生成]]するカードに[[双角の連続襲撃/Flurry of Horns]]がある。 | ||
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:アラーラのミノタウルスは[[ナヤ/Naya]]の峡谷や洞窟に潜んで暮らしている種族。[[断片/Shard]]がつながり合った時代ではナヤを離れ[[エスパー/Esper]]の地に赴いた者もおり、異国の地でも[[死の一撃のミノタウルス/Deadshot Minotaur#ストーリー|野性的な生き方を継続する者]]がいる一方で[[エーテリウム角の魔術師/Etherium-Horn Sorcerer|魔術の才能を開花させた者]]も。 | :アラーラのミノタウルスは[[ナヤ/Naya]]の峡谷や洞窟に潜んで暮らしている種族。[[断片/Shard]]がつながり合った時代ではナヤを離れ[[エスパー/Esper]]の地に赴いた者もおり、異国の地でも[[死の一撃のミノタウルス/Deadshot Minotaur#ストーリー|野性的な生き方を継続する者]]がいる一方で[[エーテリウム角の魔術師/Etherium-Horn Sorcerer|魔術の才能を開花させた者]]も。 | ||
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− | + | :何世紀も人々に知られていなかったミノタウルスの都市国家・[[スコフォス/Skophos]]には文明的なミノタウルスが暮らしているが、都市を囲う[[スコフォスの迷宮/Labyrinth of Skophos|巨大な迷宮]]やその[[スコフォスの迷宮守り/Skophos Maze-Warden|番人]]の存在から、現在でも調査は行き届いていない。 | |
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:一般的な次元のミノタウルスとは異なり、アモンケットのミノタウルスは牛の頭ではなく雄羊の頭を持つ({{Gatherer|id=431769}})。屈強な肉体を持ち、時に無謀とも言い換えられる勇敢さを誇る。戦闘を好み、特に不利な戦闘であるほどそれを楽しむ傾向にある。 | :一般的な次元のミノタウルスとは異なり、アモンケットのミノタウルスは牛の頭ではなく雄羊の頭を持つ({{Gatherer|id=431769}})。屈強な肉体を持ち、時に無謀とも言い換えられる勇敢さを誇る。戦闘を好み、特に不利な戦闘であるほどそれを楽しむ傾向にある。 |
2020年1月16日 (木) 17:25時点における版
ミノタウルス/Minotaurは、クリーチャー・タイプの1つ。筋肉質な肉体を持った牛頭人。
伝説のクリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 戦士(Warrior)
警戒
(1)(赤),(T):クリーチャー1体を対象とする。タールルームの勇士ターンガースは、自身のパワーに等しい点数のダメージをそれに与える。そのクリーチャーは、そのパワーに等しい点数のダメージをタールルームの勇士ターンガースに与える。
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) ウィザード(Wizard)
ボロスの反攻者にダメージが与えられるたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。ボロスの反攻者はそれに、その点数に等しい点数のダメージを与える。
(赤/白):ターン終了時まで、ボロスの反攻者は先制攻撃を得る。
初出はリミテッド・エディションのハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaur。ホームランドではテーマの一つとして大量のミノタウルスおよび部族カードが追加されたが、残念ながらその多くが強力とは言いがたいものであった。その後オデッセイのミノタウルスの探検者/Minotaur Explorer以降、新種の登場が途絶えていた時期があったが、ラヴニカ:ギルドの都でオルドルーンの猛士/Ordruun Commandoが登場し、その後のエキスパンションにもたびたび登場している。ギリシャ神話をモチーフとしたテーロス・ブロックにも数多く登場し、ホームランド以来となるロードなどの部族カードも追加された。
ゲームでの特徴
「山岳地帯に生息する亜人」というポジションであるため、赤や赤を含む多色のカードが多いが多色を含めればすべての色に存在する。ラヴニカへの回帰ブロックではボロス軍/Boros Legionに所属し赤白が多い。テーロス・ブロックおよびアモンケット・ブロックでは赤と黒に割り当てられている。
マナ・コストが3~5マナ、P/Tが2/2~4/4前後の中型クリーチャーが大半、能力は速攻か先制攻撃を持つものが多い。
- 「頑丈」というイメージのためか、パワーよりタフネスが高いものが(特に初期に)多い。ラヴニカ・ブロックで再登場して以降は「野蛮で粗暴」というイメージを強調した頭でっかちなミノタウルスも増えている。
