トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Edric, Spymaster of Trest / トレストの密偵長、エドリック (1)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ならず者(Rogue)

クリーチャー1体があなたの対戦相手の1人に戦闘ダメージを与えるたび、それのコントローラーはカードを1枚引いてもよい。

2/2

沿岸の海賊行為/Coastal Piracyに似た能力を持った伝説のエルフあなたクリーチャーだけではなく、他のプレイヤーがあなたの対戦相手戦闘ダメージ与えても、そのプレイヤーがカード引くことができる。

クリーチャーとしての基本性能は3マナ2/2と決して高くはないが、知恵の蛇/Ophidianから連綿と続く同種のクリーチャーの中では高性能な部類であるため、単体で使ってもさほど悪くない。エルフであるため部族支援が受けやすいのも利点。ただし誘発条件が戦闘ダメージ限定のため、ティム能力と組み合わせる等のコンボは成立しない点だけは注意。

ならば回避能力ならばファッティトランプルと組み合わせられるので、戦闘ダメージを与えていくのは比較的容易だろう。ドローが強制ではなく任意であり、引きすぎによるライブラリーアウトの危険がないのも小さいながら利点。

一方、あくまで手札にしか影響を及ぼさない能力であり、戦場が不利な状況だとあまり頼りにならない。青も緑も、戦場に直接介入するのを苦手とするであるため、この欠点が顕著になりがち。エターナルでは確実性の高い他のドローエンジンを優先したい。

このカードの真価は多人数戦、こと統率者戦統率者として使われた時に発揮される。多人数戦という環境柄、守備が手薄なプレイヤーを狙えば最序盤からでも能力を十分に機能させられる点のほか、「コスト支払える限り確実に唱えることができる」「除去されても再度唱えることができる」という統率者特有のルールも手伝い、エドリックに強く依存したデッキが容易に成立する。加えて他のプレイヤーも「あなたの対戦相手=あなた以外に戦闘ダメージを与えると利益が出る」と言う事で、他者への攻撃を誘う事もできる。ルールとの噛み合いによって強力になっており、緑青における特に有力な統率者として人気が高い。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

統率者の、対抗色2色の伝説のクリーチャーサイクル

[編集] ストーリー

エドリック/Edricは港町トレスト/Trestに居を構えるエルフの男性。トレストでは、誰もエドリックの密偵や思考の急使/Thought Courierや使い魔の網を逃れられない。キネスタの女帝ですら、岸辺で演習を行う際は、エドリックの意見を請う。世間が言うには、四世紀も前の若き日から、彼にはたった一つだけ手に入らない秘密が残っているそうだ。

コンスピラシー:王位争奪でトレストが次元/Planeフィオーラ/Fioraに存在する事が判明した。

[編集] 参考

QR Code.gif