荒廃の一掴み/Grip of Desolation
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下記にあるように過去の類似の呪文に比べてカードパワーは若干高め。インスタント・タイミングで使える土地破壊である点も優秀で、土地以外に対象を取らない一部の覚醒呪文に対応して唱えればその呪文を立ち消えさせることもできる。また、追放カードを2枚稼げるため昇華者とのシナジーも持っている。問題は6マナという重さゆえにデッキを選ぶ点か。
リミテッドでは無条件にクリーチャーを除去できてカード・アドバンテージも取れるインスタントとして単純に強力で、覚醒呪文との遭遇も多いのでより大きなボード・アドバンテージも十分狙える。構築でもミシュラランドや破壊不能などの除去耐性持ちを2枚も除去できる効果の高さは魅力。ただしいずれの場合でも重さが足を引っ張る面は否めないため、マナ加速などのサポートが欲しい。
- 過去の悪意ある一撃/Spiteful Blowに比べると同じマナ・コストでありながらカード・タイプがソーサリーからインスタントに、効果が破壊から追放になり大幅に強化されている。無色になったことによるシナジーの相違がわずかにあるが、単体では上位互換と言える。
- 色拘束の観点から上位互換ではないものの、類似効果の呪文である疫病の胞子/Plague Sporesや地獄の口の中/Into the Maw of Hellと比べても大分高性能。
- 損ない/Unmake+腐食の雨/Caustic Rainの抱き合わせと考えても、それらのマナ総量の合計よりも軽い。