野生のワーム/Wild Wurm
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Wild Wurm / 野生のワーム (3)(赤)
クリーチャー — ワーム(Wurm)
クリーチャー — ワーム(Wurm)
野生のワームが戦場に出たとき、コインを1枚投げる。あなたがコイン投げに負けた場合、野生のワームをオーナーの手札に戻す。
5/44マナで5/4とそのまま戦場に出ればなかなかのコスト・パフォーマンスだが、戦場に出たときに1/2の確率で手札に戻ってしまうワーム。
これを活かすには早い段階で召喚したいが、序盤で4マナを無駄にするのはかなり痛い。1ターン丸々損することもあるだろう。しかも運が悪ければ、それが繰り返されてしまう。
当然のようにバウンスにも弱く、さらにトランプルや回避能力も無いため、構築で使われることはなかった。同じテンペストには、追加コストのデメリットがあるものの、4マナパワー5でさらに飛行を持つラースのドラゴン/Rathi Dragonがおり、そちらの方が使いやすい。
リミテッドにおいては4ターン目に出ればなかなか強力である。しかしダメージレースになっている場合には1度でも手札に戻ってしまうとそれが致命傷になりかねない。採用するかは好みの分かれるところであるが、テンペスト・ブロックでは強力な回避能力であるシャドーがあるためダメージレースが発生しやすかったり、強力なバウンス呪文である転覆/Capsizeがコモンにあったりと、このカードにとっては逆風となる要素が多い。
- 消費するマナで考えるなら、期待値は8マナ。戦場に出るターンで考えるなら、期待値は5ターン目。赤のシングルシンボルにおける5/4バニラの相場はおおよそ6マナ程度。ターンだけ見れば一応相場より早く出られることになるが、お得感はあまりない。もう1マナ安ければ、期待値が6マナ/4ターンとなって、構築でも戦力として十分検討の余地があったのだが。
- 伏魔殿/Pandemoniumとの併用は悪くない。5点ダメージを与えた後、それぞれ1/2の確率でダメージ再利用か5/4のクリーチャーが戦場に残る事になる。
- デッキのワイルドワームとは関係が無い。