アサーラック・コンボ
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アサーラック・コンボ(Acererak Combo)は、アーチリッチ、アサーラック/Acererak the Archlichによって任意の回数ダンジョン探索を行うコンボを搭載したコンボデッキ。もう一つのキーカードであるガイアの眼、グウェナ/Gwenna, Eyes of Gaeaが登場した、兄弟戦争以降のパイオニア環境に存在する。
[編集] 概要
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) ウィザード(Wizard)
アーチリッチ、アサーラックが戦場に出たとき、あなたが《魂を喰らう墓/Tomb of Annihilation》を踏破していない場合、アーチリッチ、アサーラックをオーナーの手札に戻し、ダンジョン探索をする。
アーチリッチ、アサーラックが攻撃するたび、各対戦相手につきそれぞれ、そのプレイヤーがクリーチャー1体を生け贄に捧げないかぎり、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid) スカウト(Scout)
(T):望む色の組み合わせのマナ2点を加える。このマナは、クリーチャー呪文を唱えるためか、クリーチャーやクリーチャー・カードの能力を起動するためにしか支払えない。
あなたがパワーが5以上であるクリーチャー呪文を唱えるたび、ガイアの眼、グウェナの上に+1/+1カウンター1個を置き、これをアンタップする。
あらかじめ戦場にガイアの眼、グウェナ/Gwenna, Eyes of Gaeaが出た状態で3マナのアーチリッチ、アサーラック/Acererak the Archlichを唱えると、アサーラックのパワーが5であることからグウェナがアンタップし、グウェナのマナ能力を起動して2マナを出せるようになる。魂を喰らう墓/Tomb of Annihilationを踏破していないとアサーラックは手札に戻り、ダンジョン探索をすることになるのだが、このとき
- 正直者のラトスタイン/Honest Rutsteinでアサーラックを唱えなおすのに必要なマナ・コストを1点減らす
- 眷者の神童、キナン/Kinnan, Bonder Prodigyでグウェナから出るマナを1点増やす
- アサーラックのETB解決前に、伝説のクリーチャーであるアサーラックをタップして伝説の秘宝/Relic of Legendsを起動しマナを1点出す
のどれかを満たすことでアサーラックが手札と戦場を任意の回数往復できるようになるため、ファンデルヴァーの失われた鉱山/Lost Mine of Phandelverを(ライブラリーが続く限り)周回して無限ドレインで勝利する。
コンボの早期成立を狙ってマナ・クリーチャーが大量に採用されており、またほとんどのコンボパーツがマナ総量3以下のクリーチャーであるため集合した中隊/Collected Companyも採用できる。さらにコンボパーツのうちラトスタインはETBで墓地からクリーチャーを拾えて、キナンは起動型能力によってアサーラックを直接ライブラリーから出せるといったように、コンボの成立を助けてくれるのもありがたい。
[編集] サンプルリスト
- 侵攻の伝令、ローナ/Rona, Herald of Invasionは起動型能力によってコンボパーツを探せるほか、伝説の秘宝/Relic of Legendsと正直者のラトスタイン/Honest Rutsteinがいればアーチリッチ、アサーラック/Acererak the Archlichの無限ループに入れる。
- マナ・クリーチャーや眷者の神童、キナン/Kinnan, Bonder Prodigyを経由して、偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierを高速で出すこともできる。アトラクサはETBでアドバンテージ稼ぎ・コンボパーツ集めが可能なのはもちろん、単純にビートダウン用の戦力としても強力である。