本文へ移動 ナビゲーションへ移動 検索へ移動

色の役割

提供: MTG Wiki

色の役割とは、マジックに存在する5つの色それぞれ割り当てられたゲーム上の特徴のこと。カラーパイ(Color Pie/Color Wheel)とも呼ばれる(厳密には異なる。後述)。

解説

[編集]

各色には設定された特徴を基にして得意とする機能と不得意とする機能が割り当てられている。これに沿ってカードはデザインされ、色ごとの違いが生まれている。

一方で、フレイバーなどを理由にして意図的にこの割り当てから外れたカードを作ることもある。カード単位やサイクル単位で作成することもあるが、次元の混乱ではエキスパンション全体で色の役割を崩している。

  • 開発部は「場合によって許容されうる色の役割からのはみ出し」を曲げ/Bend、「いかなる理由でも許されないほどの逸脱」を折れ/Breakと呼んでいる[1]。

機能の割り当ては不変ではなく、特に第8版やオンスロート以降とそれより前とでは大きく変更されている。それ以外の時期にも少しずつ役割の移動や変更は行われており、試行錯誤が繰り返されている。

色の役割はカードデザインの基礎を成す重要なものであり、開発部でもその取り扱いには注意を払う必要があると認識している。例えばMark Rosewaterはさまざまなコラムでそのことについて述べている[2][3]。デザイン・チームでは多忙な彼に質問が集中してしまうのを避けるため、それぞれの色を1人ずつが担当する色の協議会が発足された。

また、各色の特徴を表すのは機能の分担だけではない。その背景にはフレイバー的な思想・哲学の違いがある。公式記事などにおいて「カラーパイ」と呼ぶのは、これらフレイバー面も含めたその色らしさを指している。

開発部ではそれぞれの機能について、最も頻繁に低い稀少度で使う色を1種色/Primary、ある程度の頻度で使う色を2種色/Secondly、まれに使うことがある色を3種色/Tertiaryと分類している[4]。例えば、到達の1種色は緑、2種色は赤、3種色は白である。

色の役割・特徴のまとめ

[編集]
  • このまとめはあくまで現在の色の役割であって、過去の役割とは異なることが多い。また、例外も存在する。
  • カード・セット固有のテーマやサイクルの一環において、本来その色が得意でない機能を持つことがあるが、それらは基本的に無視する。(時のらせんブロックなど)

各機能を得意とする色

[編集]
  • 下記の表は、クリーチャーの能力なども含めた強さについては言及していない。
  • 順位に入っていない色はその機能をもつカードがほとんどない。
機能 1位 2位 3位 4位 5位 補足
クリーチャー除去 黒&白 赤 青 緑 白は条件付きや一時的追放が多い
赤は火力
青はバウンス、疑似除去、奪取
緑は格闘や飛行限定
アーティファクト除去 赤&緑 白 青 - 青はバウンス、奪取
緑と白はエンチャント除去兼用が多く汎用性が高い
エンチャント除去 白&緑 黒 青 - 青はバウンス、奪取
土地破壊 赤 緑&黒 青 白 青はバウンス、奪取
白はハルマゲドン/Armageddonや天秤/Balance
墓地からの回収 緑 黒 白 青&赤 黒はクリーチャー限定
青赤はインスタント・ソーサリー限定
白はアーティファクト、エンチャント、小型クリーチャー
ライフ回復 白&緑 黒 - - 黒はドレインによる回復
リセット 白 赤 青&黒 緑 白・赤は破壊または追放
黒はマイナス修整
青はバウンス
緑は対飛行限定
プレイヤーへダメージ 赤 黒 - - - 赤は火力
黒はドレイン・ライフロス
クリーチャーへダメージ 赤 黒 白 緑 - 白はレンジストライク
緑は対飛行限定、もしくは格闘や噛みつき
ドロー
ライブラリー操作
青 黒 緑 赤 白 黒は追加コスト(ライフや生け贄)を要求する
緑はクリーチャーに関連することが多い
赤はルーターか衝動的ドロー
白は対戦相手にもカードを引かせるグループ・ドローや装備品関連など限定的
対戦相手の手札への干渉 黒 青 白&赤 - 黒は数々の手札破壊
青は見るだけ
白は大規模リセットのついでや一時的追放によるマナコスト増加
赤はプレイヤーを問わないルーティング
呪文の妨害 青 白 緑&赤 - 青は数々の打ち消し
白は唱える行為への制限
緑と赤は極めて限られた場面の打ち消し
コントロール奪取 青 赤 黒 - - 赤はほぼクリーチャー限定かつ一時的
打ち消されない 緑&赤 青 - - 緑はクリーチャー
赤は呪文
マナ加速 緑 赤 黒 青 - 赤は一時的
青は用途が限定されたものが多い
タップ 白 青 - - - 白はほぼクリーチャー限定だが、カード数で青に勝る
青はオーラや麻痺カウンターなどによる複数ターンに渡るタップも多い
アンタップ 青 緑 白 赤 - 緑は土地かクリーチャー
赤はコントロール奪取時
クリーチャー 緑 赤 黒 白 青 マナレシオ(コスト対P/T比)による単純比較
大型クリーチャー 緑 赤 黒 青 白 デメリットも考慮した順位
小型クリーチャー 白 緑 赤 黒 青
P/T強化
(パンプアップ)
緑 白&赤 黒 - 赤はパワー偏重
白はタフネス・全体強化
接死 黒 緑 - - -
先制攻撃 白&赤 黒 - - 白と赤は二段攻撃も持つ
飛行 白&青 黒&赤 緑 緑は飛行を嫌う
赤はドラゴンやフェニックスなどに限られる
瞬速 青 白&黒&緑 赤
速攻 赤 黒&緑 - -
呪禁 青 緑 白 黒 - 白は自分以外や非クリーチャー、プレイヤーに与える
黒はクリーチャーが稀に持つことがある[5]
破壊不能 白 黒&緑 青&赤 黒・緑は再生の代用という面もある。神のようにサイクルとして全色が使いうる
絆魂 白&黒 - - -
到達 緑 赤 白 - -
トランプル 緑 赤 白&青&黒
警戒 白 青&緑 - - 青はアンタップの延長として持つようになった
威迫 黒&赤 - - -
護法 全色 白、青、緑はマナ、赤はライフ、黒はライフや手札をコストとして要求する

各色の得意とする機能

[編集]

白

[編集]

青

[編集]

黒

[編集]

赤

[編集]

緑

[編集]


公式特集ページ

[編集]

脚注

[編集]

参考

[編集]
色
単色 白 - 青 - 黒 - 赤 - 緑
多色
(金)
2色 友好色:白青 - 青黒 - 黒赤 - 赤緑 - 緑白
対抗色:白黒 - 青赤 - 黒緑 - 赤白 - 緑青
3色 弧(こ): 白青黒 - 青黒赤 - 黒赤緑 - 赤緑白 - 緑白青
楔(くさび):白黒緑 - 青赤白 - 黒緑青 - 赤白黒 - 緑青赤
4色 白青黒赤 - 青黒赤緑 - 黒赤緑白 - 赤緑白青 - 緑白青黒
5色 白青黒赤緑
アン・ゲーム専用 ピンク - 金 - 目の色
色の関係 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割
関連項目 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー