ファイレクシアの摂取者/Phyrexian Ingester
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Phyrexian Ingester / ファイレクシアの摂取者 (6)(青)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ビースト(Beast)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ビースト(Beast)
刻印 ― ファイレクシアの摂取者が戦場に出たとき、トークンでないクリーチャー1体を対象とし、それを追放してもよい。
ファイレクシアの摂取者は+X/+Yの修整を受ける。Xはその追放されたクリーチャー・カードのパワーであり、Yはそれのタフネスである。
ETB能力でトークンでないクリーチャーを追放し、そのクリーチャーのP/Tの分だけ強化されるクリーチャー。映し身人形/Duplicantの亜種と言える。
破壊不能を持つクリーチャーも対処可能であり、ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engineなどの死亡誘発能力も封じることができるため、除去として有用性が高い。除去した後はフィニッシャーにまでなってくれるため強力。ただし7マナと重く、映し身人形と違って色マナが必要なのが難点。
- 追放した時点で修整値が固定されるわけではなく、追放したカードのパワーとタフネスの値を常に参照し続ける。特性定義能力を持つものを追放すれば変動する可能性がある。また追放したカードが領域を移動してしまえば修整はなくなる。
- 自身も対象として適正なので、戦場に出たときに他の適正な対象がいなければ自身を対象に取る必要がある。ただし追放しないことを選んでよい。
- そのため精神隷属器/Mindslaverなどであなたがコントロールされているときには自滅させられてしまう。
- Xに加えてYまで用いる数少ないカードの一つ。
- 初のアーティファクトではない、刻印を持つカードの一つ。同じセットの排他の儀式/Exclusion Ritual、侵略の寄生虫/Invader Parasiteも同様のカードである。
- 歩く墓場、髑髏茨/Skullbriar, the Walking Graveとの相互作用についてイコリア:巨獣の棲処発売時の総合ルール更新で変更された。当初は種類別において+X/+Yカウンターは他のP/T修整効果より後に適用されていたため髑髏茨に幾つカウンターが置かれていようと+1/+1の修整しか受けなかったが、これらが同じ種類別にまとめられたことでファイレクシアの摂取者の修整値は髑髏茨の上に置かれたカウンターの効果に依存することになり、タイムスタンプに関係なく髑髏茨のカウンターの修整後の+X/+Yの修整を得られる[1]。
- 2021年6月のオラクル変更でクリーチャー・タイプにファイレクシアンが追加された。
[編集] 参考
- ↑ 『イコリア:巨獣の住処』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(Daily MTG 2020年4月13日)
- ファイレクシア/Phyrexia(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ファイレクシア陣営 - レア
- カード個別評価:統率者マスターズ - アンコモン
- カード個別評価:エターナルマスターズ - アンコモン