- Ken Nagleによると、ミノタウルスは2/3以上であるという「ハールーン」のルールが存在するらしい[1]。
部族カードは、ロードのAnaba Spirit Crafter、怒血のシャーマン/Rageblood Shaman、クラグマの戦呼び/Kragma Warcaller、悪魔の皮の石化使い/Felhide Petrifier、蓋世の英雄、ネヘブ/Neheb, the Worthy、一時強化のAnaba Ancestor、ミノタウルスを直接戦場に出せるDidgeridoo、死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry、コストを減少する憤怒売り/Ragemongerがある。
ミノタウルス・トークンを生成するカードに双角の連続襲撃/Flurry of Hornsがある。
伝説のミノタウルスは統率者2019現在7体存在する(「伝説の(Legendary)・ミノタウルス(Minotaur)」でWHISPER検索)。
- 背景ストーリー上ミノタウルスであるプレインズウォーカー/Planeswalkerに、サンドルー/Sandruuとアングラス/Angrathがいる。
エピソード等
ミノタウルスとは、ギリシャ神話に登場するミノス王によって迷宮(ラビュリントス)に閉じ込められた牛頭の怪物のこと(→Wikipedia:ja:ミーノータウロス)。日本ではギリシャ語風に「ミノタウロス」と呼ばれることも多いが、マジックでは同じくギリシャ神話に登場するケンタウルスと共に、ラテン語風に訳すことになっている。
ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaurは、ルールブックに登場するなどある種マスコット的な扱いを受けており(一説によるとRichard Garfield博士のお気に入りだったとか)、そこからカルト的なミノタウルスファンが生まれたと言われる。
- また、そのためかクリーチャー・カード以外でもミノタウルスの姿が描かれたカードは多い[2][3][4]。Monkey Monkey Monkeyのイラスト左にも1体描かれている。
次元/Planeごとの特徴
- ドミナリア/Dominaria
- ハールーン/Hurloonやタールルーム/Talruumなどの地域に生息することが知られる。特に後者はターンガース/Tahngarthの故郷として有名。しかし、ファイレクシア/Phyrexiaのドミナリア侵略によってどちらもほぼ壊滅してしまったらしく、その生き残りがオタリア/Otaria大陸で観測される程度となっている(→ミノタウルスの探検者/Minotaur Explorer)。
- ウルグローサ/Ulgrotha
- Koskun Mountains(コスカン山脈)にアナーバ/Anaba族が棲む。プレインズウォーカー/Planeswalkerのサンドルー/Sandruuはアナーバ族のミノタウルスである。
- ラヴニカ/Ravnica
- 彼らのほとんどは文明社会の中で体力をもてあましており、ボロス軍/Boros Legionに入って合法的に暴れるか、さもなくばグルール一族/The Gruul Clansや門なし/Gatelessとなって非合法に暴れている。
- アラーラ/Alara
- アラーラのミノタウルスはナヤ/Nayaの峡谷や洞窟に潜んで暮らしている種族。断片/Shardがつながり合った時代ではナヤを離れエスパー/Esperの地に赴いた者もおり、異国の地でも野性的な生き方を継続する者がいる一方で魔術の才能を開花させた者も。
- テーロス/Theros
- テーロスにおけるミノタウルスは野卑で粗暴な蛮人として知られている。彼らは暴力と肉(人肉食をする)にしか興味が無く、他の人型種族を殺してない時は互いに殺しあっている。文明品や言語文化は存在せず、原始的な言葉しか持たない。アクロス/Akrosやフォベロス/Phoberosの高山の洞穴に住居を持ち、その中は獣や他の人型種族の骨が転がっている。沼地に頻繁に行くものはその隠れ家と毛を泥炭で黒く染めている。
- 何世紀も人々に知られていなかったミノタウルスの都市国家・スコフォス/Skophosには文明的なミノタウルスが暮らしているが、都市を囲う巨大な迷宮やその番人の存在から、現在でも調査は行き届いていない。
- アモンケット/Amonkhet
- 一般的な次元のミノタウルスとは異なり、アモンケットのミノタウルスは牛の頭ではなく雄羊の頭を持つ(イラスト)。屈強な肉体を持ち、時に無謀とも言い換えられる勇敢さを誇る。戦闘を好み、特に不利な戦闘であるほどそれを楽しむ傾向にある。
脚注
- ↑ Twelve Labors/十二の難題(Feature 2014年1月20日 Ken Nagle著)
- ↑ Sympathy for the Minotaur(Feature 2009年6月23日 Tom Jenkot著)
- ↑ Sympathy for the Minotaur, Part2(Feature 2010年4月26日 Tom Jenkot著)
- ↑ Sympathy for the Minotaur, Part3(Feature 2013年7月11日 Tom Jenkot著)