重厚な世界踏破車/Lumbering Worldwagon

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Lumbering Worldwagon / 重厚な世界踏破車 (2)(緑)
アーティファクト — 機体(Vehicle)

この機体(Vehicle)のパワーはあなたがコントロールしている土地の数に等しい。
この機体が戦場に出るか攻撃するたび、「あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
搭乗4

*/4

ゼンディカーの具現/Zendikar Incarnateのように、パワーのみが自分の土地の数により決定する機体

戦場に出る攻撃ごとに不屈の自然/Rampant Growth相当のマナ加速も行う。当然これにより戦場に出した土地もパワーの底上げをする訳で、誘発のタイミングの都合上、最初の攻撃の時点で2回分のマナ加速を行うので打点も高くなりやすい。ソーサリー・タイミング除去を透かせる機体ならではの長所も、特に全体除去を扱うコントロールデッキに対して有効に働く。

一方、これ自身は回避能力を持たないので単なる頭でっかちファッティになりがち。タフネスが増えないため攻撃誘発型能力を利用出来る頃には相討ちになるブロッカーを構えられていても不自然はない。搭乗に必要なパワーが結構大きく、思ったように対戦相手ライフを削れない状況が発生しやすいのも短所。構築で採用するのであれば投げる手段と併用して勝利に直結するようなコンボに仕込んでおいたり、除去を組み合わせてブロッカーを排除しておいたり、単にアタッカーとして殴りながらも1枚で2回使えるマナ加速を活用するなど、用途と活用手段はしっかりと決めておきたいところ。サーチできるのは基本土地だけだが、前述の通り何度もマナ加速に繋ぐのはやや難しいことも鑑みると、引くリスクも考慮して5~7枚程度入れておけば安定して利用できるだろう。登場直後の時点では主にランプ気質のデッキに採用されているのが確認できる。

リミテッドでは極めて優秀なボムレア。放置できないカードとして相手に不利なブロックや除去・コンバットトリックの消費を強要しつつ1・2マナ程度の加速をコンスタントに期待できる、ということで3ターン目に着地させ4ターン目に走らせるだけで大きな有利を取れる。搭乗コストも砂丘の危険/Hazard of the Dunesや複数の小型クリーチャーで賄える範疇であり、ETBの土地加速でこれらを出しやすくなることもあいまって容易に支払える。着地が遅れた場合でも土地加速つきファッティというだけで強力であり、偉大なる賜物/Bestow Greatnessを構えるマナが確保できている状況ならむしろフィニッシャーとしてより直接勝利に貢献しうる。が強い環境かつタッチのマナ基盤を整えるのにも役立つため、ブースター・ドラフトでこれに出会えた際はノータイムでピックしてよい。

参考

QR Code.gif