荒廃のタイタン/Blight Titan
提供:MTG Wiki
Blight Titan / 荒廃のタイタン (4)(黒)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 巨人(Giant)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 巨人(Giant)
接死
荒廃のタイタンが戦場に出るか攻撃するたび、カード2枚を切削する。その後、培養Xを行う。Xは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードの枚数に等しい。(培養器(Incubator)トークン1つを、「(2):このアーティファクトを変身させる。」を持ち、+1/+1カウンターX個が置かれた状態で生成する。それは0/0のファイレクシアン(Phyrexian)・アーティファクト・クリーチャーに変身する。)
培養の数値は誘発した時点であなたの墓地にあるクリーチャー・カードと同数。これが搭載されるデッキは基本的にはクリーチャーを中心に、ビートダウンを主な勝ち筋としたものになる。100枚のハイランダーである統率者戦において小規模な切削は墓地利用と併用するにしても微妙な効果ではあるが無いよりはマシだし、他の切削手段で大量に墓地を肥やした後で出せれば大量の+1/+1カウンターが乗った培養器を生成してくれる。
難点はまず、これ自体が除去耐性をタフネスしか持たない点。対戦相手の数が多い多人数戦の性質もあって場持ちは今ひとつ。生成されるのも別途マナで変身させる必要があるバニラであり、サイズ自体は膨れやすいが単独で決め手とするには不安が残る。採用する場合は別途投げるなり、回避能力を付与するなりしてその高いパワーを直接叩きつける手段を用意しておきたい。大量の+1/+1カウンターを戦場に置ける点を活用するのもアリ。例としてはオゾリス/The Ozolithと組み合わせることで、後続のクリーチャーに大量のカウンターを譲渡できる。
- 6マナ6/6、接死、能力の誘発条件から、元ネタは基本セット2011のタイタン・サイクルだろう。色が同じ墓所のタイタン/Grave Titanとは盤面にクリーチャーを展開する能力というのも共通する。あちらはレガシーでリアニメイト先として採用されており、ややコンボデッキ向けの能力なのは気になるが、こちらも採用される可能性はあるか。