死の頂点、ネスロイ/Nethroi, Apex of Death
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伝説のクリーチャー — 猫(Cat) ナイトメア(Nightmare) ビースト(Beast)
変容(4)(緑/白)(黒)(黒)(あなたがこの呪文をこれの変容コストで唱えるなら、あなたがオーナーであり人間(Human)でないクリーチャー1体を対象とし、これをそれの上か下に置く。これらは、一番上のクリーチャーにその下にある能力すべてを加えたものに変容する。)
接死、絆魂
このクリーチャーが変容するたび、あなたの墓地から望む数のクリーチャー・カードを、パワーの合計が10以下になるように対象とし、それらを戦場に戻す。
インダサ/Indathaの頂点の怪物は変容することでクリーチャーの大量リアニメイトを行う伝説の猫・ナイトメア・ビースト。接死と絆魂という生命にまつわるキーワード能力を併せ持つスペックはまさに死の頂点といったところ。
やはり目玉はその変容誘発型能力。パワーの合計が10以下であればリアニメイトする枚数は問わないため、ファッティでも2体ほど、ウィニーならば2桁近くの大量リアニメイトを狙え、デッキタイプに左右されにくい柔軟な活躍が見込める。例によって墓地肥やし手段と併用し、最大限の効果を発揮させたい。魔女のかまど/Witch's Ovenを中核としたサクリファイス系デッキや茨の騎兵/Cavalier of Thornsなどを採用した墓地活用デッキであれば安定して活用していけるだろう。変容コストが7マナとサイクル中最も重いのが大きな難点だが、コストに見合った爆発力に加え、自身の絆魂によりライフレースの遅れをある程度カバーできるのはありがたい。また、これ自身は素出しし、別の変容カードで能力を誘発させることで重さをカバーする手もある。
「印刷されているパワーは低いが実際のパワーは高いクリーチャー」と併用すると爆発力をさらに高めることが可能。誓いを立てた騎士/Oathsworn Knightや鎖を解かれしもの、ポルクラノス/Polukranos, Unchainedなどはパワー0であるため、好きなだけ対象に含めることができる。
構築で使用する際は、7マナの捻出と墓地肥やしをいかに両立させられるかが肝となる。同時収録の髑髏の予言者/Skull Prophetは墓地肥やしとマナ加速を兼任してくれる上に色も合うため好相性。
リミテッドでは文句なしのボムレア。マナ・コストが重めであるため、他のサイクルと比べると水晶やマナ・クリーチャーのサポートが必要ではあるものの、サイクル共通の特徴として変容前提なら2色デッキで扱えるため、無理に3色デッキにする必要がない点も優秀。
[編集] ルール
- 特性定義能力で墓地にある間にパワーの値が変化するクリーチャー・カードを対象に選び、解決時にパワーの合計が10を超えていた場合、すべての対象が不正な対象とみなされ能力は解決されない。
- 常智のリエール/Rielle, the Everwiseなど、パワーを定義するのではなく±X/±Xの修整を与える能力は戦場以外では機能しない。それらのクリーチャー・カードのパワーはカードに印刷されている値である。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
イコリア:巨獣の棲処の頂点サイクル。楔3色の伝説のクリーチャーで、色に対応した3つのクリーチャー・タイプを有する。いずれも変容と、変容に関する能力を持つ。稀少度は神話レア。
- 猟の頂点、スナップダックス/Snapdax, Apex of the Hunt(赤白黒)
- 願いの頂点、イルーナ/Illuna, Apex of Wishes(緑青赤)
- 死の頂点、ネスロイ/Nethroi, Apex of Death(白黒緑)
- 雷の頂点、ヴァドロック/Vadrok, Apex of Thunder(青赤白)
- 永遠の頂点、ブロコス/Brokkos, Apex of Forever(黒緑青)
ストーリー上は、いずれもイコリア/Ikoriaの各トライオーム/Triomeに君臨する「頂点の怪物」である。
クリーチャー・タイプの表記順は慣例とは異なり、各マナ・シンボルに対応するクリーチャー・タイプがその並び順に表記されている(Blogatog)。
[編集] ストーリー
ネスロイ/Nethroiはインダサ/Indathaの頂点の怪物。死体を蘇らせる力を持ち、肉体のみならず魂までも喰らうという。
詳細はネスロイ/Nethroiを参照。
[編集] ゴジラシリーズ・カード
ゴジラシリーズ・カード版は植獣形態、ビオランテ/Biollante, Plant Beast Form(イラスト)。
- ビオランテは平成ゴジラシリーズ(vsシリーズ)最初の作品「ゴジラvsビオランテ」に登場する怪獣。カード化されたイラストは、一度ゴジラに敗れた後に再び登場した第二形態。